Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

2022→2023

明けましておめでとうございます、お久しぶりの更新、私です。

 

あぁ、12月も1月もそして2月の節分も終了したのに明けましてなんてご挨拶していいのでしょうか。まぁいいか、わたしのブログですので。明けましておめでとうございます。

 

忙しい日々を過ごしていました。やっぱ子どもが増えるってほんと大変が増えるってことで忙しいですね。

なんつーかツイッターちょいちょい見たりする時間しかない。まとまった時間がマジでない、という感じですが、順調に体重は増えています。私も、そして娘もです。

 

今年は娘の最後となるかもしれない手術の予定で、それにむけてなんとな〜〜〜く意識が向いてるって感じの始まりですが、

そろそろ本気で予定がたってきました。雪解けとともに北海道は活動的になるんですよ。冬はほんと、みんなできるだけなんもしたくないのです。天気が予測つかないし・・

 

手術が無事うまくいくいって、娘の在宅酸素がはずれて、まぁ普通に見える程度にまで生活できるようになったら、次は私の職場復帰かぁ。

 

休みすぎてて何もかも忘れたんじゃないんだろうね、私。もう何も分からないかもしれない。芸能人の名前もわからないし、最新の医学情報分からない。ツイッターしか見てないし・・

 

とりあえず不安すぎるから近づいたらエクセルのユーチューブでも見て、グラフつくったり線整えたりできるようになりたいです。きりり。

 

今年はですね、私ちょっとストレスの発散のために金銭感覚ぶっとんでしまってて、仕事休んでて給料もないくせに手当て全部ぶっこむ勢いで散財してたんですわ、夫には内緒ですけど。内緒ってゆうかただ言ってないだけですけども。

 

そんでそろそろまじでへそくり貯金も少しずつなくなってきたし、お金も自分も心配なので、今年の目標は「服買わないチャレンジ2023」ってことにしたんですよ。

 

わたし何年も年間のスローガン立てましてね、今年はやはり人生で一度もやったことない「服買わない」にチャレンジしてみようかと。

 

これは禁煙みたいなものです。

 

喫煙者だった頃はタバコ吸ってるのがあたりまえで、休み時間といったらタバコ吸うことにしか意識むいてなかったけども、

今はそれが服を検索する時間になってるみたいなところがあったので、これじゃいかんと。このアディクションをどうにかせんとならんと。

 

なんかご褒美→服買っちゃお〜、あ〜つかれた→服かっちゃお〜、誕生日→いえーい服買う〜、みたいな感じでね、別に欲しくもないのに検索する時間は文字通り時間泥棒ですよ。

モモも読み返したけどなんの効果もなかった。

 

ということで、服を買わないということを続けたらどんな変化が起こるのか知りたくて今年はこれが目標です。

夫は「いい目標だね」と褒めてくれた。そして「俺は全然いける、まったく苦じゃない」と言いながら、昨日は病院の受診に冬のセールで購入したらしいおニューの爽やかなロンTを着ていた彼。

 

服買わないとつまんないんだよ、やっぱりトキメキなんだよな、新しい服ってさ、と思いながら一年がんばろうと思います。他のものでね、なんか、トキメキを感じたい。

 

 

あと他は毎日育児に心底疲れているただの中年主婦なのでブログに書くことはない。とほほ。

 

 

ほんと育休中の私は毎日毎日家にいて、7日間のうち家の敷地内から出ないこともザラにあるし、30日のうち部屋着のままでいることも10日くらいある。子ども3人のとめどない要望にこたえ、掃除とご飯のことしか考えてないし、日々自分が削られている思いです。

毎日わたしという優しさの塊を、食べ尽くしていく子どもたち・・・・

子どもたちに食べ尽くされ、骨皮すね子ですわ。しかし脂肪は取れない。

 

まぁ愚痴ってないで筋トレでもすればいいんですけどね。ツイッターみちゃうんだよな、あいた時間に。

 

ということで今年もよろしくお願いいたします。みなさまも良い一年になりますように。

 

 

ただの疲れた夜

あぁ、みじめな気分。こんなときはスクワットでもして負の気分をぶっとばしたいんだけど、スクワットする気力さえ残ってない。

 

うぅぅ、疲労困憊、夏休みの終了はあと少し・・私です。

 

6歳の年長児と7歳の2年生と絶賛母後追い期の0歳の相手で打ちひしがれております

 

あんね、私の優しさは有限なんすわ、この夏休みで明らかとなった。心から一人になりたい。

 

まぁそんなこと言ったって現状コロナも怖いし用事もないのに幼稚園や学童にいかせたりはなかなか勇気が出なくて毎日ワンオペ夏休み中です。疲労度で言ったら100万円もらっても足りない。ほしい。夏休み手当て100万円がほしい!!!!!!!

