Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

おなじじかん

こんばんわ、私です。

 

スローブイエナのYouTubeチャンネルみながら、年末にまた大人買いしたohoraのジェルネイルシールしてたら1時すぎていた。眠くない。家族は寝ている。

 

本来年末から年始にかけては、私が一年で一番大好きなウィークですが、今年は楽しむ気持ちの余裕がない。

2021年の一年間どんな年だったか、来年はどんな一年になるのか・・などとつい考えちゃいますね、

しかしつい考えてはしまうけども、他に7歳と5歳もいて、考えてばっかりはいられないので、明日は黒豆を戻して煮る予定です。毎年唯一している正月準備。

 

クリスマスイブに娘の病院から帰宅した夫は、明日また少し様子を見にいくらしい。「様子を見にいく」と軽く言ったって、なんせ自宅と病院は嫌になるくらい離れてるので気楽ではないけども、「ちょっとやっぱ気になるし」とのことで、ベッドサイドから静かに愛を送ってきてくれるそうだ。

 

私ももちろん一緒に行きたいけど、7歳と5歳も冬休み中だし、1月からは何かと不在にすることも多いと思われるため、今回は奥歯を噛み締めて夫を見送ることにした

 

クリスマスイブの夜、いつも仲良くしてもらってるママ友のおうちで子どもたち10人が集合するパーティーがあり、

クリスマスの朝はうちの7歳と5歳にもサンタクロースが来たので、プレゼントを開けて遊んだり、庭につもった雪で遊びながらゆっくり過ごした。

 

近所のママ友家族から「トレセンでボール遊びしない?」などとお誘いがあったので、4人で出かけて行って家族対抗でドッジボールをしたりして盛り上がり、うちの母が買ってくれた富良野牛ですき焼きをして夜は過ごした。

 

歯磨きの仕上げをしてからトイレに誘導し、絵本を読んで電気を消す。

布団にはいると絶対に両サイドから足を絡めてくる息子たち。

それぞれにハグしてキスして、大好きだよってことを伝えて、満たされた顔で眠りにつく息子の寝顔を見る、

何も変わらないような、毎年恒例のクリスマス、冬休み、年末年始、我が家の日常。

 

日常からとおくとおい地で、生まれたその日からひとり入院しながらひっそりと治療している我が子のことを考えるとすぐに涙がこぼれそうになる。

涙もでるし、心臓も誰かにつかまれたようだし、息もよく吸ったり吐いたりできたいし、それどころか膝に力が入らなくて立つのもしんどい気持ちになるし、床もなんだかいつもと違う。1日に何度もそれを感じる。

 

何の涙なんだ、これは

一瞬でこぼれそうになる涙を抑えながら思う。

この涙は、なんのための涙なのさ

私ができることは、ほとんどない。願うことしかないだけで、あとは変わらず、今までの何も変わらない日常なのに、なにがこんなに悲しいの

 

違う時間が流れているように感じる。

もう一人の愛する我が子が過ごしている時間と、私たちが自宅で、幸せな家族として過ごしている時間は、同じ時間だけど、なんだか違う世界にいるように感じてしまう。

 

1秒たりとも忘れてない、朝目が覚めた瞬間からいつも愛してる、7歳と5歳と同じ分量で宝物なはずなのに、辛い思いをして治療をしている我が子がいるのに、楽しい思いや面白いことを体験するなんて、なんだか末っ子に悪いような、そんな気持ちになってしまう。

「そんな気持ちになれないから」なんて言って、いま私が過ごしている「いつもの」生活をわざと楽しめないようにするなんて、わたし自身が一番嫌いなタイプのナルシストだし、無意味だってわかってるから、できるだけ「いつもの」生活を崩さないを軸に過ごしているけど、

 

それでも無性に、唐突に、私がここで家族と変わらない日常を過ごしている罪悪感に襲われる。それでその都度、いや、そうじゃない、自分の選択は間違ってない、それでいいんだってばなんて、自分で自分を毎瞬間説得させているのだった。

 

本当は、こちらの家族から離れて、末っ子のベッドサイドにじっとり張り付いて、できるだけの私の圧を送って、よくなるように私の細胞の隅々から絞り出したオーラを原料に回復系の魔法を練って振り撒き、残りの時間は「よくなる魔法」のエネルギーを貯めて過ごしていたい。

 

だけど、私には他にも大事な大事なものだってあるんだ。

 

 

ってな感じですね。毎日が。

 

わかっていた、わかっていたけど、そんな日々です。

 

 

毎年たてている、来年の目標についてずっとぼんやりどうしようかな、なんて考えていた。来年は、どんな一年に・・・

 

来年は、末っ子のことがあるから無理はできない、何かを達成しようとなんて思ってない、仕事はとりあえず考えない、わたしの気持ちは整えないと色んなことに影響がありそうだ、不眠や脱毛くらいにはなるかもしれない、それならまだいい、避けたいのはがんばりすぎて辛くなりすぎないこと、ただでさえ辛いのに、余計に自分で追い込まないこと、適度に力を抜くこと、やりたいことを諦めないこと、欲しいものものある程度我慢しないで買ってよし、楽しい思い出も諦めない、私のかわりがきくことは、変わってもらうこと、なんてつらつらと考えて、

私は、単純に、未来の自分に起きる色んなことを乗り越えたいと思ってるんだな、ってことに気づいた。

 

どんなことになるかは全然予想もつかないけど、だいじょうぶ、だぶん乗り越えられる。

自分を見失わないで過ごせる、一瞬見失うかもしれんけどいつかはきっと取り戻せる。

 

ということで来年はなんとか乗り越えて過ごすことを目標とし、病児の子が生まれてきたからといって、できるだけ自分たちの日常を見失わずに、いろんなことを前向きに過ごしていきたい、がんばれ、わたし。

 

 

ということで気持ちが落ち着いたので寝ます。眠いから搾乳したくないけどちょっとだけして寝よ。歯磨きはできなかったら省略しても可とする。

 

 

おやすみなさい