Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

秋晴れの日

先日またしても風邪ひいて体調が激悪でして、なんだか喉もイマイチだし鼻水もイマイチだし目も痒いしもうなんだってんだよ、という感じの日、

 

ぽこっとなくなった仕事のおかげで暇な午前中に、話題の「天気の子」を見に行ってきました。

 

すごく良かった。

 

やっぱ「体調悪い」とか「なんとなくめんどい」みたいな感じでやらなくなっちゃうことが多いんだけど、そういうのダメよね。やってみて「やっぱやめとけば良かった」ということもあるけど、そっちのが学びは多い気がする。

 

体調わるくてめんどくても行って良かったです。雨が好きになった。

 

 

なんども言うけど映画はひとりで行くのが好きです。

 

H氏と結婚してからは二人でいくのも増えたけど、やっぱり一人で見たあとには「一人映画ってほんと最高だよな」と思う。

 

天気の子、すばらしかったなぁ。おかわりしてもう一回みたいです。

 

正直「君の名」見たときは事前のニュースでネタバレしまくり音楽も聴きまくりのおかげで、「このシーン見たことある」ことが多すぎてイマイチだったんだけど、今回は前情報何もなしでいきなり見たのがとても良かった。

 

 

おすすめです。見てください。

 

 

 

そして本日は息子たちの運動会でした。

今年は次男も同じ幼稚園に入園したのでめでたく兄弟一緒の観戦になったけど、やっぱり二人一緒だとあたりまえに楽しさも2倍で、親子でとってもとっても楽しかったです。

 

すべての子どもたちと親たちが幸せそうに見えて、世界のニュースなんて嘘みたいだなとぼんやり思った。

 

明日で長男5歳です。今日下の前歯がちょっとグラグラしてるのを発見して驚いた。もう5歳で歯がグラグラするのぉぉぉ?専門職でも知らないことばっかり。

 

5年前、10年に一度の紅葉と言われていたあの秋晴れの日、

夫が石北峠のふもとにある山で登山写真を撮るために不在していたあの朝、破水してひとりで運転して病院に向かうがらんと空いた道、救急車に乗る前に見た病院の向こうに見えた抜けた青空、冷たい空気、あの子が生まれた日のこと、私一生忘れないな

 

 

寝る前に「お話して」という子どもたちに二人が生まれたときの話をしたら、長男は「そんな話聞いたら涙でちゃうな」と言って鼻をすすっていた。かわいい。かわいさのかたまり。

 

5年間、私たちみたいなただのちゃらんぽらんな同級生カップルに、こんな嘘みたいな宝物みたいなかけがえのないしあわせな日々をありがとう、息子よ。

もう全部、つらかったことぜんぶ、大変なこと全部、全部返してもらってるよ。

 

もちろんイライラしてギャーギャー怒ることも2日に1回あります。

息子たちは「そんなに怒らなくてもいいじゃんね」と夫と一緒になって言ったり、「おかあさんは〜すぐ〜おこる〜〜〜」などと鼻歌みたいなやつを歌ったりしている。平和で何より。

 

 

母になってあの日から5年。なかなかいいです。やっとそう思えるようになった。悪くない。

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