Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

100days!

次男、生まれて100日でした。

長男の時は余裕も知識もなくて、100日?なぁに?それ、みたいな感じで適当に済ませましたが、今回は少しの余裕と知識があったため、自宅で準備してやってみた。

 

 

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(ドヤァ)

 

 

鯛は近所のイオンに入ってる魚屋さんで、

「あのぅ、すみません、鯛、注文したいんですが・・・」と魚屋さんのお兄さんに話しかけると、

「はいはい、何日?大きさどうします?」みたいな慣れてる感じで対応してくれて、

「大きさは、あのぅ、よくわからないんですけど、魚焼きグリルに入る感じで・・・」と適当なことをのろのろと言う私に、

「みなさん、だいたい800gくらいのもの注文されますね」と教えてくれたので、

「ではそのくらいの大きさで、あのぅ、さばいていただけるとありがたいんですが」とさらにお願いすると、

「はい、ツボ抜きして、ですね」と言うので

「ツボ抜き?」と聞き返すと

「あぁ、エラとかお腹とかウロコとかとってお渡しすることをツボ抜きっていうんです」と親切におしえてくれた。

 

へぇ〜〜

行事やると一歩ずつ大人になっていく感じするなぁ〜〜〜

 

そうしてツボ抜きしてくれた鯛は1尾(いちびと呼ぶことも初めて)980円!

お会計はお魚屋さんに取りに行ってくれた母にお任せしました。えへん。

 

ネットで「お食い始め」や「お祝膳」について調べたら、歯固めの石のこととか、梅干しのこととか色々書いてあったので、とりあえずその通りに。

 

酢の物作るのめんどくせぇ〜〜〜って思ってたら、お赤飯を炊いてくれた夫のお義母さんが、マリネも作ったからぜひ食べて〜!と超タイムリーな差し入れをしてくださったので、紅白なますの代打に任命。

 

黒豆は買ったやつ(黒豆煮るの成功したことないため)だし、

煮物は前日の夕飯のために作ったけど両親と焼きに行くことになったのでスキップした大根で代用したし、めっちゃ手抜きのお祝膳でしたがなんとなかった!写真に味は写らねぇ!

 

鯛は魚焼きグリルにお任せするのは信用できなかったので、H氏が焼き方をネットで調べて化粧塩と施し、手や尾にアルミホイルなどをまきつけて焼いた。

随分と綺麗に焼けました。ネットって便利だ、ほんと。もうないと生活できないレベルまできた気がする。

 

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置いてみると、鯛、ものすごい大きさ!!魚好きの長男もびびって喜んでてよかった。

 

 

一瞬今回は寿司屋とかで100日お祝膳やってもらおうかと思ったけど、寿司屋なんて行ってもチョロチョロする長男に気をとられて逆にゆっくりできないと思ったので、自宅でやって正解でした。

 

鯛焼けたとき一同盛り上がったし、リラックスしながらできて楽しかったです。

 

 

次男も生まれて100日だけど、長男も兄になって100日。

 

きっと彼なりにかまってもらえない寂しさとか、いろんなもどかしさを抱えて生活しはじめて、色々と葛藤があったと思う。

 

母や義理の両親にかなり助けてもらいながら、夫と協力して100日やってきたけど、なかなか毎日大変で忙しい日々だった。

 

あと二日で長男2歳。

2歳になったところで何にも変わらないと思うけど、彼らの誕生日が来るたびに出産のときのこと思い出すし、

 

母になったこと、母でいられること、自分が自分でいられることについて、なんとなく考えてちょっとずつ成長していきたい。

 

 

今日は夫が釣りにいくため早く就寝したためのびのびとネットサーフィン(つーかいつもの通販ジロ活動)しすぎた。

 

早く寝ないとまた朝来るからがんばるぞ

 

 

 

一歩前へ

秋になって急に息子の「お外いきたい熱」が冷めた。

 

4月の雪解けから約半年間、

妊婦の体、生まれてからは新生児を抱えながら息子の「お外いきたい、今すぐ連れて行けコール」にひぃひぃ言いながら付き合っていたけど、

 

最近なんだか「お外いきたい」と言ってこない。

外出ついでに15分程度のチビ散歩をすることはあるけど、3時間くらいはずっと外にいたのに、最近は自分で「おうちいく」とか言って家に入っていく。

 

それどころかアニメや映画なんて10秒で無視していた息子が、最近テレビを熱心に見ている。

 

