Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

わたしのぷら散歩

金もないし仕事も休みで家族もいないんだけど、

時間だけはすごくあるため、ものすごく久しぶりに街をプラプラしてみる。

 

滞在中のマンションから札幌の大通りは徒歩圏内なので、散歩がてら大通り公園をプラプラして、無印で混ぜご飯の素を買ったり、

ネットで見てたシーツの手触りを確かめたり、イデーとのコラボ?商品のアートなんかを手に取ってみたり、アンティークのお店をちらっと覗いたりして、

疲れたら地下街のどこかでパンを2、3個購入して家に戻る。

 

そうこうしてたら独身の時の自分の生活をじわじわと思い出してきた。そうそう、こんな感じだったよ。そりゃ目も肥えるわ。

 

そう、目が肥える。だって好きなものを吟味する時間があるんだもの。

雑貨屋に入るものなら、子どもたちが何を触るか緊迫した状態で監視して、すぐさま禁止指示を出さないとならないってこともないし、服だって試着したけりゃ好きなだけ試せるし。

やっぱファッションもインテリアも、ネットショッピングだけでは感覚が磨かれないわね…としみじみ感じた。

 

そして街プラして気付く。

接客してくれるみなさんが、すでにほとんど歳下になっているということに。

結婚して地元に戻ってきた30歳頃には、たしかに街プラして接客してくれる人は同年代からやや上くらいだったけれども、

そうだよね、わたしもうすぐ38歳なんだからそうよね、という感じです。年下の人に年配者として接客されるのも悪くないですね。新鮮です。

 

北海道の大学生のときはお買い物といえば札幌という感じだったので、よくいろんなお店に行った気もするけど、そもそももう20年くらいも前の話だし、着る物もずいぶん変わった。

 

実際手にとってみて、あ、今の私ってこういう服のことを素敵って思ったり、こういう服を着たいって思うんだな、などと色々と気づきがありました。

 

そしていまの流行なのか、もうそんな垣根は今後もなくなるのか知らないけど、服のサイズやデザインが男、女って感じでバチっと分かれていなくて、

私みたいな大柄な女が違和感なく着られるメンズの服?ん?これレディース?みたいな服がたくさん増えてて大変良い。

 

UNIQLOコラボで話題になったマメクロゴウチ、

最近大豆田とわ子と3人の元夫をネトフリで2周したんですけど、1話目で松たか子が着てたドレスと、お母さんの遺骨入れてたリュックサックすごく素敵で、へえ〜マメクロゴウチのお洋服って素敵〜!!って感じでネットで見てたけど、実際に手に取って見れたのも良かった。上質ですばらしく素敵だったが、大柄の私にとっては程遠いだいたい9号サイズでしたね。

 

まあもう独身貴族じゃないので、もちろんそんなお金ないから買えないことは前提として、

大好きだったファッションから物理的に離れて久しいけど、自分の好きなものを再認識できる機会になって楽しかったな。わたし、洋服見たり着たりするの好きです!楽しい!!

 

家族に会えなくて寂しい。みんなに会いたい。

ひとりで暇に公園や街をプラプラしててもつまらないけど、まあそれ言ってもどうしようもないので、とりあえず老後の予行練習として、もう少し楽しく過ごしてみよう、という心境です。

 

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初めてウーバーイーツ頼んでみた。経験を積んでいます。

 

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ママ友おすすめの、さえらのサンドイッチ。

 

コーヒーセンチメンタル

夫は朝起きたらすぐにコーヒーを入れる。

町外れにある自家焙煎のお店で買った豆を、独身時代にわたしが購入したみるっこで引いて、ハリオ?カリタ?のドリッパーで、自分とわたしの2人分。

 

性格的に細かくて凝り性なので、しっかり入れ方を独学で調べて学び、練習を繰り返したので夫の入れてくれるコーヒーは喫茶店で飲むやつみたいに美味しい。

 

