Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

classic

次男の風邪が悪化して、咳き込んで夜間に発熱すること3日目の夜。こんばんわ、私です。

 

昨日とその前も寝落ちしていましたが、本日は仕事おやすみで一緒に昼寝したため復活。

寝室からのそのそと起きだすと夫に迷惑そうな顔で「あら、起きてきたの、寝てればいいのに」と言われる。

 

なにをーーー!!!

キスするついでにズボンをおもいっきり上にひっぱり尻に食い込ませたら「いたたたたた!まじっ、いたい!!なんなんだ、ほんと」とすごすごと堪えていた。

 

夫はネットフリックスのドキュメンタリー「ミート・イーター」という狩猟とご馳走の番組にはまって毎晩見ている。

 

ミートイーターはただひたすら肉を獲り、そしてわしわしと食べる、ビーガンの人々が見たら非難殺到しそうな番組です。

 

血もバシャバシャ出るし、そんなのもちろんおかまいなしに食べる人々。

それが美味しそうなんだよ、まじで。わたしも鹿をハントしてかつ捌いて食べたいと思ってくる。

 

夫は年取ってますます星野道夫への憧れを濃くし、アラスカに移住したいなどと言っている。

昔はラッドミュージシャンリボルバーやサイラス、マックダディなんてゆう裏原系ドメスティックブランドにぞっこんで、ハウスやテクノやクラブやライブが大好きで朝帰りしまくりの町田シティボーイ時代(正しくは淵野辺時代)があったのに、なんという年の取り方であろうか。

 

私も私でみなとみらいでくちびる光らせていた時代から10年、いま必要なのはヒールでもなくグロスでもなく冬用のあったかすべらないブーツとフリースなんですよ。

 

 

なんなのいきなりって、誕生日のラッキーボーナスはティファニーでもセリーヌでもなく、エルエルビーンのフリースを購入するのに使いました、という話です。

 

http://www.llbean.co.jp/shop/g/g0SDR612011/

 

これです、白ね。

 

昨日見ていたテレビで、70-80才台の女性が若いときに購入した貴金属を売る、というのを見て、

確かにいまティファニー買っても、私にとってのその価値っていつまで続くのか‥とか思ったらなんとなく必要なさそうな気持ちに。

それなら一粒ダイヤのほうが、ずーっとずっとつけられそうかも‥

 

なのになんでエルエルビーンのフリースなんだよって感じなんだけど、

カタログ定期的に送られてくるんだけど、見るとついかわいくて欲しくなっちゃったって普通のやつです。

 

見たら在庫残りわずかと書いてある‥。

 

夫にいうと、ああ、あれね、あれに載っちゃったからだな、あれは、と。

 

あれって何さ!

 

あれさ、あれ、GO OUT!

 

ああ、あれか‥

 

あれにのってるらしいです。クラッシックの良さって中年からが勝負だよな、と思いました。

 

中年に当てはまるの、あたい‥がっくし。

 

ラルフローレン、アニエス・ベー、エルエルビーンプチバトー、エトセトラ。

 

あとは万年悩まされている暖かい、滑りにくくて、とにかく暖かい、そしてとにかく滑りにくいかわいいブーツ欲しいです。

 

 

 

 

ときめき TONIGHT

おっさんずラブのときめき中毒からの、韓ドラ「結婚契約」をやっと終了しまして廃人化から復活しました。

 

四六時中ドラマのことを考えて、こどもたちに「あそぼう」と誘われても「いまお母さんやることあるから」と断る始末。

所用をASAPで終了させて一人の時間をできるだけ確保したいのだった。

 

いや〜〜〜ときめいたわ〜〜

 

田中圭にときめきチュドン死させられる勢いでした。みなさまもぜひおっさんずラブを。

ネットフリックスかアマゾンプライムで見ることできます。

 

しかしときめきドラマを二本立てで拝見し、いかに自分が最近ときめいていないかということを痛感した。

 

夫のことは心から愛しておりセックスも最高で生活に文句の一ミリもないですが、それでも違う、そのときめきとは!胸ぐらをつかまれるような、両手で頬を抱えても途方にくれちゃうような、あのトキメキ!!!!!