変だな・・雨続きで寒いからか?いや、でも雨でも雪でも外連れてけって騒いでたのに・・・・と思っていたところだったので、

 

今日はちょっと朝から少し晴れ間が見えていたので、試しにツタヤで借りてきたトトロを真剣に見ている息子に「ねぇ、今日ちょっと晴れてるからおさんぽいかない?」と誘ってみたら、

 

「やだ」と拒否された。

 

 

えっ

 

だれっ

 

だれこの人・・・・

 

 

うそでしょと思いながら、

「ねぇねぇ、お散歩行こうよ、川に石ぽっちゃんしようよ」ともう一度誘ってみるものの、「やだ、おうち」と首を左右に振って拒否している。

 

うっ

 

本気拒否!!

 

 

子どもの何かをやめさせるには、とことんやらせるほか方法はないみたいなことがなんかの育児書に書いてあったけど、

 

ついにきた、その時が。

 

 

雨の日も雪の日も風の日もものすごく晴れの日も、ひぃひぃ汗かきながら、もしくは凍えながら息子につきあった今年の思い出

 

あんなにお外行きたいって言ってた日々は、もしかしたら戻ってこないのかも・・・・

 

 

必死で息子を外に連れ出すために努力していた日々はもう過去のことで、2歳目前にして息子は自分の人生のコマをひとつ前に進めたのかぁ。

はぁ、それはそれで寂しい。

 

1歳はほぼ「水遊び期」と「お外であそぶ期」だったので、2歳になって「DVD期」や「YouTube期」に入ったらどうしよう・・・と少し不安ですが、こうやって息子の遊び方も少しずつ変化していくんだなぁと実感した出来事でした。

 

そんな彼の1歳はあと数日。私も母になって2年です。1歳から2歳はほんとまじであっという間だった。

 

0歳のときは、なんだかあっという間のようで、すっごく長く感じたんだけどね。新卒の1年目のときと同じくらい。

 

息子は2歳になったらどんな遊びで毎日を過ごすんだろ。

どんなことを好きになって、どんなことをお話ししてくれるんだろう。

 

 

うちの親から「お誕生日に買うもの何か選んでよ」と逆リクエストがあったので、

本屋さんで息子が興味深々だった、しかけ絵本を買ってもらうことにした。自分たちで買うには高いから買えなかったんだけど、ありがとう、母。

 

遊び方は変わっても、絵本への興味はずっとそのまんま。今は寝る前の絵本は5冊を超えてる。

1日のおわり、息子に絵本を読んであげる時間は、私にとってもすごく癒される時間なので、ずっとずっと少なくともあと10年、いや15年以上はそうやって好きな本を選んで、それについてあーだーこーだを話し合える関係でいたいと思う。

 

 

 

そうそう、そういえば長男の誕生日前に次男の100日があるんだった

 

もう100日だって、はっや

 

 

長男の次男に対するストレスは、今でも叩いたりつついたり上に乗ったりすることはあるものの、前のブログに書いた頃よりは減った気がする。

 

次男の寝かしつけに添い乳と抱っこをやめて、ミルクを足しておくるみに巻いて寝室に放置して眠ってもらうようにネントレを始めて、

 

なんだかんだ1週間くらい経つ気がするけど、いまは10秒くらいフガフガ泣いただけですんなり眠ってくれるようになり、ものすごく助かってる。

 

次男をお風呂からあげて、長男がH氏とお風呂に入ってる間にミルクを飲ませておやすみすると、長男が風呂からあがってきてギャーギャーと着替えたり、牛乳を飲んだり(まだ哺乳瓶で飲んでいる)している間に、次男はスヤスヤと眠りに落ちていて、

それから3時くらいまでは起きない。

 

だから長男と寝る前に存分にイチャイチャして絵本を彼が満足するまで読んであげることができるようになって、どっちも同時に寝かしつけなきゃいけない私のザワザワした気持ちもなくなった。

 

 ちょっと振り返ってみると、この3ヶ月、母にかなり助けてもらいながらも、毎日ほんと大変だった。

 

だけど驚くほどあっと言う間だったし、こうやって「えっもうそんな感じなの」って驚いたりしてる間にあっという間に私の手の中から二人ともいなくなるんだってことを思いながら、これからもがんばっていこうと思う。

 

おやすみなさい

 

 

オーシャン (しかけえほん)

