Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

The NEW

最近わたしに変化がありました。

 

 

先日カフカヤマモトさんの新刊を立ち読みしていて、ふととなりに平積みしてあったこちらの本をちょっと読んだ。

 

母がしんどい (中経☆コミックス)
 

 田房さんはいま私が月購読してる有料マガジンサイトCakesで毒親育ちの漫画を連載中で少し読んだことがあったのでついでに、という感じで。

 

毒親に育てられた田房さんは、ふと編み物をしてみたいな〜〜なんてなんとなく思って、

しかしながら以前にもそういう気持ちになって毛糸を買ったけど途中でやめた過去があり、

また毛糸なんて買ったら、その時のパートナーに「そんなのどうせ失敗する」とか「趣味が悪い」とかなんとか言われて、やる前から挫折したような気持ちになるんだけど、

 

でももうパートナーとは別れていたし、別に途中でやめてもいいやぁみたいな感情で気軽に取り組んだら、初めてひとつ作品を最後まで作れて感動し、

 

そのことを通して、そうか、別に初めても途中でやめてもいいんだ、自分の好きなことを自分の好きなタイミングで、自分の好きなようにやっても誰に何か言われる権利なんてないんだ、ってことに気づいた、という話がとても印象的だった。

 

私も何かやりたいとか、何かをやろうと思った時に周囲からいろんなことを言われる。

 

主に夫。

夫のことは愛してるが、夫のものさしや世界観で私のやるべきことややらなくちゃいけないことが決められているんだとしたら窮屈で吐き気がする。

 

何かやりたい、やってみたい、やめなよ、どうせ途中でやめるんだから、

これやってみようかな、やめたほうがいいんじゃないのくだらないし、

 

何度言われたかわからない。

 

私はその都度「なんでやったこともないあんたにそんなこと言われなくちゃいけないのよ、やるのはわたしなの、あんたじゃないの、あほくさ、モラハラ、最低」なんて倍返しにしてやったつもりだが、当の本人には私が放った言葉の暴力は負け惜しみくらいにしか聞こえてないようだった。

 

そう言われると士気も下がる。

ホリエモンくらいになると「バカはほっとけ」的な感じで自分の道をただひたすらやり通すんだろうけど、普通の精神だと「もういいわ」みたいになってしまうことも多くないのだった。

 

そうしてそんな感じで立ち読みから帰宅し、子どもたちと遊んで過ごしているある日、

 

ふと、ころころスロープ作ってみよ、私にもできるかも、と思い立った。

 

NEW くみくみスロープ (リニューアル)

NEW くみくみスロープ (リニューアル)

 

 去年のクリスマスにサンタが息子にプレゼントしてくれたやつだが、玉転がすのは楽しいけど、設備を作るのがとても大変で難しい。

 

説明書をみながら一生懸命つくるんだけど、子どもたちにあっち壊されこっち壊されそういうストレスもかなりたまるし、

どっちがどっち向きなのか、どっちをどうすればいいのか考えることが多くて、いつもつくってとせがまれても「お母さん無理だからお父さん帰ってきてからやってもらおう」ということにしていた。

 

当然息子は「お母さんできるの?」なんて面白半分に聞いてくるんだけど、

「お母さん本気でやるわ、だから応援しててね」とか本気で言ってとりくむこと30分。

 

説明書がややこしい。もっとわかりやすく書いてくれよ。

部品がなんか足りない、おい、なんでないんだ、これはどこだよ、

 

なんてやってるうちに、突然強烈に嫌になってきた、もうめっちゃめんどくさい、よくわからんし、何回やっても変なところに玉落ちるし、どうなっとんじゃこれは、

 

はいはい、H氏にまかせよっかな、もういいや・・・・

 

 

 

まて。まてまてまて。まてよ、君、待ちなさい。いつも君、この辺で諦めてるよね?わかってるでしょ?鉄棒時代の逆上がりもここで諦めたからできないまま終了したんだよね?そのあとマット運動もそれがひっかかって不得意だったよね?

なんかさ、最初から自分に期待してないんだよね?できないって初めから決めてるよね?

 

おぉ久しぶりに聞いた、内なるもう一人の私ポリス!!!