きっちり入れて、はい、と言いながらわたしのお気に入りのコーヒーカップ(シノタケダさんのホームページから直接注文してブルックリンから空輸されてきたやつ、死んだら棺桶に入れてくれと頼んである)に注いで渡してくれる。

 

私が寝坊した時は、保温の水筒に私の分が入れてあり、目も開かない不細工な顔で起きていくと水筒にコーヒーあるよ、と教えてくれるのだ。

 

 

夫の朝ごはんはいつもだいたい同じ。

長年叔母さんが差し入れしてくれる、お店の見た目も内装も、シンプルで地味なパン屋さんの、謎めく美味しさのトーストを1枚冷凍庫から出して、グリルのトースターモードで焼いて、時々四つ葉の発酵バターを少しつけたり、基本的にはメープルシロップを少しつけたものが朝食に食べている。

 

だいたいケータイかパソコンで1日のニュースを見たり、天気をチェックしたり、自分の予定や週末の予定を確認したりして、

子どものことはほぼノータッチでのんびりしている朝ごはんの時間。

 

 

そんなことを、駅地下街にある喫茶店でワッフルをもそもそ食べながら思い出していた今日の昼下がりです。

 

本日は病院の受診日でした。

健診後の予定ももちろんないし、夜ご飯のお弁当でも買って帰ろうと駅まで出て、歩いて疲れたので通りがかりの喫茶店にはいり、ぬるくていつ淹れたのかな?という味のコーヒーを飲みながら、ふと思ったのでした。

 

毎朝毎朝、あんな美味しいコーヒー飲めるのなんて幸せよね…とすすりながら、唐突に夫に会いたくなり、くすん…とか思ってるときに、病院どうでした?とかいって電話をくれたので嬉しかった。

 

子どもたちに会えなくて寂しくて心配なのは想像の範疇だったけど、H氏に会えなくてこんなに寂しいのは予想外だった。

 

ずっとひとりでも平気とか思ってたけど、けっこう私が思ってる以上に夫のこと頼りにしてて、支えにしてたんだな、としみじみ思う。

 

仕事が終わったら子どもたちを保育園と児童館に迎えに行って、帰宅してご飯を作って明日の準備と寝る準備。

 

寝る前に絵本を読んで、就寝。

 

いつもは私がやってることだけど、けっこう毎日忙しいし大変だから、ほんとに頑張ってこなしてると思う。まあいつも私がやってることですけど。何度でも言うけど。いつもは私がやっています。

 

私にできることなんてH氏もできるよな。そりゃそうだ。

 

というわけで、本日も暇でしたが予定通り病院は受診して、ダラダラと過ごしてました。おやすみなさい。家族に会いたい。

 

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夫のことを恋しく思いながらいただいたメニュー。

 

 

 

 

たらたら暮らしの家事スキル

一人暮らしチャレンジ2日目。暇です。

 

夜10時になる前に寝るため、6時前には目が覚める。

 

朝から誰の朝食も用意しなくていいし、仕事の準備も子どもたちの登校、登園準備もしなくていいのですることがない。しかたなしにトイレに行って、あとはゴロゴロとスマホを小一時間いじる。

 

結婚前って、一人暮らしのときって、休みの日どうしてたんだっけ…何してたんだっけ…と思い出そうとしてみたけど、

そもそもめちゃんこ働いていたので、休日はただひたすら日頃の疲労を癒すためにとにかく遅くまで寝ていた。

 

あとは溜まった洗濯や掃除や買い出し…

 

 

今のようにコロナでもないし妊婦でもないし産休中でもないので比較できないですよね、とまたゴロゴロする。

 

 

昔と比較すると家事のスピードも早くなった。

家の掃除って何からすればいいのか分かるようになったし、何をどうすれば片付くのか、今は分かる。

 

私はもともともっとズボラで、だらしなくて、適当で、部屋も汚かったはずなのに、ある程度までは、ちゃんと整えられるようになったんだな、と1人で1人分の洗濯物を畳みながら思った。

 

夫と結婚して8年、主婦になって8年だけど、8年の間でそれなりに経験つめたんですね。

 