 

疲れてはいるけど子どもたちはかわいい。それとこれは別の話なんだけども、かわいいからといって疲れないということはない。かわいくても心底疲れる。疲れてる。疲れてるんですバッキャロー

 

余裕がなくて夫にも優しくできない。普段はイラつかないことも奥歯がメキメキ言うくらい食いしばるほど腹が立つ。憎しみがみぞおちから沸くのを感じる。パワーといえばまぁそうなんだけど、一人でたのしくやりやがって、こっちは毎日自分のうんこも満足にでいないくらいなんだっつーの一人でゆっくりトイレに入るなんてなんて奴、ゆっくり魚の骨ほじるなんってなんて奴、野球見るなんてなんて奴!みたいな感じっすわ。

夫も嫌がってあまり話しかけてこない。当然です。しかしそれも腹が立つ。

 

 

しかし夏休みに入る日に私は決心したのだった。

「これから夏休み大変だよねぇ〜」「毎日なにしよぉ〜」「早く学校はじまってほしい」

「いま夏休み中だから毎日ごはん大変だよ〜」などという子ども夏休みあるある母のぼやきについて、「そういうの聞くとおうちにいちゃダメなのかなって思うから言わないでほしい」と言った次男。

 

ほんとその通りだよ、きみぃ!!!!!

きみの言うこと正解!せいかいっ!!!

自分が子どもだったらたしかに嫌だろう。

「わかった、お母さんもう2度と言わないから。最高の夏休みにしようね」と誓ってから早3週間。

 

母は疲労でミイラ化してるけど、「早く夏休み終わってほしい」という禁止ワードは今のところ我慢してます。それだけで私も100点だから100万円の1%使ってよし。

 

 

ということで夏休みに疲れてる、というだけの内容でした。つかれた。おやすみなさい。

 

夜のグレイトフルデッド

えーと、こんばんわ、私です。

 

本日は夫も、息子も、息子も、娘も、寝ているため、私だけがこの家でひとり起きていることになる・・・!!自由!!自由!!という気分でグレイトフルデッドを聴きながらブログ更新しております。

 

心疾患児の続き更新しようと思ってるんだけど、なんか気分のらなくて放置したままです、気が向いたときに今度更新しようと思っているしだいでございます。

記憶が遠のいていてめんどく・・・的な感じになっている。

だってもうけっこう忘れてるんだもの。前なんですもの。辛い記憶は忘れたい。できるかぎり時間により記憶が薄まってほしい派です。

 

そう思えば、帝王切開が死ぬほどつらくてお腹がやぶれるかと思った、てゆーか人工的にやぶってるんだけども、ということについてはすでに書いたので、

あとは術後の娘の入院の様子と、まぁ在宅酸素の管理のことについてかしら。

まぁ管理ってゆってもさ、特記すべきことはかぶりのタイプのお洋服が超絶着せにくい、めっちゃ鼻カニューレがずれます、というあたりのことしか書けないんですけどね。

あと障害の支援についてどんな状況であれ親の年収制限関係ねーだろどう考えても、ということについてはサラリとでも書いておきたい。

 

まぁそこはそうとして、娘は尿路感染症で入院して抗生剤の点滴したり、その後も手術後の評価するためカテーテル検査入院してましたが、まるっととりあえずうまく治り、9ヶ月にまで成長してます。離乳食もすずめ程度しか食べずに不安になってたけど、カラスくらいの量は食べるようになっている模様。体重増加も順調でございます。よかったねぇ。

 

すごいヨッ!おめでとう!ヨッ!かわいいよ!!世界一ッ!!という様子。

 

 

そうしてそろそろ夜泣きもまぁ落ち着いてはないけど、頻回に起こされる回数は少し減ってきたし、余裕もでてきたので、最近はもっぱらユーチューブ見ながら筋トレしたり脂質制限の食事を食べたり食事を記録するアプリを利用し出したりしてダイエットをしております。

 

この前うちの庭で息子のお友達をよんで流しそうめんしたんだけど、ママ友からそのときのムービー送られてきたから見たら、そうめんを上から流す役のTシャツ短パンのロン毛のおじさんいるね?と思った人、なんと私だったんですよ。

めっちゃでかい。肩幅がやばい。古着のぴったり気味のラグランTシャツ着てたの引いてもすごい胸板と肩幅。えっ、うそ、これあたし?うそ?と思ってグインと拡大したけど間違いなく自分であった。

 