オーシャン (しかけえほん)

 

 

 

サファリ (しかけえほん)

サファリ (しかけえほん)

 

 

 

憧れはロレックス

仕事やめたときに退職金で買った、わたしのロレックスの時計。

 

高い時計を自分で買うのは私のひとつの目標で、

 

同じくらいの値段の椅子を買うのと迷ったけど、やっぱ最初はロレックスでしょ!と息巻いて色々探し、

結局ネジ式で18金でできてるジュエリーみたいな小さい時計を、六本木ヒルズの中にあるアンティーク時計のお店で購入した。29歳のときの話。

 

キラキラ光って華奢な様子のロレックスは水にとても弱い。

「雨とかでも壊れちゃう可能性あるんで、大雨のときとか、手を洗う時はできるだけ外すのが望ましいです」と言われた時、その繊細さが素敵だと思ったし、そうやって長年とても大切に使おうと心に決めた。

 

それから3年たって、私は結婚して子どもを産んで、夫と時計の話になるたびに「あんたなんであんな時計買ったの、無駄なのに、もうしないんじゃないの、あれ」とバカにした口調でかからわれる。

 

私はその都度、

「いいの、タンスの中に入ってて、たまに取り出して眺めてるだけで幸せなんだから、宝石と同じなの」と言う。

 

夫はへ〜ぇ、と毎回言って、やれやれみたいな顔をする。

 

 

 

今日鏡を見て、日焼け止めと、眉毛だけ描いた薄化粧といったら聞こえはいいけど、手抜きの化粧にも満たない化粧をした自分をみて、

 

あぁ、今の私はあのロレックス、確かにもうすることないかもなと思った。

 

 

ショートから肩につく長さに伸びた髪の毛は、ゴムの癖がついてピンピンと外側に跳ねて、

授乳しやすい伸びたTシャツは、5年くらい前にトゥモローランドのセールで購入したもので、色あせた感じが実に疲れた様子を醸し出していて、

誰かに気の抜けた様子を見られてもいいってゆう自分の内面が、外側にジワジワと超にじみ出てる気がした。

 

 

男の子の母親は特に、子どもにお金をかけるより自分にお金をかけなさいって妊娠中に読んだ「だいじょうぶやで」にかいてあったし、

私はずっとずっと自分の「女であること」みたいな自覚を失わないで生きていきたい、なんつーか全体的に抜けててもいいんだけど、基本的な清潔感みたいなのは持っていたいって思ってたのに、

 

今のあたしって、全然そんな風に思ってない。

 

 

余裕がないって、言い訳かな

 

 

 

腑抜けた姿で一時保育に行ってる長男を保育園に迎えにいく途中、

「豚に真珠」って、たぶん男が思いついたことわざだよな、失礼なやつ、とぼんやり思った。

 

 

H氏が言うように、私にはしばらくロレックスをつけるような日常はないかもしれないし、

40歳あたりに買えたらいいって思ってたティファニーのバングルも、もう必要ない自分になったのかもしれない

 

いろんなものを納得するように諦めて、気づいたときには自分が思う自分と、全然違う人になってるんじゃなかろうか。

 

 

子どもを産んでも産んでなくても、あたしはあたしなんだから、どういう自分で歳重ねていきたいのか、

パートナーとどういう人生ってゆうか生活を送っていきたいのかってこと、ちょっと考えてみよっと

 

 

最近どういうのが自分のモデルなのか・・・という点について自問してることが多いなぁ。

 

こんまりさんは「理想の生活は絶対おくれます!!!!」って言ってたし、そろそろもう一度こんまりメソッドを読み返してみるか。

 

とりあえず今日はウシジマくん読んで寝ます、おやすみなさい。

 

 

子育ての悩み〜長男さみしんぼサイン編

最近長男の次男に対しての乱暴が激しい。

 

つついたり叩いたり、上に乗ったり、顔を踏みつける真似をしたり、とにかく色々攻撃的だ。

 

本人はニヤニヤしながらキャッキャと楽しそうにそれをするので、

最初はこっちも「いたずらかなぁ」程度に叱ったりあしらったりしていたんだけど、

最近はキーキーしながらやっているときもある。

 

憂さ晴らしにガタガタと次男が乗っているハイローチェアを揺らしたり、バンバンとお腹のあたりを叩いたり、

怒っても怒っても一向にやめない、それどころか激しくなるばかりで目が離せない。

 