 

ふむ、確かに。私ポリスの言う通り、いつもここらへんで諦めてるんだけど、今日はまだきらめない!!やりきる!!もう何がなんでもやる!!めらめら!メラメラ!めらめらだってばこんちくしょう!

 

そんな感じでころころスロープの大回転バージョン(一番でかい)やつは完成し、私は感動した。な〜〜んだ、私にもできた!一度もできたことなかったけど。できた。

 

 

何事もできないことなんてない。できないことはあるかもしれないけど、できなかったとしてもチャレンジしたことは悪いことじゃないんだ。それは本当に紛れもなくそうなんだった。

私が途中でダメだこりゃ、と思ったもの(ABCクッキングのパン作りとラテンパーカッション講習とフェルトマスコット作り)も、やってみた結果ダメだったんだから意義があるじゃないの。

 

 

いろんなことに取り組んでみよう。別に誰にも迷惑かけないんだし、自分でやるんだからいいじゃない。誰かに「やっぱりダメだったね」と言われても無視しよう。その人の小さい器にコインでも入れてあげたらいいじゃないの。

 

 

ということで本日は大量にガーデニングの本とDIYの本とファッションの本を図書館で大量に借りてきて、ホームセンターで木材を切るにはどうしたらいいのかさんざんうろうろして疲れた、という1日でした。

 

 

疲れたのと新たな取り組みで胸をおどらせてる私はさっそく帰宅してすぐのH氏に「あのさ、庭どーする?庭のこと考えてる?あたしね、庭にあじさいとコデマリと白のライラックを植えたいんだけど、どうしようか?どうやってつくる?DIYできるよ?ほら、本借りてきたよ!でもこれさあ〜〜軽トラで土とか一緒に運ばないとできませんよ??」という感じで話だした。

 

H氏は「え、庭って・・?薪棚あるから置けないけどどうすんの?」と怪訝な顔で言われ、

「いや、薪棚のとなりだよ、庭は広いんだからどうにでもなるじゃん、花くらい」という私に、

「そっちは薪のコンテナおくし、庭はトラック入れるようにしておかなくちゃいけないし、動線に花なんか植えるのやめてよ、しかも絶対あんなの自分じゃできないよ、土柔らかいから砂利いれないとダメだし、無理だから、自分たちでは。」なんてことを言われた。

 

え…そうなの…?と、テンションが急降下しだんまりする私に「相変わらず意味わからんこと言ってんなぁ、お母さんは」と追加で息子たちに話しているのが聞こえてきた。

 

…H氏のよくないところは性格だよな・・・と再確認したのであった。いや、分かっている、分かっているのだ。分かっているのだ、いろいろと。

 

むすっとしている私に、まあせっかく借りてきてくれたんだから、読むだけ読むか、とポツリとつぶやいていたが、

やる前から無理だなんて言わない、わたしはどんなときも絶対に、それはタトゥーにして彫ってもいいわ、まじで、なんてことを思った。

 

こんどH氏の小さい器にコインでもいれてやるか。

 

 

まぁそんなことはさておき、夫のくだらないつぶやきはさておき、いろいろ取り組んで行こう、

そして今まであんまり向き合ってこなかったファッションの話は次回。

 

息子たちが起きたんです。くそう、ではおやすみなさい。

 

 

衰え、実感

なんと今年の6月で、北海道に帰ってきて、丸5年だそうで。へぇ〜もうそんなにたったのか。

 

だって30歳だった私が35歳になるんですものその計算あってますね。35-30は5ですもんね、えへん。

 

帰省した当時、ちょっと違う仕事をしてみたくて、イタリアンレストランで働いてました。毎日夜仕事してたけど、本職じゃない仕事は想像以上に楽しくて、バイトが嫌だとかだるいとか思ったことはもちろん一度もないくらいエンジョイしてたんだけども、妊娠したため脱退(イタリアンバールでバンコ内はとても狭い)。

 

それからもそのお店のメンバーとは家族ぐるみで仲良くしてもらってたんだけど、最近まじで人手が不足しているとのことでしたので、1週間楽しくバイトさせてもらいました。本日終了。

 

子供達は保育園や幼稚園や私の母のもとで見てもらっていてありがたや。子どもふたりと家にいると1日がものすーごくながーーーーーいけど、外に出てるとほんとにあっという間。あっという間すぎてビビる。

 

久しぶりの飲食店バイトで、1週間めっちゃめちゃエンジョイして働いてしみじみと思った。

11月から1月にかけて働いてた本職バイトと比べるとなんて楽しくてストレスがたまらない仕事なんだ!!!