それでショックを受けて、ダイエットに励んでるわけです。

私のやる気のスイッチはだいたいにして負の感情だわ。振られたり、悲しんだり、むかついたり、情けなかったり。みんなそうですか?褒められたら調子にのって現状に甘えるタイプ。それで何度も痛い目みてる。

 

まぁとりあえず楽しく1ヶ月くらい取り組んでるけど、低脂質で高タンパクの食事ってことはだいたいにして子どもたちと別メニューになるって感じなので、子どもも3人もいるしね、ご飯の準備がんばるとかそんなことできるわけがないんでね、オイシックスがあるだろオイシックスが、コープのミールキットがあるだろ、ミールキットが!という感じで、楽をしながらやっております。

オイシックスやミールキットはほんとおいしいし簡単だし意外と安いしいいことずくし。みなさん、おすすめです。揚げ豆腐野菜あんかけなんて字面みただけで作るの嫌になるけど、ミールキットはかーんたん!!10分です!冷蔵庫から材料だして残った野菜をしぶしぶラップに包んだりしまったりしてる間にできちゃうよ!

 

もう10月で39歳なので、気持ちと尻上げていきたいですね!そして体脂肪とコレステロール値はさげていきたいですね!

 

全然関係ないけど、流しそうめんした夏の暑い日、ママ友4人と脱毛の話になり、

今年こそはVIO脱毛したいと言っていた近所のママ友に、すでにVIOほぼツルツル気味のママ友が「でも旦那さんの意見は聞かなくていいの?」と尋ねて、私たちは「なんで自分の陰毛なくすのに旦那の許可が必要なのさ、全然いらないよ、脱毛は自分のためのものだし、陰毛は自分の体だし、かりにあの人が陰毛大好きだから脱毛しないでくれよって言われたとしてもしたかったらするね!!」ということで一致し、私はこの近所のママ友とこういう感覚が合うから仲良く続いてるんだよな、と思ったりした。

 

そしてうちの夫がもし陰毛ツルツルにVIO脱毛したとしても、

わたしは「えっ、ウン、な、なんかそれもいいね、ウン、いいじゃん・・・?ちょっともっと見せて?ほら・・」という感じになるだろうし、今のままでも「うん、そのままのあなた、私はまったく何も困ってないよ?ほらもっと見せてくれる?」という感じなので、夫もきっとそう思ってくれるであろう。

 

いきなり何って楽天セールでホーム脱毛機(VIO対応)28000円を買おうかどうか迷ってるけど、育休中につきボーナスないので、来年にもちこそうと思った、という話です。

 

若い時は夏って無条件に大好きで毎年夏のために他の季節を過ごしてるって感じだったけど、中年になってくると暑さがこたえるのね。

先日はほんとうに大きく悲しいことがあったけど、もう戻ってこないわけだし、じぶんで楽しいこと考えてやりすごしていきたいですな。さて、おやすみなさい。

 

 

心疾患児の親になった健忘録①(胎児診断について)

ペイフォワード、という言葉、聞いたことあるでしょうか?そう、有名な映画のタイトルのやつです。

 

誰からか受け取った恩とか親切をうけとったら、それを受け取った自分もまた誰かに渡し、どんどん親切やいいことがつながっていく的な、そういう話ですが。

私けっこうこの映画みたとき深く心に刻まれましてですね、そしてインターネット時代になり、ホテルやレストラン、アマゾンのレビューなどを参考にするたび、みなさん貴重なレビューをありがとう、私もペイフォワードします‥なんてせっせとレビュー更新していたわけですけれども。(私の趣味はシールを集めることと、Amazonレビューを書くこと)

 

今回、3子目の妊娠から娘の出産にあたり、なかなかあまり私のこれまでの人生としては経験しがたい経験になったなぁとしみじみ思ったので、いい情報になるかどうかは書いてみないとわからないけども、しかしこれをみた先天性心疾患をもつ親御さんの、少しの助けになったらいいなぁという気持ちで、健忘録を書いてみようかと思います。せっかく長年ブログやってるんだし。

 

見る人がいるかどうかはおいといて、自分のためにも、あぁそうだったなぁって10年後に思い出せるように。

ちなみに胎児診断から出産まではかなり気持ちが揺れていて、正直に書くと何度もおろそうか悩んだし、生まれてきてすぐの赤ちゃんに何度も手術することが本当に正しいことなのか、生命の限界とは何か、医療の限界とは何か、障害とは何か、胎児の命は誰のものなのか、ゲノム検査で将来的に10歳で病気になって亡くなる人が事前に分かっていたとしたら堕胎するのか、その場合とこれに何の違いがあるのか、優生思想とはいったいどこまでを指すのか、などなどなど、かなり大きな葛藤があったんですけれど、まぁすべて過ぎ去った今となったら現実は現実としてそこにある、という感じ。