これはもしや・・・

 

そう思って知恵袋などで調べてみると、やっぱりどうやら、長男なりの寂しさのアピールだと書いてある意見が多い。

 

「お母さんに見てほしいからやってる」とか

「ダメなことをやってしまう子供の気持ちも理解してあげて」とかそんなようなことが色々と書かれていた。

 

 

次男が生まれて、まだ小さい長男には私なりにずいぶん気を使ってきたつもりだけど、

どうやら長男の心は満たされてない様子だ。

 

確かに次男のオムツを替える時に一緒に寝転んでくる長男に対して「ちーくんはオムツいいからあっち行っててよ」とか、

「今次男におっぱいあげるからちょっと待ってね」とか待たせることも度々あったし、

長男が一時保育から帰宅するときは「また外行こうとか言われても無理だし、寝かしつけまで一人できついなぁ」などと思って接している時は度々あった。

 

そういうの全部、あの超甘えん坊の長男に伝わってたんだろうか。

 

 

週2回は次男を母に預かってもらって長男のしっかり遊ぶ時間を作ってるから大丈夫だと思う

 

出来る限りは長男のリクエストに応えてるからちょっとくらい次男のお世話してたって大丈夫でしょとか、

 

色々と私の中で思ってたこととはどうやら評価は違う様子。

 

 

ふと冷静に注意深く観察すると、次男を抱っこしているときや授乳しているときに主に長男はソワソワしてベタベタしてグズグズしていることも多くて、

 

長男のリクエストに対応している間に次男がギャン泣きし、私が長男から注意を背けたりしたときに次男を攻撃してる気がする。

 

 

この人のことめちゃくちゃかわいがってる気になってたけど、

まだまだ甘かったか・・・・

 

寂しくて攻撃してたんだなぁ

 

そう思うと小さい長男がかわいそうになった。

こんな小さい体で、私疑いようもなくこの人のこと大好きなのに、必死で私の愛情を得ようと考えたり、嫉妬したりしてるんだ・・・・

 

 

確かに週2回は長男と遊びに出かけてたけど、毎日の単位で考えたり、しっかり長男と向き合ってる時間は少なかったかもしれない。

 

そしてここ1週間くらいで長男のさみしんぼが悪化したのはたぶん、

次男が眠くてグズグズ泣かれるのが嫌で、それまで夫にまかせていた次男を長男と一緒に寝かしつけしてたのが、気に入らなかったんだと思う。

 

子どもって、てゆうか、うちの長男って、甘えん坊のことは知ってたけど、

考えてみたらその分敏感なタイプなのかも、ということに今回初めて気づいた。

 

 

もっとしっかり僕のこと見てってサイン、ちゃんと受け取ったからお母さんがんばるね、

寂しい思いさせてごめんね、だーーーいすきだよ

 

と言いながら長男を抱きしめてキスすると、

 

彼は「ねぇ、ポッポー(ユーチューブのトーマスの動画)してー!!」と私の腕の中から逃げ出していった

 

 

「だって泣くものは泣くししょうがない」とかいっていつも適当に次男を寝かしつけ?してる夫に、

 

「わたしやっぱり、寝る前の30分は長男としっかり二人の時間とりたい、毎日じゃなくても、できる限り毎日」と言うと、

 

夫は「わかった、俺が次男担当ってことね」と言って仕事に行き、

 

今日は仕事がとっても忙しくて遅くなる日だったんだけど、一時帰宅して長男を寝かしつけてる間、ちゃんと次男を見てくれた。

 

そのおかげか私も次男の泣き声におびえずにゆったりした気分で長男に向き合うことができて、

彼は好きな絵本を4冊持ってきて、私の上でコロコロあそんで、かわいい寝顔でストンと寝た。

 

 

長男のことはけっこうなんでも知ってる気になってたけど、成長に合わせて彼の情緒もちゃんと発達していくわけだし、

求めることも、理解してることも、いろんなことが増えていくんだなぁってことを学んだ出来事だった。

 

次男が生まれたことでの長男の寂しさが解消するかどうかはわからないけど、

ちゃんと「子どもと向き合う時間」ってことを意識したいい機会になったと思うし、

「週2回遊ぶ時間とってるからいい」ってことは、

「クリスマスは好きなプレゼントあげてるからいい」とか、

「長男が好きな食べ物をあげてるからいい」とかと同列で、

そういう目に見える簡単(じゃないんだけど)なことでは子どもって済まされないんだよなってことを学んだような気がした。

 

まだまだ道のりは長いけど、長男と次男、愛情豊かに育てるには、もっと必要なんだ、

 

今までの私の心のそこにある愛情の泉をさらに深く掘り下げて、新たな泉を発掘したような出来事。

 

 

さて、ストレッチして寝よ!