 

本職バイトの日給は1万円。朝8時から夕方17時まで。休憩は1時間。そして出勤した瞬間から膨大な量のレポートチェック、技術チェック、カンファレンスにそのほかもろもろ。和やかに談笑する隙間なんてほぼなくて(職種的にもちろん当たり前なんだけど)へっとへとのくしゃくしゃにされた新聞紙みたいな感じで子どもたちのお迎えにいく毎日。

 

 イタリアンのお店の時給は850円だから、10時から15時のランチタイム働かせてもらうと4250円。

ほんと日給が半分でも全然問題ない!!つーか8時間(ほぼ9時間)働いたらほとんど変わらないし、いろんなストレスなんて皆無なのほんと!!!!!!!ほんとハッピー!!!!!!

 

 バイトですらストレスたまる本職の看護師という仕事は、本当にハードだよなぁ。やりがいもどえらいけど、ストレスとか自分の身に帰ってくるものも本当にどえらい。

 

毎日忙しい中働いてる同期、同僚、同級生の働きっぷりにはただただ敬意を表したくなる。毎日えらい。ほんとすごいよ。心から。

 

しかし一方で、ホールスタッフの仕事は実に4年ぶりだったので、想像のはるか上をいくもたつき具合でオーナーも苦笑いであった。もちろん私も苦笑いの上に冷や汗かきました。

 

全然多重業務ができないし、なんつーかキビキビできない・・・

もたついているのが俯瞰してわかる・・・・

視野がせまくなってるのが実感できる・・・

 

もうこりゃ病棟夜勤なんてほんと無理かも・・・・

 

 

これはなんてゆうか、新たな驚きであった。そうか、老化というものはこういうものだったのか。

心では昔の自分がベストにいるから、そのときのスピードでそのときの体力で働けるって思ってるんだけど、いや、違う、ぜんぜん違う!!!

 

「体力がついてかない」ってのは、頭の回転の話じゃなかったかぁ、とほほ、ということを実感した数日間でした。

 

4月からは月に10日くらいの短いバイトが始まるので、体調管理とスケジュール管理をしっかりして今まで以上に予習復習が大切になりそうだな、ほんと、自分を信頼しないで生きて行こう、ということを胸におやすみなさい。

 

 

 

幼児、早寝の徳

さきほど洗濯ものをほしているときにふと思った。

 

友だちの子どもを呼び捨てにするのか愛称づけて呼ぶかってゆうのは、

その親のことを呼び捨てか愛称づけかによるんじゃないか・・・

 

昔からの友人の子供のことは呼び捨てにしてるけどママ友の子どもは割とちゃんや君づけ・・・

 

そうかもそうかもーーーーっっ

大発見!!!!!

 

 

というようなくだらない気づきがあったんですけど、どうですかね?

どうですかって言われてもね・・・

 

 

それはそうと、先日長男の幼稚園と、4月から次男が通うことになる保育園の父母会(説明会)があって参加しました。

 

専業主婦であった「お母さん」たちが、どんどん働き方が変わっていってることとか、まぁへぇぇ、ふぅぅぅん、なんて言うようなお話の中で、

二つの園の先生が同じ話をしているのが印象的だった。

 

 

子どもたちの生活において、いま一番気をつけてお願いしたいことは「生活リズムを

つくる」ということ

 

朝は6時くらいにシャキッと起床し、夜は8時くらい、最高遅くても8時半には絶対寝る。毎日お外で遊ぶことを心がけて、就寝前に早く寝なさいだの片付けしなさいだのと子供のストレスになるような発言はなるべく控えて穏やかな雰囲気や気持ちの中で1日の終わりを迎えてください、というようなこと。

 

まぁここまではその辺の子育て冊子にもチラ見して理解できるくらい繰り返して書いてあると思うんだけど、ハッとしたのはこの先。

 

小さい頃に夜更かしの習慣がついた子どもは、中学生や高校生になると夜更かしの習慣がぬけず、なんとなく日中に活気がなくて理由もなく学校を休んだり不登校になったりする。特に理由はなく不登校になる生徒が一定数あるというのはよく聞く話、