 

さて、そろそろ寝るか。

今日は友だちが家に遊びに来てくれたので、近所のスープカレー屋さんに行きました。

 

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寂しさもまぎれて、お土産のドーナツももらって嬉しかったな。

おやすみなさい。

暇と退屈

暇で退屈なので、前々から読んでみたかった暇と退屈の倫理学を読み始めました。

 

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そのために本屋まで散歩にでかけて、ついでに夕飯のお惣菜も購入して帰宅。

 

掃除も洗濯も朝のうちに終わってるし、

別にすることもないので、4時に風呂に入り、ストレンジャーシングス を吹き替えで観ながら6時前には夕飯を食べ終えて、8時になったら家族とテレビ電話で夫が息子たちにオオカミと7匹のこやぎを読み聞かせているのを聞いて、また明日ねと言って通信を切った。

夫と息子たちに会いたすぎて震えはしないけど、涙はでる。ホロリと、ふいに。

 

大きくなった腹に手を当てて、まあひとりじゃないけどさ、まだ君はお話ししたりしないから、などとテレパシーを送ってみたりして。

 

明日は早朝からやってるカフェにでも行ってみようかな。行っても家にいるのと変わらずに、ただお茶飲んで、本読んだりするだけなんだけどさ。

 

 

さて、それではおやすみなさい。妊娠のせいか、それとも生活の変化のせいか、眠りも浅いんですわ。

 

 

 

さよならカレー

出産まで一人暮らしで、仕事もなく家族もおらず、やることもないのでブログを夜な夜な更新します。

 

こちらの友だちもみーんな働いてるしね、当然のことながら…土日はなにかと忙しく過ごしていることでしょう。くすん。

 

今日はこちらに送ってくれた夫が自宅に戻ってしまった。寂しくて涙が出たがしかたない。

夫は心配だけど、とにかく1人で頑張りなさいね、また手術のとき来るからね、的なことを言って片道4時間かけて家に帰っていきました。

彼と離れて涙したのは人生で3度目。

 

1回目は18歳の頃、彼が浪人していた下宿に数日遊びに行って帰りのバスに乗る時、

 

2回目は長男出産の時、面会に来た彼が家に帰るため待っていた病棟のエレベーター前で、

 

3度目は本日、ランチに札幌円山の人気カレー店円山教授。でカレーを食べて、滞在先のマンションの前に送って別れる時…

 

いつもすこし困ったような顔で、同じような反応の彼…。

 

 

夫が自宅に戻る道中、

ツルハで買ってもらった掃除用品でせっせと滞在先マンションの水回りをきれいにしたら疲れて2時間昼寝をした。

いつも長男が学校から帰宅する足音に耳をそばだてて眠る短い昼寝とは違って、時間の制限はないのにつまらない。

 

夕方のそのそ起きて、近所の散策をするために散歩に出た。

最寄駅の場所チェック、スーパーのチェック、テイクアウトのお店のチェック、コーヒーショップの場所チェック、

1人の時間てこんなんだっけ。

 

1人ってこんなに自由だっけ。

 

こんなに何にもすることないんだっけ…

 

ぼんやり散歩しながら、1人の時には考えなかったような1人の時間について思った。

 

わたしはこの時間を、また20代のときのように謳歌する日が来るんだろうか…

 

 

 

夜も特にすることはないし、妊娠後期の身体で1人で遠出もできないし、ワクチンは2回打ったけど、人混みに行くのも嫌なので、近くのオーガニックハーブや石鹸を扱うお店でバスソルトを2つ買った。

 

夜はこれを入れた風呂にはいって、あしたの朝は最寄りのカフェまで歩いてコーヒーでもテイクアウトして公園にでも行くか。

 

気持ちが落ち込まないように、気分転換しながら過ごそう。

 

 

 

これは札幌円山 円山教授。のシーフードの煮込みカレー。

いままで食べたシーフードカレーで1番美味しかった…

奥は夫の野菜とパークのカレー1500円くらい。こちらも美味でした。また行きたい。

 