 

ちなみに夫はいつも私の育児の方針に協力してくれてほんと感謝してるんだけど、

私が悩んだ時は「あんたのせいでこうなった」的な責め方をされるんじゃないかとけっこうビクビクしてます。

 

おやすみなさい。

 

 

 

優柔不断な女

それは私です

 

H氏はよく「あんたよく考えなさいよ」と私に言う。

 

私はそのつど「考えてるし!」と反論するんだけど、どうやら私の「考えている」は彼のそれに達しないらしい。

 

 

てゆーか、そんな色々考えたって、無駄なきがする。

結局は考えの末に得た結論が失敗することもあるし、適当に選んだものがヒットすることもあるんだから、選んでみないとわからないってゆうか、それに適応するしかないってゆうか。

 

H氏に言われたあと、たいてい私はそんなことを思って、ますます自分の「考えてる」とH氏の「考えなさい」という言葉の板挟みになって、どうしたらいいのかわからなくなるのだった。

 

 

今日もショールームにキッチンを見に行って、人造大理石やステンレスの説明をうけ、その長所、そして短所ともに学び、

それぞれにいいところがあり、それぞれに悪いところがあることを深く知り、

 

結果。それで結局どうしたらいいのかよく分からないまま帰宅した。

 

H氏は店頭で店員さんに色々とどんなキッチンがいいかと質問されて、頭の上で虹色のグルグルが出て適当に思いついたことを言っている私に

「ちょっと、もう一度よく整理してみなよ、アメリカとかの古いキッチンみたいなのがいいって言ってたのはどこいったの?ステンレスのキッチンがよくなったの?どの形がいいのかもわからなくなっちゃったの?」と苦笑いしながら質問して、さらにフリーズを悪化させた。

 

帰宅する車の中で「U子は深く考えないで決めるところがるから、もっとよく考えたほうがいいよ、素材のこととかさ、収納のこととかさ、それぞれにいいところがあるんだから」と言っていたが

 

私はぼんやりと、「てゆーかよく考えてたら結局決められないじゃん、よく考えてたらH氏と結婚してたかどうかも難しい問題だわ」などということを思っていた。

 

そしてふと、この人、まきストーブのこともよく考えて決められないのに、よく私と結婚しようと決めたなぁ、私なんて長所と短所がものすごく極端なアンバランスな相手なのにねぇ・・この人にしては大胆な決断・・・・と思った。

 

そういえば、結婚前に「俺、ちょっと色々考えたいことあるから結婚については待ってほしい」的なこと言ってたわ、ということを思い出し、

 

「ね、結婚前に色々考えるって言ってたけど、何考えて私と結婚したの?」と質問すると、

 

「俺はあんたと結婚したら、離婚する可能性十分にあるってことを受け入れたの。」と返ってきた。

 

「離婚する可能性あっても結婚したかったってこと?リスクより一緒にいるほうを選択したってこと?」と重ねて質問したが、

 

H氏は「はぁ?』と呆れた顔をしてそのまま寝てしまった。

 

 

大事なのは、ときめきだってわかってるんだけど、色々ときめく気もするし、何にもときめかない気もするし、

 

てゆうことはまだ運命のキッチンに出会ってないような感じもするし、あたしってほんと優柔不断なんだよなぁ

 

 

食事のメニュウもいつも決められない。

 

H氏のときは悩んだりしなかったんだから、やっぱりときめきが足りないのは運命が足りないのかなぁ

 

 

という実に乙女チックなキッチン選び継続中です

 

 あれ、でも、結婚相手に関しては迷わなかったというより選択肢が他になかったんだから、迷わないのはあたりまえか。

 

なーんだ、そうだったかぁ!

 

 

ということでおやすみなさい。

 

 

 

夢見がちなアイランド

家づくりが地味に進んできて、そろそろ自分のキッチンをどうしようか検討中。

 

家の作り的に、キッチンはアイランド型になりそうなんだけど、私ってそもそもどんな家に住みたくて、どんな生活を送りたくて、どんなキッチンが欲しいんだろ?