 

仕事をしてる家族の中で、子供達が正しい生活リズムを確立することの難しさや大変さは本当によくわかる、

だけども、大きくなった子どもたちへの一生のプレゼントだと思って、どうか意識して取り組んで欲しい、といった話であった。

 

へぇ〜まさか〜なんの理由もないってそんなわけないでしょ、ねぇ、なんかは理由あるんじゃないのぉ、家庭のこととかさ、友達とか、だってな〜んも理由ないって・・・てぼけっと話を聞いてて、あれ?でも?中学生になってなんの理由もなく活気ないって・・・なんか心当たりあるけど・・・

 

それあたしじゃん・・・・・・

 

 

そうそう、それあたしのことです。

 

 

私は親が小さい頃に離婚していて、母は自営業の仕事上、営業時間が終了した10時から11時に間に家から車で10分程度の場所にあった職場に向かわねばならず、一人で留守番している時期があった。

 

9時くらいに布団に入って、寝落ちするまでは母は一緒に寝てくれているんだけど、起きるといない、それが嫌だから母の仕事が終わるまで布団の中で待っていて、帰ってきてから一緒に寝るということがよくあった。

 

年中から小学生の低学年くらいからそんな日常のリズムだったから、当然夜更かしの習慣は中学や高校生になっても続き、夜中の2時や3時に寝ることがよくあった。

 

夜遅くまで起きてるから日中はだるくて常に眠いし、授業は寝てるし、勉強もできたし体育もできたし友達もいたし家庭はある程度裕福だったし親との関係も良好だったけど、

とにかく夜更かしで、よく保健室に行って寝てたし学校も休んでいた。

 

 

うん、大学に入ってからも社会人になってからもずっと同じ、やっと子どもを産んで子どもたちのリズムに合わせて早寝するようになったけど、

確かにずっとそれが原因でいろんなことが起こっていたように思うし、あれさえ確立していたらもしかしたら違う結果になったかもしれない、と思うようなことはよくある。いや、何度やり直してもそのままだったかもしれないけど。

 

 

母親だってシングルマザーで必死に子育てしていたんだと思うし、生活リズムが確立できなかったことを責めたり恨んだりする気持ちはもちろんハナクソほどもないけど、

あ、たしかに幼少期の生活リズムってマジ大事なんだなぁと自覚した一件だった。

 

大事ですね、早寝早起き。

 

より一層子どもたちの生活リズムを整えることに心身注ぎたいと思う。

 

 

フルで働いて5歳・3歳・0歳の子ども3人を育てている友人に、

あんた日勤帰ってきて(5時就業)子どもたち何時に寝てんの?と聞くと「8時だよ、8時に布団、8時半に就寝」とズバリ返答帰ってきて、

 

へぇぇぇぇぇぇえぇ!って感心したのが最近あったんだけど、努力すりゃできるってことよね。がんばります。

 

自身の子育てを通して、親のダメなところってゆうか失敗したところが見えていく・・・。

 

よし、私も早く寝よ。早く寝ても常に眠いのはもうなんなんだろうね?おやすみなさい。

 

 

震災から7年か。

あのとき絶望的な気分で夜を過ごした日から、ずいぶんと人生の局面があったなぁ

 

いろんなことに感謝して生活していこう。3月11日。

 

幼稚園いきたくないんだってよ

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長男の幼稚園がお休みで、たまたま次男の一時保育を予約していたので、たまには2人で水族館に遊びに行ってきました。 

 

右が息子です。

 

北海道の幼児はだいたい長靴に「きゃはん」というものがついている。

雪が入らないようにするためのものです。

夫が幼稚園のお迎えに行くと、「こんなのつけてたら走りにくいだろう」と言って帰宅する前に毎回はずしちゃうんだけど、はずすのはいいけど、はずしたらつけてくれよ、次の日の朝靴履かせるときにつけるのめんどくさいんだよ、ということをひっそり思っているけど言ってはいない。そういうことを伝える時にいい案ありませんかね。どうやっても「ム、はいはい。わかりました、よ」みたいな感じになるんですけど。

 

それはそうと、ここ2日くらい息子は「幼稚園にいきたくない、おうちにいる」といって泣きながら登園している。

「ぜったいにいかないもん」と言うけど、それは大人の力によって抱っこして抱えて連れて行くので当然泣いている。

 