 

私たちの選択に次ぐ選択の結果が今の生活なのであって、何を選択していたところでそう思ったかもしれない。

結果より気持ち的に辛くなさそうなほうを選んだのが今の私たちと言えるんだけども、一ついうと、これまでに辛いことや不安なことは山盛りたくさんあったけども、ひとつも不幸なことはなかったということです。本当にひとつもなかった。夫はどう思ってるかは知らんけど、少なくとも私には無かった。

 

多くの人たちが、いろんな方法でサポートしてくれたし、そしてそれはこれからも私たちが求めればきっとそうだろう。

私たちはそういう世界で生活してるんだなってことを知ったというか。

 

健忘録は旅行記のようなものなので、あまり興味のない方には有用な情報はないと思われますです!!

面白いことは書いてありませんですます!!

 

そしてなにぶんインターネットの世界なので、ふだんは嘘偽りなく己の心中を徒然なるままに吐露しているわたくしですが、わたしたち家族と周囲をとりまく個人情報保護のため、いろんなことが特定されないように配慮して書いていきたいと思います。自らが感じた感情については変わらず徒然なるままに書いていくぅ!(きまぐれクック)

 

たいせつなものは、めにみえない・・・王子様はにかいくりかえした・・・(意味不明)

 

 

・胎児診断までの流れ(ショック・葛藤)

重症の心疾患児にとって重要なのは、なんといっても出生前に異常がわかってるか、わかってないかという点が大事というのはうちの胎児が診断されてから知ったことですが。

なんか変だね、なんとなく違和感、うーんこれはなんだろうなんか見えにくい・・とか通常の妊婦健診でエコーしててもなかなかわからず、生まれてきて赤ちゃんなんか元気ないし超チアノーゼなんですけど?みたいな感じでエコーしたら、どしぇーこれは大きい病院には、搬送しなければ!急げ急げ!ということももちろんある。ここでしっかり書いておきたいのは、通常の妊婦健診で異常や正常を見れる時間はかなり限られていて、万が一生まれてくるまでに胎児の血管の異常や他の奇形が分からなかったとしても、それは決して担当している医師を責めるようなことではないということです。それは念を押して言いたい。

 

私は通常の妊婦健診にプラスして、別途料金をお支払いして検査技師さんが1時間くらいかけてしっかりみてくれる胎児スクリーニング検査を行いました。

上の子たちの出産のときもうけた気がするけれども、何も異常ないですね、としか言われたことがないためあまり覚えてない。まぁ健康のときのそういうものってその程度ですわ。

胎児スクリーニング検査を受けるにあたり、異常があった場合、結果について「すべての結果を知らせてほしい」「知らせて欲しくない」「必要なことだけを知らせてほしい」みたいなチェックがある同意書に、すべて知らせてちょんまげ私の名・夫の名とも二人でサインして提出しました。

気持ち軽めに受診して、いつもみたいにぼけっとしてたんだけど、エコーあててくれてる技師さんが心臓みてるとき明らかに無言、何度も同じ弁周辺を必死でみてるし、シリアスな顔で何回も同じ場所をグリグリしている・・・・ひぃ…こわい…

「今日って診察ありましたか?」明るく質問してるくれる技師さんに「いえ・・この結果のあと診察って聞いていたのでまだです・・」「あ、そうですか。前回のエコーのときって何か言われたとかそういうことありました?」「いえ・・特には・・」「そうですか、えっと、ちょっと見えにくいところあるので先生も一緒に見てもらいますね」と努めて明るい冷静さを保った検査技師さんは産科医Drをコールして、もうこの時点で私の手足の抹消血管は縮んで緊張し、「はい、きた、これなんか変なのあるときの医療者の対応〜!!ぴえ〜〜ん!!」みたいな心境で先生やってきて、二人で心臓の血管があーだこーだと20分くらい協議しエコー終了。重い気持ちで起き上がると、「ちょっと今の時点で分かってることをお伝えしますね」ってな感じで診察室に呼ばれ、どうやら胎児の心臓に奇形があること、そうなるとなかなか地元の病院で出産するのは難しいため、より大きな病院での出産になることを告げられました。

 

しかしここで本当に心から悩んだのは、まだ胎児スクリーニング検査をした時点では、堕胎できる週数だったということ。

私個人の心境としては、せっかくお腹にきてくれた命を大切に育てていこう、何がなんでもこの子を守りたい!っていうような前向きな感情で産むことを決めたというよりも、

「この腹の人を堕胎するとしたら具体的にどのような手順になるか」ということをじっくり考えたときに、それを乗り越えられる気がしなかった、という消去法だった。

思考はできるだけ入念に具体的に想像し、丘の上にある夫の家の墓に納骨して線香をともし手を合わせる自分と夫や、この腹の子の母子手帳とエコー写真を家のどこにどうやって保管するか・・・までも想像し、苦しい気持ちになったりもした。