 

あたし、もうこの先一度もあぁゆう超チュドン級のときめきないんか・・・

もうそういうチャンス最高に全部使い果たしたんか・・・・

あっても困るな、しかし、大事なものが多すぎる・・・・

 

などと無駄な思考を働かせて無駄に切なくなりました。

 

主婦がね、ドラマや韓ドラにハマるのほんとわかるよ、わかる。

あぁゆうの全部まじで青春の残り香ってゆうか屍ってゆうか、炭ってゆうか、ってゆうか・・・・・・

 

 

昔はドラマ?おもしろいの?って感じだったけど、あんたバカだね、面白いよ、ドラマみないで何見るってゆうのさ、と言ってあげたいです。

 

ところで去年の誕生日のブログ見てたら株やりたいって書いてるのに、そんなのすっかり忘れていた。いや、途中まで覚えてはいたが、なんだかなんとなく忘れていってしまったのでした。そういうのを「日常に流される」と人は表現するのよね。

 

age35こそは!と心に決めて、初心者向けの無料セミナーに行って見ることに。

金融系のセミナーなんてそういう表現だけでなんだか保険でも売られそうな雰囲気だよね。

 

あとは今日のディアフレンズ(FMラジオ)で、東出昌大さんがゲストで「10年後にどんな自分でいたいですか」と明日のゲストの中川大志さんに質問しているのを聞いて、あたし45歳の自分てどんな感じでいたいんだろぉ・・・とふと考えてしまった。

 

みなさんどうですか。10年後の自分、想像できますか

 

25歳の自分は仕事と恋愛に好きで溺れていたけど、35歳の自分のこと見たら体型と体重以外は割と「へぇ、悪くないじゃん」と思うだろう。この10年は濃厚で楽しかった。

これからの10年、楽しい10年が想像できますか。

 

 

ちなみに私は35歳ですが、今年の誕生日もおばあちゃん(93歳)と母と義理の父から誕生日のお小遣いをもらいました。

なに買おっかな〜〜〜といろいろ考えて、自分の中のKeyAgeだし、なんだかいいもの買いたい、例えばセリーヌのトリオ(ラージ・黒)とか、ティファニーのスマイルネックレス(13万円)とか、あとはなんだ、ティファニーのボーンバングルもずっと欲しいと思ってた〜〜〜、などなど考えて、

はて、10年後の自分は果たしてそれ欲しいとか思うかな?とか疑問に思った。

 

そうやったら何も欲しくねぇ・・・・

 

母にそう言うと「あんたバカだね、10年後も欲しくなるものなんてそうそうあるかい

、自分も時代も変わるんだから、そんなこと言ったら何にも買い物できんわ」と言われる。そうよな、正論。

 

11月に友達がうちに遊びにきてくれる予定があるので、そんとき相談しようと思った。

 

45歳になっても毎日欲しいものとか楽しいもの、ときめきを日々検索しまくれる自分はけっこう悪くないと思います。

 

さて、夫も寝たのでハンターハンターの新刊見て寝よ。次男のかぜが早くよくなりますように。

 

ときめきねぇ。男性に対してのときめきはどこに昇華してるのかと思えば、あそっか、息子たちかもね。なんて。おやすみなさい。

 

ショートカット

誕生日でしたので一念発起してショートカットにしました。

美容室のカードみたら5月の末から行ってなかった。

 

鎖骨したまで伸びたボッサボサの髪の毛を襟足丸出しの前下がりショートボブ風にしてもらう

 

今日職場に行ったら「U子さん、やっと美容室に行けたんですね」と職場の方に声をかけられた。

ショートカットとっても似合う、いいですね、などといろいろ褒められ上機嫌。

 

あとは気になる夫の評価。

 

昨日、美容室から帰宅後も「髪どお?」と聞き、「え、まぁいいんじゃない、意外と短いね」と夫の回答。それはあまり期待していた回答ではない。

 

ふたたび朝起きて「髪どお?」と聞き、「いいんじゃないの」と。

いや、それもあまり期待の回答ではないのである。

 

朝髪をセットするために洗髪して、ブロー(ほんと乾かしただけ)後に「どお?いいでしょ?」と再び聞くと「いいと思うよ、ほんとに。」と言われて、少し満足。

 