そういうときはどうしたらいいんだろうね?無理やり連れて行くしかないんじゃないのって夫と話しあってそうしてるんだけど、息子よ、何かつらいことでもあるのかい

 

「おかあさんとずっと一緒にいたいの」

「おかあさんもようちえん来てくれないと泣いちゃう」

「さみしいの、さみしくてえーんって」

 

いや、可愛いのは君、君なんだけどさ、

とか思いつつ「うんうん、そうなんだね、さみしいんだね」とか言いながら、

「あとで幼稚園 拒否で検索しよ」とか思っている。

 

結局検索しても、その記事を書いてる人がどういう人かってこともわからないのに無駄よね、なんんて思いつつ、

だけど友達に話すつもりくらいの軽い気持ちで検索すると案の定たいして答えにならないようなことが書いてあった。

 

9月から幼稚園に通いはじめていろんなことを体験した息子。

 

生活リズムが整い、オムツがはずれ、ごはんを自分で食べるようになり、朝もしゃっきり起きられるようになった。

 

歌を覚えて踊りを踊り、落ち葉狩り、ハロウィン、クリスマス、おもちつき、本当に幼稚園には感謝しかないっすね

 

日々まっすぐな気持ちで子どもたちと接してくれて、育児づかれてやさぐれた気分のときにも「おあずかりしまーす!」なんていって笑顔で送り出してくれて、幼稚園の先生ってゆうのは本当にいい仕事だよね・・・・ほんと人のためになってる・・・

 

そうして自分もどうか患者さんや患者さんの家族にとってそういう存在でありたいと心から思う。笑顔や元気って尊いよ、ほんと。

 

子どもがいるってことはいいことばっかりじゃもちろんないし、泣けるくらいしんどいことも山ほどあるけど、胃が痛くなるほどの責任感も、

 

それでもやっぱり自分の知らない世界のことを、新しく教えてくれる存在ってことには間違いないし、

息子を通して広がる景色を知ることができて、私は本当に幸運だったと今更ながらに書いてて思った。

 

今日は北海道は大荒れも大荒れの天気で、もしかしたら明日の幼稚園は休園になるかもしれないんだけど、それはそれで、幼稚園に行きたくない長男と大雪のあとの雪かきにでも精をだそうかな。

 

 

 さて、今日はネットフリックスでオレンジイズニューブラック見て寝ます。

 

 

 

 実話もとにしているそうで。だらだら見てます。おもしろいです。

 

 こちらは北海道民全員におすすめしたい。

アシリパがかわいいのと、猟銃に興味が出てくる。

 

 

怒りのゲルニカ

札幌に住む友人が、実家にかざってあったピカソゲルニカを引っ越しに伴い処分することにしたから、もし欲しいなら譲るといってくれたので、本日うけとりました

 

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ゲルニカはスペインを旅行しているときに、マドリッドのソフィアなんちゃらかんちゃらまで見に行った。

 

ものすごく暇だけど暑くて荷物は重いし、どうやら治安もそんなに良くないらしいし、ただでさえ話せない英語はまったく通じないし、スペイン語の辞書かたてになんちゃらかんちゃら駅で手続きしたことと、地球の歩き方を頼りにフラメンコとゲルニカしか見た記憶しか残ってない。

 

ゲルニカはすごく衝撃的で、真っ白い部屋の中にただ一枚大きなこの一枚がかかっていて、人がガヤガヤしていて、

だけど絵の前にたつと真っ白になるくらい迫力だった。ピカソが何を伝えたいのか、言いたいことがダイレクトに伝わるような。

 

死ぬまでに見てよかったと思うものの一つはピカソゲルニカ

 

なので家にかざるにはやや不適切か?と思ったけどありがたくいただいた。

 

 

友人からは「子どもの頃からすごく怖かったし、娘もちっちゃいとき怖がってたから子どもたち怖がるかも」とメッセージをもらったが、

 

それ通り3歳の長男は「お母さん、あれなに?こあい、こあいのいるよ」と言う。

 

子どもって本当に教えなくたって大切なこと知って生まれてくるんだよな、そう思った。

そうだねこあいのいるよねなんて返答しながら、戦争がひどく不幸で怖いものだってことを大きくなるまで絵で伝えていこうと思った。

 