障害児の親になる重圧や不安に押し潰れそうだったし、これからこの先の私たち家族に起こる生活の変化は計り知れないだろうと思ったし、上の子ふたりに割けるパワーや学費、私が働けなくなる(かもしれない)ことでの収入減、生まれてくる子のこと、私は家族を守っていけるのか・・・などなどなど。

 

たくさん自分自身と相談して、近所のママ友や長年の友人、職場でアサーティブな先輩たちにも何かと心境を聞いてもらい、時には一緒に悩んで涙してくれたりもして少しずつ気持ちを整理していき、反面夫とはこれについてはあんまり話さなかった。

 

夫は終始「いくら医療が進歩してるとはいえ生命の域を超えてるんじゃないか」という点については悩んでいたようだし、「でも俺がどう考えていたとしても出産に関しては結局はU子が決めることと俺は思う、俺はそれに従っていくだけ」というスタンスだった。

 

そんなこと言われたって…私が決めろって無責任な…とか思ったが、

彼が言うように、じゃあ仮に俺はおろしてほしいって言われたらあんたそうだねっておろすわけ?とか自分に質問しても、答えは明らかにノーだったし、さすが私の夫、私のことよく知ってるなとも思い、なので堕胎するかどうかについては法的にどうするか決めなければいけない前の夜にラインで「今の時点ではおろす気持ちないです」と送ると、夫からは了解、と返信があった。

 

まぁそれからは言われるがままに大きな病院を受診して、大きくなるまでに何度か心臓の手術をする可能性が高いこと、手術が成功すれば激しいスポーツなど活動に制限はある中で元気に生活していける可能性が高いことなどなどを告げられた感じです。

 

大きい病院を受診する道中は、最初は子どもたちを置いていくのが不安で寂しくて申し訳ない気持ちであったが、何度か繰り返しているうちに子どもたちも慣れてばーばうちのたまのお泊まり楽しいモードになり、

私たち夫婦も子供いない夕飯まじで楽やな!どんな店でもなんでもチョイスできるやん!!みたいな感じで夫婦で美味しいもの食べに行きました。

 

人って最初不安だけど意外とすぐ受け入れて慣れるんだよね。それ何回も体験してるはずなのに目の当たりにするたび新鮮な驚きがあるよ。

 

 

大きな病院を何度か受診して、いろんな先生に胎児の心臓をたくさん診てもらって無事に出生前診断

 

つづきは次へ続く…!!

 

おやすみなさい

次回は入院前〜出産です。

 

 

知らない世界

さて。吹雪の夜です。

吹雪いてもひとり、わたしです。

 

本日から北日本から北陸地方まで?大型低気圧の影響で大荒れらしく、窓の外からゴゴゴゴゴ…ドドドド…と風の音が聴こえる。もう冬はいいんだってばよ…みんなの声が聞こえるかい!冬将軍…

 

えー、いまは3番目の子の面会制限が緩和され、1日に少しだけ面会時間が解除されたので、またマクドナルドハウスに宿泊してます。

 

なんどもなんどもこちらにはお世話になってるけど、お世話になるまではぜんぜん私に関係ない、まったくどんなんなってるか知らない世界だった。今回もお世話になってます、ありがとうございます、募金してくれてるみなさん、わたしもYahoo募金してます。

 

そういうことはままある。

どんな事柄だって、自分の目で確かめたり実際に体験しないとどうか分からないことは、数々の通販の失敗で学んできたのではないか。

 

まあみなさんも興味あればマクドナルドハウス調べてみてください。全世界の難病児に寄り添うマクドナルドの施設です。

 

それはそうと、最近38歳にして新しく気付いたことがいくつかあったんですよ。ちょっとその話していいですか。少し長いです。

 

ときは遡って去年の12月のはじめ。

妊娠中から伸ばしっぱなしになってた髪の毛をいい加減どうにかしたくて、ちょうど子の面会ができない日があったので、ホットペッパーでわりと安くて場所も分かりやすく行きやすそうな美容院を予約して行った時のこと。

 

男の美容師さんは、なんつーか、俺好みの女みたいな感じに仕上げてくるのが苦痛で、ハワイや西海岸に生きてる無造作でいい女の雰囲気を滲み出すことを目標としてる私としては、毛先巻かれたりするの感覚的になんか違和感あるし、

お会計の時に髪の毛をツンツンしてかわいいね〜とか言ったり斜め後ろからカットの出来を確認して、うん!最高!とか褒められるのもリアクションに困るし、ちょっと長いこと敬遠してたんですよ。

 

けど横浜出身!て書いてあるイケメン20代後半くらいの美容師さんは、ご新規キャンペーン中だし、地元じゃない場所で一見さん的に切ってもらうわけだからいっか!みたいの感じで予約したんですけど、これがちょっと、すごく良かったの!!