 

私にはどんな理想があって、何が好きで、どんなことが心地いいんだったけ?なんてことを考え始めたらきりがなくって全然決められない・・・・

 

 

ステンレスのつるんとしてガランとしたキッチンを、なーんにもない状態で綺麗にキープできるのか、この私が・・・・・

 

 

このたいして掃除も好きじゃないし整理整頓が好きじゃない私が・・・・

 

 

そもそも家の中でキッチンの収納が一番汚い。

汚いというか乱雑だ。

 

乱雑になる理由はイレギュラーな乾物が多いってことなんだけど、そもそもお土産なんかでももらう、タイカレーやタコライスやもずくスープや湯葉やお茶の他に、

デパートで開催される地方の物産店などで購入した乾物や調味料などは、みなさんどのように整理整頓されているのでしょうか?

 

乾燥ひじきや買い置きの海苔、テレビでやってたアマニ油、マロニーや冷麦そうめんスパゲティツナ缶トマト缶買い置きのめんつゆやカレールー、けっこうかさばる韓国のり、イタリアみやげのオリーブオイル、あげたらキリないんだけど、いかにしてそのへんの収納を整えているのだろうか・・・

 

その部分を綺麗に保って、調味料の引き出しが整ったらアイランドでも行ける気はするんだけど、横の油はねや水はねなどを放置したらその部分だけ目立って汚れてくるだろうし、

 

私にそれができるんだろうか・・・・・・・・・・・

 

水垢・・・・綺麗にできるのかなあ。

 

自分のことながら全くわからない。本当に全くわからない。

何回でも言おう、どうするのがいいか、全くわからない。

 

白い人造大理石は少し黄ばんでて、ベコベコしたキッチンの引き出しも汚れてるんだけどべたついてはなくて、横の汚れもマッチして、

ちょっと汚れてるけど不潔という様子ではなく、

まぁ適当さも許されるような適当なキッチンの方が自分に合うんじゃないか?

 

 

そうだ、そういえば、適当、抜け感ってゆうのか自分のテーマなはずなのに、

あんなバキバキでピカピカで超スッキリしたステンレスのキッチンなんか自分に合わないんじゃないか

 

そりゃかっこいいけどさ、

 

でもねぇ、そもそも私はイケメンが嫌いなんだ、

 

バキバキの誰もが認める長身イケメンをちょっと引いてみちゃうしのめり込んで突っ込めない

東出昌大はかっこよくて超好きだけど、いざ恋愛するってなるとちょっと腰ひけて私なんかがすみませんって気分になっちゃうってゆうか、

イケメンよりも個性的な桐谷健太や大泉洋にのめりこんじゃうみたいな、

 

ちょっとバカでちょっとデブでちょっとチビでちょっとダサい男の方が足の爪の先から禿げた頭のてっぺんまで愛せるように、

 

なんかそう考えてたら、抜け感あったキッチンの方が愛せるような気になってきたな・・・・・

 

 

バキバキの高級なステンのキッチンもかっこいいけど、

私らしい使いやすいキッチン、こんなしょうもない私を許してくれるキッチンのほうがリラックスして家でゴロゴロして漫画読める気がしてきた。

 

そう、私はキッチンの掃除より漫画が好きなのだ

 

 

キッチンの掃除と茶碗洗いを後回しにして漫画を読んでも、例えばキングダムとベルセルク・・・は名作すぎてステンのキッチンもまあ許してくれるってゆうか許さざるを得ないと思うけど、

 

自殺島彼岸島読んでても罪悪感がないようなゆるいキッチンにしようと今決めました。

 

 

 

 

ブログを書くと頭の中が整理されて大変良い。

 

私は昔からこうやって自分の方向性を決めてきたんだった。

 

 

 

ということで、もしかしたら今年中に家が建設されるかもしれません。

 

友人の方々、できたら遊びに来てください

 

 

おやすみなさい

アラビアータ

夏に親友が帰省していて遊びに来てくれたんだけど、

 

ちょっと会わない間に彼女の夫についての怒りが蓄積していた。

 

 

へぇ〜〜なんて色々と話しながら、

「U子も離婚とか考えたことあるの」と聞かれたので、

「そりゃあるよ、めちゃくちゃ腹たったときとか、ものすごく怒ってるときとか、あまりにもH氏が勝手なことばっかりしてるときとか、もんもんと離婚したほうが楽なんじゃないか・・・とか、離婚が自分のしあわせへの一本道みたいに考えること何回もあるよ」と言うと、