そうして今日仕事から帰宅した夫に「今日ね、職場でいろいろな人に髪いいねって言われて嬉しかったの。ねぇそうおもう?けっこういいと思う?」と聞くと「うん、ほんとね、いいと思ってるよ」と言われてやっと満足の合格点まで到達し、私はこれを書いています。

 

私は性根がしつこいのだ。それは本当に昔から。

 

髪を切ると服は変わらないのに気分は変わっていいですね。

去年買ったお気に入りのコートもなんだか去年以上に可愛く見える気がする。

 

 

若くみられたいけど年相応にみられたい。

年相応にみられたいけど老けてみられたいわけではない。

老けたくないけど若作りしてるのも惨めで嫌で、ほんとこのくらいの年代のファッションって今の私の永遠のテーマですわ。

 

ちなみに5000円以上の服は買わないルールはまだなんとか継続中。

メルカリって最高だよな、改めて。売って買うの繰り返しであと10年くらいいける気がする。

 

今年の目標について吟味したいが、なんせおっさんずラブからの韓国ドラマにはまっていて時間が足りないのだ。

 

さて、子供たち寝かしつけてからまたいろいろ見るぞ、と気合いれて毎回寝落ち。おやすみなさい。

 

TODAY is my birthday

35歳になりました。

お誕生日おめでとう、わたし。

 

10年前はドブ沼のような楽しい恋にうつつをぬかしていたおかげで未来には不安しかもてませんでしたが、

現在は誕生日に花束を贈ってくれる夫と結婚しているので毎日が極上のしあわせです。

 

願いについて祈るのは家族の健康ばかり。自分も健康でいないと家族が守れない、という至極まともな願いに変化しています(交際してない相手とのデキ婚を願ったり、どうか今夜どうのこうのなどと嘆願していないという意味)

 

根本的なことはなにも変わらないけど、ただ35歳になりました。

これからもっといろんなことを知って、さらに楽しくやっていきたいです。

 

 

毎年恒例の今年の目標については今日中に決めます。

受診した日

検査はなんでもありませんでした。

「頭の中には頭痛やめまいになる原因はなさそうですね」と先生に言われる。感じの良い小柄な男性医師。「典型的な偏頭痛なのでお薬処方しておきます。」

 

頭痛に効果があるらしい漢方をもらって帰宅。

 

 

MRIははじめて経験した。

すんごい音がして、頭も固定されてるし、

これで「15−20分できるだけ動かずにじっとしていてください」と説明されて、

 

なるほどこれってけっこうしんどいよな、患者さんはこのようなことを体験していたのか・・具合悪くなるっていうのわかる・・・

 

なんて思ってたらぐうぐう寝てて終了。人ってどこでも寝れるんだなって思った。

 

 

12時に受付をしたのに、帰宅したのは17時だった。疲れた。今日はお弁当にしよう。

そう思って帰宅したら、ドアを開けて玄関に入った瞬間、私を待っていたらしい長男にブチ切れられる。

「隠れようと思ってたのに、お父さんと隠れて驚かせたかったのに、どうして帰ってくるの、お母さんっていや!お母さんっていやだ!!!!」と言って泣いている。

 

「わかったわかった、ごめんって、でも知らなかったんだからしかたないでしょう、隠れたかったのにごめんって」となだめるが、ギャンギャンとわめていている。おまけに追いかけてきてお尻やふともものあたりをペシペシしている。

何度説明してもギャンギャンとうるさい。あぁ、うるさい・・・そしてしつこい・・・ 

 

私もイラァときて持っていた次男のオムツを床にたたきつけて

「そんなこと言ったって知らなかったんだからしょうがないでしょう!せっかく帰ってきたのにお母さん嫌だって怒られてお母さんだって嫌な気分だよ!!!そんなこと言われるなら帰ってこなきゃよかった!これからもう帰ってこない!もう帰ってこないからね!!!」と長男をぐっと押しのけて玄関に向かう。なんだってんだ!!!!しばらく帰ってこんわ!!!と思うが、私はツタヤで漫画を借りにいきたかったのである。(夫はたまたま私が帰宅したタイミングで来客対応をしていた)

 

 