 

はじめまして!ってさわやかなイケメン美容師さんに、

えっとお、まあ適当に…長さ変えずにおまかせします…ってお願いしたら、ふんふん、わかりました!みたいな感じで、ちょっと女っぽくというか、レイヤーいれてふんわりとフェミニンカジュアル?みたいな感じにしてくれて、

巻かなくてもかわいいけど、巻いてもかわいいんで毛先巻いていいですか?って言って、くるくると毛先と前髪をふんわり巻いてセットしてくれたんですよ。そんで素敵ですね!いいですね!かわいいですね!髪きれいですね!ママもママじゃなくても髪きれいにしてる女の人すごく素敵です!とか明るくさわやかに劇褒めしてくれて、

あ?なんか…あたし癒されてる?いつも巻いたりしないけど、すごい髪も雰囲気変わってかわいいし、なんか若い男の子に褒められて嬉しいかも…って感情にはじめてなったんですよ。

若い男の子にかわいくされて褒められた、これは人生初めての経験です。

 

美容室はここ最近はいつも同世代で、ユキメノコ(ポケモン)に似た感じの現代アート好きなおしゃれ個性派女性美容師さんに切ってもらって、若作りだけにはならないよう気をつけて雰囲気ある毛先パッツン系のハイライトとか入れたオシャレな髪にしてもらってたんだけど、

なんかベーシックなきれいめヘアが私のいま求めてたところなのかも!!!わたしSATCだったらキャリーの髪の毛が1番好きだったけど、いまはシャーロットなのかも!?って目から大きめのウロコがポロリしまして、

それがきっかけでコテなんて持ってないけど、髪の毛巻いてみようかな、あんなにかわいくなるなら、って気持ちになったんですよ。

 

そんで数日後、同級生の友だちとお茶したときに、あんた大学のとき髪巻いてたけどいまどーしてんの?って聞いたら、は?今も毛先だけ巻いてるけど?とか言う話になり、

え?あんた今現在も髪巻いてるの?とか言う話から、つか普通に毎日巻いてるけどね、ドライヤーとかするより早いしセット楽だし、とか髪コテで巻いたことない族にとって意味不明なことを言ってきて、

逆にあんたは毎日髪どーしてんのよ?とか聞かれたので、わたし?わたしは前髪だけシャワーで濡らしてドライヤーかけるだけ、って答えたら、その友達はまじか、と短く驚いていた。

 

その夜はコテを検索したらどうやら棒の太さに違いがあるらしく、その友達にまず初心者としてはどのコテを購入すればいいのかラインで聞いたりして、

友達は親切にYouTubeでどっちのコテを巻いた時の違い検証みたいな動画を送ってくれたりして、

結局少し太めの3.5mmくらいのコテを購入したのが12月の中旬。

そしてそのあとすぐに次男のクリスマス生誕劇で幼稚園の保護者がほぼ全員集合する機会があって(コロナは連日ものすごく少なかった)いそいそと毛先を美容師さんに教えてもらった通りに巻いて行ったんですよ。

そしたらいつも会ってるママ友に髪いいじゃん、切ったんだね、いつもと感じ違う、とか褒められていい気になり、実はね、うふふ、毛先巻いてみたの!エヘン!!みたいな感じで言ったら、

ママ友たちはふーんて感じでリアクションがぜーんぜんなかったので、

わたしは悲しい気持ちになり、美容師さん巻いてるの真似してコテ買ったんだ…っていうと、え?ゆーこちゃん、今までコテ持ってなかったんか?ストレートアイロンも??とかいう話になり、

え?つかみんな髪巻いてるの?とか聞いたら、いまも普通に巻いてるけど?毎日巻いてる、前髪とか巻かないでどーしてんのとか言われてさらに衝撃を受けた。

 

うそ…みんな髪の毛巻いてセットしてたの?

