本日は朝から息子たちをそれぞれ保育園と幼稚園に送り届け、すぐさま「お金が足りなくて引き落としできませんでしたので支払ってください」という通知が来ていたためお金を振り込む為に近所のATM に向かったが、店が10時開店のために行えなかった。
しまった、10時からか、しかたない、先に履歴書出しに行くか・・・
そして履歴書を提出しに向かうとエレベーターが1台修理中で朝だったため通勤者でごった替えしており乗るのに10分以上待った。気温はマイナス10度。寒い。息が白い。体が震える。
さむ・・・やっとエレベータ来た・・・
老人たちがぎゅうぎゅうのエレベーター内で確定申告の階はどこか色々話している。
エレベーターから降りて目的の課をたずねると、「○○課はここじゃなくて違う場所なんです」と言われる。
チッ・・・ここじゃないのか・・・電話でちゃんと聞いて来ればよかったよ・・
そしてそこから車で5分、無事履歴書を新職場(おそらく)に提出し、よし、今日の1日はもうだいたい達成した、もう10時半だ、あとはお金を銀行に振り込んで終了だ、
そしていざもう一度銀行ATMを前にして振込先の自分の通帳番号が書いてある紙を忘れていたことに気づく。
「え・・あぁ・・・ほんとこういうのあたし多いんだよなぁ」なんてぶつくさ言いながらしかたないので家に一旦帰宅した。
ハァなんか疲れた、さて家事を少し片付けてネットフリックスで「オレンジイズニューブラック」を2話みてたら腹がすいたので、
最近個人的にはまっている塩焼きそば(まるちゃん)にエビと豚バラスライス、玉ねぎ、人参、ニラをたくさん入れて炒めて食べた。
うま〜塩焼きそば最高なんだよな、これこんどホタテの稚貝いれたら最高だからやってみたい、H氏の実家にもらってこよう、
さて、よし、こんなことしてたらもう2時近い、そろそろ銀行に行って買い物して子どもたちをお迎えに行かなくちゃ!と息巻いて出発し、
よし、いざ待ちに待った銀行の振込をするぜ、よし、再び目標の銀行ATMに到着したところで、あれ?また紙忘れた・・・?ということに気づいた。
私はその場に立ち尽くしてぼんやりと絶望した。
な、なんで・・・
まさか嘘でしょ、そんなことってないよね、ちゃんと持って来たと思ったんだけど、
いや、記憶は曖昧だ、もしかしたら忘れたかも、自宅と車しか往復してないんだからここにないってことは家にあるってことだよね?
戻るか・・ないような気がする・・・
いや、あるかも・・・・・
車中ではいつもラジオだ。
信じられない思い出ぼんやりしていたので、何を聞いたのかは覚えてないけど、いそいそと家に帰るとキッチンの端にその紙は置いてあった。
私には本当にこういうところがある。
昔から不注意極まりない。何歳になっても治らないし、自分が母親になってもこうだから死ぬまでそうなんだと思う
うちの母親はわたしが無事に看護師免許を取得したときに、いつか医療ミスを起こすんじゃないかと本気で心配したと言っていたが、私が親なら同じように心配するだろう。
子供のときから私はこんな感じだから、自分の不注意の極みにはなれている。
慣れてはいるが毎回絶望するのも事実だ。結婚の挨拶に行った時も、前日の晩に涙ながらに書いた母への手紙を忘れて行った。大人になって次のステップに進むための試験に向かう途中、東京駅周辺で道に迷って時間がすぎて行くのを諦めた。
そんな消したい過去をギリギリと思い出しながら、私は息子たちが何やら失敗したときも絶対に責めないようにしようと心に誓った。責めない。せめてもしょうがないんだ、責める人が責任をとるんじゃないんだし。責任をとるのは本人なんだし。
「なんでちゃんと確認しないの」「だから言ったでしょ」「何回言ってもわからない」
私がいろんな人から言われてもう今年35歳になるけど、医療ミスも起こさず、迷惑はかけてるかもしれないけど実害はそこまでなかったと思う。
とりあえず子どもたちの生活のことを忘れないで入ればまぁ合格。そのくらい合格ラインを低くしないとやってられない。
こどもたちは7時に就寝し、久しぶりにゆっくり使った風呂のなかでうとうとしながら「疲れてたんだな」と思った。
カーリングを見ながらこれを書いていて、夫がスキップの子がメンタルトレーニングを受けてるという話について言ってきたので、
「私もうけたい、メンタル強くなりたい」と言うと、
「なんで?弱いの?メンタル弱い?」と質問してきたので、こういうのって彼の強みだよなぁと感じました。
おしまい。
雪見だいふく食べながらゲームオブスローンズ観て寝よ。おやすみなさい。