 

「なんだ、そっか、あんたもあるならちょっと安心したわ」と安心していた。

 

 

その日の夕飯で、

「今日◎◎が遊びに来て、旦那さんのことこんな感じで話してたよ〜〜」みたいな感じでH氏に今日のできごとを話していると、

 

「へぇ〜〜!!そりゃ大変だな!!俺は毎日1回は結婚してよかったなぁぁぁぁ!!って思ってるけど、そういうの無いってことかな!?!?まぁ仲のいい俺らには無縁の話だなっ」とニコニコしてご飯を食べながらそんなことをいうので、

 

私は少し気まづくなって下を向き「そうねぇ」なんて返答しておいた。

 

そのあと、オリンピックのニュースを見ながら、

「さっきの話だけどさ、あんたって私と離婚したいって思ったこと、とりあえず今の時点では一度もないの?」と確認してみると、

 

「ないよっ!!いっっっかいもないっっ!!!」と断言していたので、本当に無いんだと思った。

 

 

最近夫に対してよく腹を立てていたので、友人の話を聞きながらものすごく理解できる点も多くて、

 

例えば、夫が子どものお風呂も寝かしつけも手伝わずにゴロゴロとパズドラしながらリビングでテレビつけたまま寝落ちしている時、

 

こっちとしてはその日の出来事だけじゃなく、日頃のうっぷんが溜まりに溜まってもうどうやっても我慢できない爆発みたいな感じで激しくネチネチと文句を言って怒ってるわけなんだけど

(「ちょっと!!!あんた何考えてんの!?!?!?なんでそんなとこでゲームしながら寝てんのよ!ちょっと手伝ってよ!毎日そんなところで寝るから疲れとれない悪循環なんでしょうが!聞いてんの!?起きろばか!!!」みたいな感じの罵り)

 

夫としては「この人いきなり何怒ってんの、寝ちゃったくらいでそんなに怒るなんて頭おかしいんじゃないのか、あ、ストレスね、ホルモンね、謝ればいいのね、とりあえず」みたいなくらいしか受け取ってくれないので、

毎回ヘラヘラと「そんなに怒るなよ〜」みたいなのれんに腕押し状態になるのさらに腹たつ!!わかる!めっちゃ分かる!!!みたいな話がたくさん出てきたんだけど、

 

私はふとそこで相手に対して怒って解決することなんて、ただのひとつも無いんじゃ無いかと気づいた。

 

怒って相手の行動が改善されたことなんてただの一度もないのに、なんであたしたちは相手に対して怒り続けてるんだろう。

 

 

それに気づいた私はH氏に

「でもさ、私もあんたにちょいちょい怒ってるけど、怒って何か効果あったことなんて一度もないんだってことに今日気づいた」と言うと、

 

「そうそう!だから怒っても無駄なの!無駄!エネルギーの無駄!!どうせだったらほかのことにエネルギー使わないとね〜〜〜!だからU子、息子たちにも怒ったって無駄だよ!怒って解決することなんて、ほんとに少ししかないんだから!!!」と釣竿を準備しながらしたり顔だった。

 

 

 

相手の行動を怒りで変えられないのは自分で実証済みだ。

いろんなことをH氏に怒られても、私の根本的な行動は絶対に変えることはできない。

 

なるべく怒るより許す方にエネルギーを使うってのは、私の夫婦生活においてのモットーだけど、許すのは難しいけど、相手に怒りをぶつけるってのは簡単にできるんだよなぁ

 

誰かと暮らしていくのは難しい。しあわせって日々精進ですね。

 

 

 

そういうわけで、H氏は今日も釣りしに行くそうです。

はい、楽しんできてくだちい(許)

 

 

ちなみにアラビアータはイタリア語で「怒り」の意味

スパゲティのアラビアータは、辛いものを食べて真っ赤になった顔が怒っている顔と似ていることからそう名付けられてたとか。

 

 怒れば怒るほど、相手が自分の思うように動いてくれない腹ただしさで怒りは勢いを増して、どんどん自分の渦に巻き込まれていろんなことを見失ってしまう。

 

許すことが「忍耐」じゃなく、本当の意味で「許容」できる日って、いつか自分にも来るんだろうか。