美容系のタスクはわりとクリアしてきてしまって残すところは医療系とアンチエイジングの高級商品しかないと思ってたけど…

わたしにもまだまったく手をつけてないことあった…

てことはまだ伸びしろあるってことーーー!?!?と嬉しくなったのだった。

 

そしてその一週間後、クリスマスイブの日にいつものママ友とパーティーで、ゆーこちゃんこの前はじめて髪巻いたらしいよ、という話になり、

私を抜かした6人が全員がいまも髪巻いてるよって回答に加えて、え?逆にゆーこちゃんは今までどーしてたん?という反応で、シャワーで前髪濡らしてドライヤーしてたけど…って回答したら、まじ!?それだけ?ということがあったんですよ。

 

そんでみんなにコテは割と難しいからストレートアイロン買いなよ、毛先ワンカールならそのほうが簡単だよ、とかその場にいた全員に勧められて

、新年のヤマダ電機のセールでストレートアイロンを2500円で購入した。持ち運びが便利そうな軽く小さめのやつだ。

 

そうして現在2月の中旬、化粧したあとにコテやらアイロンやらでせっせと毛先を毎日巻いている。

毎日練習しているとかわいく仕上がる日もあるし、巻きすぎて失敗する日ももちろんある。

ヘアオイルをつけて髪をはねさせてると、すすめてくれたママ友たちが髪いーじゃん、と褒めてくれる。えっへっへ、練習してますので!と答える。

暇すぎる時はYouTubeで髪を巻いたりする動画を見る。

 

まあそんな感じで過ごしていた最近、ここマクドナルドハウスで先日初めてストレートアイロンを持参した。

滞在何日目かの朝、化粧をしてアイロンの電源をいれて、ふと見ると、机にストレートアイロンを置いた焼けたような跡があり、あっ、しまった!これつけちゃった!?あちゃ〜!電源いれてすぐだったけど、そっか、あんなあとつくんだ、気をつけなくちゃな、なんて反省した。

そしてまた別日、違う日に違う部屋にチェックインして、メイクするため鏡台にすわりストレートアイロンの電源をいれ、ふと見ると、あれっ、ストレートアイロンの跡ついてる!?ん!?てかめちゃついてる!?あ、これほかの人のストレートアイロンの跡か!!今までまっったく気付かなかったけど、めちゃんこついてる!ストレートアイロンのあと!!

 

てかみんな、やっぱめっちゃ髪巻いてんだわ!!!

これは知らないと気づかないわ!これがストレートアイロンのあとということに!!

ってなってさらに衝撃を受けた、という話です。

 

これだけのこと言うのにめちゃ長くなったけど、つまり言いたいことは、みんな実はめっちゃ髪巻いてるってことと、体験者にならないと知らないことってけっこうあるよな、って話です。おわり。

 

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おわかりいただけるだろうか…めっちゃついてるストレートアイロンのあとが…

 

 

ミッドナイトボーナス

家族が全員寝静まった深夜のリビングは、私にとって今の地球上で最も好きな場所と言えるかもしれない。

好きなときに食べたり飲んだり考えたり聴いたり書いたり読んだり買ったり。久しぶりのボーナスナイトからこんばんわ

 

ついに我が娘が入院中の病院も面会制限により両親の立ち入りが中止されてしまった。

おかげで、というのは変な言い方だけども、家族でゆっくり過ごす最後の週末。

明日から、4ヶ月間の育児休業を取得した夫のまた仕事がはじまる。

 

夫は社会人になってから初めて4ヶ月も仕事を休んで、そして初めて家事や育児の主体者として過ごしてきたんだけど、家族として非常に濃密な時間を過ごしたな、という感じ。

こんなふうに夫と過ごすのは次は退職後だろうから、まぁ楽しみにしてよう。イライラすることももちろんたくさんあったけど、だいたいは私の不安や心配をいつも共有(共感するとは別の意味)してくれて、心強かった。

 

そして私ごととしては、妊娠中からずっと緊張した状態が続いていたため、産後3ヶ月にして動悸や漠然とした不安感や緊張感がぬぐえずに不快だったため、心療内科を受診して内服を処方してもらう。こういうのは何かと早めに行ったほうがいいです。

 

私としてはアレルギーで不快だからアレグラもらいに耳鼻科いくくらいの気軽さですが、

夫は「えっ、うそっ」などとショックを受けている様子。

「一度そういう薬を飲み始めるともう戻れないんじゃないの、もうあんたは一生うつ病という精神疾患とつきあっていくことになるんじゃないか」と言ってきたので、

「あんね、そういうあんたみたいな偏見が精神科受診を遅らせて結果を悪化させるんだから黙ってな」と言っておいた。今のところ楽しいことはたくさんあるし食事はもりもり食べてるし夜もぐっすり眠れてるし死にたくなる夜もありません。

 

薬を飲み始めて1週間、謎の緊張感や不安に襲われることもなく、疲労感もやや回復し、おまけに迷子になっていた性欲もついでに物欲もアップデートしてでてきた。

内服ってすごいよ。セロトニン万歳ですわ。このまま気持ちも回復してくれるといい。

 