うわ〜〜〜〜〜!!うわ〜〜〜〜〜んんん!!!!!と泣く長男。えっほ、げぇっほ、げええええっほ、うわ〜〜〜〜〜〜んん

 

走って追いかけてくる次男(下半身オムツのみ)

「だめよねぇ〜、○○(長男)だめよねぇ〜〜、おかあしゃん、ねっ!」とひざにちょこんと乗る。

 

うわ〜〜〜ん、おかあさん、うわ〜〜〜〜〜ん!!!!!(長男)

 

 

「あのね、帰ってきた人にはなんて言うの?帰ってきてほしくなかったじゃないでしょ、おかえりでしょ」

うなずく長男

「んじゃおかえりって言って」

「おかえりなさい(ひっくひっく)・・・」

「お母さんだってみんな待ってるかな〜って帰ってきたのに悲しい気持ちだよ」

「でも隠れて待っていたかったんだもん」

「わかったよ、じゃあ後でもう一回帰ってくるからそれやってね」

「わかった」

 

 

そうやってゴミ捨てついでに家を出て(漫画はあきらめた)、寝室で隠れてた男3名を、玄関、トイレ、浴室、リビング、寝室というルートをまわって見つけたのに、

「みつけたのが早すぎる」といって長男は怒っていた。

 

はぁ。どんだけ。

 

 

という1日でした。風呂はいっている間に夫がほっともっとでお弁当を買ってきてくれる。私はビックのり弁。

「わたしビックのり弁」インターネットでいつでもメニューを確認できるのは便利ですね。

夫「えっ、まじ、ビック!?なんで?!」

「おかず多いの、大きいちくわとか入ってるし、ご飯は残して明日食べる」

夫「へぇ〜〜〜、ま、いいけど。」

 

帰宅して弁当を置くときに「あんたのは1200kcalだってさ、俺のはね、400kcalだって」といちいち言う。「1200kcalってすごいよ」夫はこういうことを言ってくる人なのである。

 

「あんたのご飯はいってないでしょ、だから400kcalなんでしょうよ」(夫は米は家のご飯を食べる予定でおかずのみ購入)

 

食べてる途中にも「ねぇ、なんでビックのり弁にしたの?なんのおかずがよかったのさ?」と聞かれる。

 

うちの男たちはほんとしつこいな、と思いながら、

「大きなちくわと目玉焼きだよ」と答えて、厚切りハムを彼にあげた。

 

 

 

診察室の前で

あまりに体調が不良なので、ついに脳外科を受診。

 

日常的な頭痛とめまい、倦怠感などの症状を振り返り、うん、これ他の人だったら受診すすめるよね、と思い思い腰あげました。

 

万が一大きな病気であったことを想像しながら、もしそうならわたしはどのくらいのことを後に残さないといけないんだろう

 

10のリストみたいなのを作るとしたら、何にを達成したいかな。

 

なんにもないように祈りながら、診察室の長椅子に座ってブログ更新。

 

 

足して10で割ったとしたら

ネットで流し見していた記事の中で、「自分の周りの人間を、10人集めて平均化したのがあなたである」という文を読んでなるほどと思った。

 

自分の周りの人たち10人の平均が私だったら、かなり自分に自身が持てるんじゃないか。あの人もあの人もあの人も、この性根がぐうたらな私を引っ張り上げてくれて日々感謝しています、ほんとです。

 

朝静岡に住む友人から電話がきて、手身近にいろんな近況報告を受ける。

 

 

友人と電話を切ってから、少しぼんやりとして家族という存在が家族に対して残して行くものの大きさに改めてつぶされそうになりながら、

みんなそういう単位の中で生まれて育ってそして生活していることに、私たちはどこまで寄り添っていけるんだろう、みたいなことを考えた。

 

悲しいことは永遠に悲しい。悲しさが薄まったり小さくなったりはしない。ただ少しずつ硬くなっていくことはある。

 

小さくなることはない悲しみの中で、確かな存在だった誰かのことを背負って生きて行くのはどんなに足取りが重いだろうか。

 

もしできるんだったら、

私の10人に入る誰かの10人に私が入るのであれば、

誰かの悲しみも全部みんなで平均化して背負って生けたらなんて、ひっそりと思った。