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久しぶり更新

ものすごく久しぶりにブログ書いてます。みなさん、こんばんは、お元気でしたか。私です。

 

実はブログ書いてない期間、ちょっとあんまり元気ではありませんでした。

しかしながら今は元気です。元気になったのでブログを書いているというか。もう元気。

 

振り返ることなんて大してないんだけど、振り返ってみるなら2月に3子目の妊娠が分かり、それが仕事の超絶忙しい時期と重なって、

妊娠初期の残業に次ぐ残業、ついでの休日出勤、つわり、体調不良、人事異動、活動報告、新規事業立ち上げ準備、残業、休日、体調不良、最悪、仕事やめたい、こんなの無理、妊婦で身体がめちゃくちゃしんどい、みたいな日常を過ごしている中、

妊娠中期に入ってすぐ受けた胎児スクリーニング検査で、お腹の子の大きなレアめの心奇形が発見されて、

下ろすおろさないの葛藤、障害児、医療ケア児、難病児が生まれてくることへの不安や悲しみなどなどで涙することも多くて、

たくさん悩んだのちに産むことを決断したらしたで片道4時間の距離を超えて大学病院や子どもセンター病院の受診、地元での受診など、大変多忙な日々を過ごしてました。かなりお金が出て行った…。

 

そんな中、急にわたしが未だかつてないほど激しく体調を崩して心身ともに限界ってところまで落ち込んだりもして、

なんとかいまは普通に生活できるほどまで回復し、出産まであと3週間の予定ってところにやっと来てます。

そして出産は生まれてくる子どものために地元ってか家族の元を離れて臨むことになり、そのための事前準備で今日から一人暮らしです。とほほ。

 

 

人生何があるかほんとーーーに分からない。

思わぬことが自分にも起きる。びっくりすることが起きるまで、心から普通にボケっとのほほんとしてるだけで、誰にも分からないですね。

 

今回、家族と離れて生活することや、息子2人と離れ離れで生まれてくる赤ちゃんの付き添いを長い期間することになること、この先も生まれてくる赤ちゃんの命と常に向き合う生活が続くことなどについて、

思いがけず夫とよく話し合った。彼も不安そうだ。そりゃそうだよね。誰だって不安よね。

今まで私たちが大切にしてきたものを、この先も同じ容量で大切にし続けられるのか、そりゃ不安だろう。不安だけども仕方ない。不安です、と声に出しながらやっていくしかないんだし。

 

あともうすこししたら、我が家の病弱なニューフェイスが産まれてくる。

 

まだ想像もつかないけど、いつだって先のことは予想つかないわけだし、自分があとで後悔しないように、不安だけども悲しくない、辛いけれども不幸ではないほうに、なんとか嗅ぎ分けて歩いていけるといい。

 

 

こおり日和

本日は気温が久しぶりにプラスを超えてきて、めちゃくちゃいいお天気でした。

 

コロナ禍で外出もなかなかできぬ中、久しぶりのお出かけ。

 

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毎年恒例のスワンへの給餌(イベント化)

ポップコーンは1人1つ限定で売店で200円です。

 

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砂湯は湖の砂掘ると温泉湧いてる走るなので氷が溶けているのです。

 

奥の方に行くと温泉湧いてないのでガチンガチンに凍ってる。

勝手に浅瀬を横断する息子たち。

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わたしの写真がショボすぎて情けないんだけど、とにかく美しかったです。

 

昔々からアイヌの人々はこの氷の割れ目を、大きなカムイの通り道として大切にしてきたそうで。

 

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冬もいいけど春よ来い。

帰宅して疲れたし、なんか新しい服欲しいと検索してました。

 

 

ところで遅ればせながら麒麟がくるを見始めた。

めちゃくちゃ面白いし、大河ドラマ見ると日常にメリハリ出ていいですね。

 

にわか幕末ファンの端くれとして、一万円札のひとのやつも頑張って見ます。