 

 

ところで本日はのびのびと休日を謳歌するH氏の身勝手さにめっちゃイラついてイライラしていましたが、カーリングのすんばらしい試合で帳消しになった。

 

H氏には今度ひとりで遊びに行くときはおみやげを忘れないで欲しいという内容を伝えて見たけど伝わっているかどうか。

 

「これおみやげ、U子のすきなおやつだよ」「おつかれさま」「今日出してくれてありがとう」「ひとりで疲れたよね」「歯磨きと寝かしつけは俺がやるから」まで言えて実行してくれたら次も快く送り出せんですけどね。

 

しかし一方で考えてみて、私がたまに夜友達と外出するときに不機嫌な態度でぐちぐち言われると張り飛ばしたくなるほどのいらつきを感じる。

 

いつもがんばってんだからそんくらいやってくれやばかやろー!みたいな気分なので、もしかしたらイラついた妻に不機嫌な態度でねちねちやられて、H氏の休日気分も台無しなのかもしれないですね。

 

「怒るのは許すことよりずっと単純で簡単です」という誰かの言葉を思い出す。

 

心がけるのは怒ることじゃなくて許すこと・・・・

 

なんども自分に言い聞かせて、今日はハーゲン食べて寝ます。おやすみ。

 

 

カーリングLS北見、本当におめでとう。

 

 

他人のあたし

久しぶりにフェースブックに家族の写真をアップした。

 

友人たちへの近況報告みたいな感じであるが、こんなにも満たされていて幸せの絶頂にいる私がSNSなんて更新するのは自慢じゃないのか…と毎回思うが、しかし事実なのは仕方がありません。

 

幸せなのは事実なのです。

 

幸せなわたしの投稿にいいね!がつく…ついていく…

 

ファックユーって言われてもしかたない行いだわ、ほんと。

 

幸せな友人たちの近況報告を、クリーンな気持ちでお祝いできない過去の自分を思い出し、誰かわたしのSNSをみてどうか不快な気分にならないような写真を選びました。たぶん。

 

具体的に言うと、小さい子ども2人もいるのにイベントごと頑張ったりこぎれいにしたり、お化粧して仕上がりの良いやつ、などの写真ではなく、

 

寝起きですっぴんですごい疲労感で子どもたちの朝食を食べさせてる写真などをアップした。

 

 

過去好きだった人やデートしてた男性たちから、こいつも老けたな…とかこいつもおばさんだな…とか、こいつ太ったな…とか思われても、もう現役引退したからいいです。

 

 

最近読んだ本の中に、出産前の自分ももう他人だと思った、という内容が書いてあって、それは本当にそうだと思った。

仕事も含めて今まで普通にしていたことをピークに考えてたけど、それはたまたまそれができる環境だっただけで、今はもう違う。

 

子どもが生まれて3年と半年、これまで過去の自分にやや固執してなにかと考えてたことも多かったんだけど、

ちがうのね、あたしは過去の自分とは違う自分になって、そしてその中でできるだけやる気だして生きていけばいいのか、と妙に腑に落ちた。

 

虹の中にいるときは虹がどこにあるのか分からないって言うけど、

あたしの虹はとっくの間に一回消えて、また違う虹の中にいるんだってことをよく自覚しました。

 

 

あれ?なんか少し愚痴っぽくなったみたいな書き方?になっちゃったたけど、

 

それは今日はiPhoneから更新していて、思考がタイピングに追いついてないからです。たぶん。

 

さて。寝よう。

明日も雪かあ。早く春にならないかなあ。

 

 

絶望的ボーダーライン

本日は朝から息子たちをそれぞれ保育園と幼稚園に送り届け、すぐさま「お金が足りなくて引き落としできませんでしたので支払ってください」という通知が来ていたためお金を振り込む為に近所のATM に向かったが、店が10時開店のために行えなかった。

 

しまった、10時からか、しかたない、先に履歴書出しに行くか・・・

 

そして履歴書を提出しに向かうとエレベーターが1台修理中で朝だったため通勤者でごった替えしており乗るのに10分以上待った。気温はマイナス10度。寒い。息が白い。体が震える。

さむ・・・やっとエレベータ来た・・・

 

