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Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

女親ってやつ

H氏の友人が離婚の危機という報告。

 

結婚してから人の離婚話は他人事じゃない。

 

え!?!?!?ってまえの10倍以上驚く。そしてビビる。

 

結婚するまえは「りこん?いえーい、独身ばんざい」くらいだったのに、橋をわたるとこうも違うものか。

 

 

とにかくH氏は神妙な様子。まぁ友達の危機ですからねぇ。

 

彼が神妙に何かを話すのはけっこう珍しく、私はわりとその様子、つまりは話を分かりやすく私に伝えてくれようとする姿勢が昔から好きなんだけど、それはちょっとおいといて、

内容は「友達が離婚しそうなんだけど、ちょっと向こうの親が変なんだって」という話だった。

 

人のご家庭の話なので、詳しい話はこんなところで書けないが、書けるところで説明すると、

「子どもができたので結婚をしたのはいいけど、結婚してみたら相手も本人も意味不明だった、色々と解決のために努力しようと思ったけど、何かちゃんと話し合いの解決をしたいと思っても何も伝わらないし、向こうと連絡すらとれない」という状況。

 

相手の女性はとても若く、そして筋金入りのお嬢さん(つまり金持ち)で箱入り娘で、結婚当初から「でき婚」という状況に納得ができず、大事に育てた娘がわけのわからん男(でも私からみたらそうとう立派だし、普通の過程でこのH氏の友人と結婚することになったら職業だけでOKでると思う)と結婚することが、彼女の母親は納得できないらしい。

 

何かというと親(母)がやいのやいのと言ってくる。二人の問題なのに親(母)が口出ししてくる。親ではなく本人と話したいのに、話はさせてもらえない。その他親がらみの多くの悩みがたくさんあって、H氏の友人はほとほと疲れている、という話だった。

 

 

私が今日H氏と色々話してて思ったのは、

向こうの親がうんぬんとか、H氏の友人がうんぬんとか、ふたりの関係がうんぬんとか、それは色々あるんだけど、それよりも何よりも、女親の心境って、割と複雑な立場にあるんだな、ということ。

 

12月に私も人の妻になり、そして彼のうちの嫁になったわけですけど、

入籍することに感極まって涙を流す私に対して、母は「あんたはお嫁にいくけど、娘なのは変わらないから」と言っていた。

 

ぐすぐすしながら「うん」なんてうなずいた、しおらしくて素直な私は、

それからも私は母に叱咤激励を受けながら生活しており、たまにH氏のことをぐちったり、のほほんとそのままにしてることをしかられたり、逆にH氏の妻として役割を果たしていないことを注意されたりしてる。結婚前と同じように。

 

娘と母親は、関係が悪くないかぎり、親しい友達のようだし、だいたいのことは何でも話せる相手だし、やっぱり頼れるアドバイザーだと思う。

 

 

そんでこの前、結婚式の日取りを早く決めてほしい(仕事の都合で)という母に対して、

「そんなの私だって何回も言ってるけど、H氏が仕事がうんたらかんたら言ってちゃんと聞いてくれないんだもん!」と言った私に、

母は、「あんた、Hはどうしてそんな大事なことを先延ばしにしてるの、こっちの都合だってあるのに、本当に大丈夫なの」と不安な様子だった。

 

言った瞬間、あ、ちょっとしまった、と思った。

 

そこで思った。

そうか、夫のことを母親に愚痴るという行為は、彼氏の愚行を母親に報告するってゆうのとは、また違う意味を持つのか。

 

家族として、関わることが多くなるだけに。

 

私の愚痴や言い分はそのまま母親に伝わり、その都度嫁に出した女親としては、

「せっかく嫁に出したのに、ちゃんと大事にされてない」や「家族としての責任を果たそうとしてない」「あの人は娘をまかせて大丈夫だろうか」などといらぬ不安に悩まされることになり、

私が小さな愚痴をこぼすたび、もしかしたら母親の中での私の夫への評価は少しずつ下がるのかもしれない。

母親が子どもに夫の愚痴をこぼすたびに、子どもが父親への評価を少しずつ下げるみたいに。

 

私は幸い、母親からは割と信用がないので、H氏の言い分を無視して私を全面協力するパターンはあり得ないと思うけど、だけどやっぱり遠くはなれてて、夫の所作振る舞いについて、メソメソと泣いて相談されたり、辛い辛いと苦しんだりする姿をみたら、「あのひとにうちの娘は任せておけない」ってなるのが、やっぱり女親だと思う。

 

自分で育ててたときは幸せだったのに、嫁にいったとたん不幸になってる、って。

 

 

小さな山や大きな谷はきっとこの先もげんなりするくらいたくさんある。

嫌になるくらいのめんどうも、状況に絶望しかけることも、理解不能なことももしかしたらたくさんあるかもしれないけど、だけど、

 

私たちはもう少し、女親の微妙な心境のことも、意識するべきなのかもしれません。

 

 

私がいつも幸せで、夫のことが大好きで、にこにこしていて、良い報告をしていれば、当然家族の彼に対しての評価もあがり、一番のアドバイザーから述べられる内容も、きっと関係を良くしてくれるものになるはずなのに、

 

いつも○○だったらどーのこーの、この前もあーだこーだ、どーにかなんないの、どうしたらいいの、そんな報告を無意識に近い感覚で垂れ流す、自分への影響を今まで無視しすぎてた。

 

いや、愚痴ってないけど、そんなこと言ってないけど、だけど言う可能性はかなり高い。

 

安易な判断は不幸な結果しか生まないし、安易な言葉もやっぱり不幸な結果しか生まないわね。

 

 

考えてみたら夫婦というのは二人で一つの単位だから、お互いがお互いのことを悪く言うことはタブーなのかも。

友達と笑い話で愚痴るくらいだったらいいけど、夫だからって言って家族の一員を悪く言うって、考えてみたらダメよね。

スポーツやお笑い、多くのコンビがお互いのパートナーのことを悪く言わないみたいに、お互いの評価は自分のことだと思って、これからもきちんと整えていこう。

 

 

 

 

 

まぁダメなときはダメなんだろうけど、どんなときだってさ。

 

 

ということでおやすみいなさい。

本日はH氏が初めて私にごはん(うどん)をつくってくれて嬉しくて涙出そうになりました。