さて、今週も別に何もしてないけども何かとがんばった。おやすみなさい。

みなさまも、明日は無理しないでそこそこな月曜日をお過ごしくださいね

 

今年も湖がこおったので氷上の釣りしてきました。

産後の抜け毛がすごい時期なので、氷の上に張ったテントの中にも私の髪の毛が落ちており、家族に心配されました。

 

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ハロージャニュアリー

こんばんわ、私です。それにしてももう1月が終わるところなんて信じられない。

1月私は確かに毎日息をして生きてきたなずなのに、これはいったいぜんたい、どういうことでしょうか。

あけましておめでとうございます。年末ジャンボはもちろんはずれております。

 

去年の末、病弱で生まれた末っ子の心臓の調子がすこぶるよくないようで、

寝ても覚めても心配で細胞がすりつぶされそうな気持ちで過ごしていましたが、1月に入って病院がオープンしたとたん、大きな手術をまた一つ終えました。

 

めちゃくちゃ疲れた。そりゃ娘が一番がんばってるってのは大の大前提として、私も疲労困憊です。

疲れた一番の大きな要因は、明日の自分の状況がまったく読めないってこと。

明日の自分の気持ちがまったくわからない。明日自分は笑ってるのか、それとも絶望とともに泣いてるのか、泣いてはいるけど絶望はしてにないのか、笑ってはいるけど絶望してるのか。

何を感じてるのか、明日おこるかもしれない辛いことを、自分ははたして、乗り越えられるんだろうか、のりこえられなかったら、わたしはいったいどんなふうになるんだろうか、など。

 

まぁそんな感じでですね、明日の自分がよくわからないってのは、想像以上に気持ちがつらかったんですよ。今は「明日の自分もたぶん今日と同じかな」って感じなので多少リラックスしております。

具体的にイメージすると、激務の中、やっとはいった夏休み初日、あと10日は休みですよでへへへ明後日は成田から昼過ぎのフライト(ホノルル行き)だからそれまで死ぬほどだらけちゃうもんね〜〜げっへっげへっおやすみ〜みたいなリラックスレベルが10としたら、いまは4くらい。

 

生まれてからずっと病院に入院して、おっぱいもまともに飲めず、抱くことも満足にできず、当たり前に点滴が何本も挿入されて、当たり前のような非日常が彼女の日常であることに、親としてこれが最善なのかと常に苦しい気持ちでいたけども、

いまは少しずつ回復に向かっている彼女を見て、これが世界の医療の限界だよなってしみじみ感じてる。それはもちろん、良いと悪いと、両方の意味で。

 

そしてこんなことは意図せず経験したわけだけど、自分の職業として、医療職を選んで良かったとも何度も思った。誰かの人生の側面を、こうやって支えていたのか、私たちは。という風に。病院は愛がある。どんな場でも、医療の基本は人への愛だ。それは間違いないです。

 

 

え〜それで、今は育休取得中の夫が娘のもとに行っているので、私は残る子ども二人担当です。

 

子に関しては一生懸命やってたって、仕事が忙しくて片手間みたいにろくにあいてもしてないような状況でも悩みの種はつきないですな。あちらを立てたらこちらが立たず、みたいな。

 

末っ子は病弱だけども、病弱な末っ子にかまってたら上の大切な大切な「兄弟児」ふたりも不憫だし。

しかしそうは言っても彼らも我が家に生まれてきた以上環境要因は受け入れてもらなければどうしようもない。

私たち夫婦だって、彼らの親としていまできる精一杯をやるだけだ。ってことはわかってるんだけど、どうしてもやっぱり、悩みはつきない。悩んだってしょうがないとは分かっていることを悩む。「そんなこと悩んだってしょうがないでしょうってわかってるんでしょ?」なんて自分に問いかけながら、気持ちの執着地点に到着するまで、一つずつ自分を納得させています。

誰かに何かを話しても、いまはなんというか、何を言われても勝手に傷ついてしまうというか、

ちょっと自分がセンシティブになりすぎてて、それがしんどい。自分の問題ってのは自分が一番よく分かってます、だからこそ。

 

他の荷物が重くなってくると、もう誰もわたしの調子やご機嫌なんて伺って配慮してくれない。自分のケアは、自分でやらないと誰もやってくれないってことが、ただの事実としてそこにある。自分と仲良くしておくにこしたことはない。死ぬまでずっと一緒なわけだし。

 

 

さて、おやすみなさい。つくづくこうやって気持ちを書くことは、私にとっては大事なことだってしんどくなってくると思うから、今年もぼちぼち更新します。