老人たちがぎゅうぎゅうのエレベーター内で確定申告の階はどこか色々話している。

エレベーターから降りて目的の課をたずねると、「○○課はここじゃなくて違う場所なんです」と言われる。

 

チッ・・・ここじゃないのか・・・電話でちゃんと聞いて来ればよかったよ・・

 

そしてそこから車で5分、無事履歴書を新職場(おそらく)に提出し、よし、今日の1日はもうだいたい達成した、もう10時半だ、あとはお金を銀行に振り込んで終了だ、

 

そしていざもう一度銀行ATMを前にして振込先の自分の通帳番号が書いてある紙を忘れていたことに気づく。

 

「え・・あぁ・・・ほんとこういうのあたし多いんだよなぁ」なんてぶつくさ言いながらしかたないので家に一旦帰宅した。

 

ハァなんか疲れた、さて家事を少し片付けてネットフリックスで「オレンジイズニューブラック」を2話みてたら腹がすいたので、

 

最近個人的にはまっている塩焼きそば(まるちゃん)にエビと豚バラスライス、玉ねぎ、人参、ニラをたくさん入れて炒めて食べた。

 

うま〜塩焼きそば最高なんだよな、これこんどホタテの稚貝いれたら最高だからやってみたい、H氏の実家にもらってこよう、

さて、よし、こんなことしてたらもう2時近い、そろそろ銀行に行って買い物して子どもたちをお迎えに行かなくちゃ!と息巻いて出発し、

 

よし、いざ待ちに待った銀行の振込をするぜ、よし、再び目標の銀行ATMに到着したところで、あれ?また紙忘れた・・・?ということに気づいた。

 

 

私はその場に立ち尽くしてぼんやりと絶望した。

 

な、なんで・・・

 

まさか嘘でしょ、そんなことってないよね、ちゃんと持って来たと思ったんだけど、

いや、記憶は曖昧だ、もしかしたら忘れたかも、自宅と車しか往復してないんだからここにないってことは家にあるってことだよね?

 

戻るか・・ないような気がする・・・

 

いや、あるかも・・・・・

 

 

車中ではいつもラジオだ。 

信じられない思い出ぼんやりしていたので、何を聞いたのかは覚えてないけど、いそいそと家に帰るとキッチンの端にその紙は置いてあった。

 

私には本当にこういうところがある。

 

昔から不注意極まりない。何歳になっても治らないし、自分が母親になってもこうだから死ぬまでそうなんだと思う

 

うちの母親はわたしが無事に看護師免許を取得したときに、いつか医療ミスを起こすんじゃないかと本気で心配したと言っていたが、私が親なら同じように心配するだろう。

 

子供のときから私はこんな感じだから、自分の不注意の極みにはなれている。

慣れてはいるが毎回絶望するのも事実だ。結婚の挨拶に行った時も、前日の晩に涙ながらに書いた母への手紙を忘れて行った。大人になって次のステップに進むための試験に向かう途中、東京駅周辺で道に迷って時間がすぎて行くのを諦めた。

 

そんな消したい過去をギリギリと思い出しながら、私は息子たちが何やら失敗したときも絶対に責めないようにしようと心に誓った。責めない。せめてもしょうがないんだ、責める人が責任をとるんじゃないんだし。責任をとるのは本人なんだし。

 

「なんでちゃんと確認しないの」「だから言ったでしょ」「何回言ってもわからない」

私がいろんな人から言われてもう今年35歳になるけど、医療ミスも起こさず、迷惑はかけてるかもしれないけど実害はそこまでなかったと思う。

 

とりあえず子どもたちの生活のことを忘れないで入ればまぁ合格。そのくらい合格ラインを低くしないとやってられない。

 

 

こどもたちは7時に就寝し、久しぶりにゆっくり使った風呂のなかでうとうとしながら「疲れてたんだな」と思った。

 

カーリングを見ながらこれを書いていて、夫がスキップの子がメンタルトレーニングを受けてるという話について言ってきたので、

「私もうけたい、メンタル強くなりたい」と言うと、

「なんで?弱いの?メンタル弱い?」と質問してきたので、こういうのって彼の強みだよなぁと感じました。

 

おしまい。

 

雪見だいふく食べながらゲームオブスローンズ観て寝よ。おやすみなさい。