Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

フォトグラフの一歩

先日すごく久しぶりに写真展を見にいきました。

 

写真展、といっても展示数が70ちょっとの小さい企画展だったんですけど、それがけっこう、良かった。良かったんです。

 

私は昔から絵画鑑賞というか、絵をみることだけは好きなんだけど、彫刻や現代アートみたいな空間展示物についてはいくら見にいってもてんで理解できない。

 

芸術を見る上で、やっぱり個人的に見て楽しいのは共感を得ることというか、アートと私の何らかの共有というか、まぁうまく言葉にできないけど、そんなところで、

 

写真についても同様、「何がすごいのかよくわからん」という感じでずっと思ってた。

 

昔好きだった人が写真が好きだった人の冷蔵庫に森山大道の写真展のフライヤーが貼ってあって、ストーカーみたいに気持ち悪く恵比寿まで一人はるばる見に行ったことが最初の写真展示だった。

 

森山大道の写真を隅々まで見て「なんかやっぱよくわからなかったな」と思いながら帰宅してから早10年以上経過し、それでも懲りずに写真展があれば見に行った。名前も知らない写真家や、植田正治さんなんかの。それでも毎回「やっぱわかんない」感想はいつも同じ。

 

夫も個人的に写真やカメラを趣味みたいにしているため、星野道夫さんや岩合さんや石川直樹さんのこととか話題になるし、石川直樹さんは知床にちょくちょく来てくれたりするので、そんなときはとても楽しみにせっせと出かけて行ったりしているため、結婚してから何かと写真については話題にのぼる。

 

そしてその都度、とにかく「写真のことはよくわからんな」というのがずっと長年、そうだったんですが。

 

その小さな写真展には、杉本博司さんや森山大道なんかの写真も少しあって、子どもたちに「早く帰ろう」「こんなのつまらない」などとブーブー文句言われて見た中でも、一枚一枚見てるうちに、

あれ?当たり前の基本中の基本なんだけど、あれ、写真て、ほんとに、この現実に実際に起こったことが目の前にあるんだな、と唐突に改めて思った。

 

そんなのもちろん当たり前なんだけど、当たり前すぎて意識したことなかったというか。だけど絵画やつくられたものとは全然違う。

 

どこかで実際に起こったシーンそのもの、そのことが、出来事が、場所や時間をぐーんと飛び越えて、私の目の前に、ただの事実として、ある・・・

 

その場面を切り取った人の、そこにあった気持ち、そこにあった本当のことが、なんの脚色もなく、見え方が、切り取り方が人と違う中で、ほんとうに起こったことが、写真の中には記録されてるのか。

いやいや、脚色もあるよね。セッティングして撮る写真もあるじゃない。これは自然の写真だけどね、作り込んで移す写真もあるじゃなね。それってジャンルとかあるの?写実的なリアルな絵と、ブロックみたいなキュピズムの絵とさ、そういうののみたいな違い?

でも写真に写した事実は事実じゃん、だけど何を移すかってさ、え、みんな、みんなって何を撮ってんのさ?

 

そう思うとなんかしょっと写真も面白いかも!という気になった新鮮な体験でした。

やっぱり最初よくわからんくても根気強くやってればいずれちょっとのカケラくらい楽しめるようになるのかも。諦めずに続けててよかった。これから写真展行く時の楽しみ増えそう。というだけの話です。

 

 

それはそうと夏も終わりかけなんですけど、本日はいきいなり1年に1回くらいのペースで訪れる偏頭痛発作が起きまして、仕事をお休みするという哀しいできごとがありました。とほほほ

 

 

偏頭痛発作!つらい!しんどい!!

立ってられないくらいの吐き気と頭痛に襲われるんですけど、これってなおるんでしょうか?

高齢者になってからこれ起こったら救急車呼ばれる気がする・・

 

本日は職場で突然の視野狭窄のほかに、失語?みたいな症状も出てうまく話せなくなり、ほんと周囲の人に心配かけてヨタヨタと帰宅しました。とほほほ

 

そんなわけで日中ずっと寝てたので本日は寝落ちせずのブログ更新。頭痛は残ってるけどあとは自然に任せるしかない。

 

夏野菜に追われてる北海道。毎日トマトやらトウモロコシやらピーマンやらナスやらに恵まれてたまに腐らせてます。

だって冷蔵庫に入りきらないほどもらうんですもの!!!

 

今日は出産したばかりの横浜の友人に少しおすそ分けのため送りました。

 

常温・・・でいいと思います・・・・などと言ってコンビニから常温で送った。

金曜日につくって言ってたけど腐ってたらどうしよ。その辺んことはよくわからない。冷蔵だったらなんとなく適さない気がするんですけどどうなんでしょうか。

 

 

あっという間に八月末ですね。毎年のことながら夏ってほんと早く過ぎ去る。

 

八月は毎年遊び過ぎてしまうのが反省なんだけど、今年も一応近所のダムにざりがに釣りに行ったり、近隣の海に遊びに行ったり、釧路川で川くだりしたり、湖畔でキャンプしたりと割と充実して遊んでました。よかったよかった。

今年もめでたくこんがり日焼けした上にサンダルの日焼け後もしっかりついている。安心する。

 

 

みなさんの夏はいい夏でしたか。コロナで何かとしんどいことも多い世の中ですけど、早く終息してくれると願って、こんな夏もあったよね、と言いたい。

 

 

さて、おやすみなさい。明日こそ今日お休みした分挽回してがんばりたい。

 

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遊びの記録。

 

みなさん、北海道は混んでなくていいですよ。

リモートワークも進んでることだし、ぜひ移住しませんかね?とおすすめしたい気持ち