ゴールデンウィーク最終日は、虫にさされて下肢が腫れ上がって動けなくなり救急病院を受診し、
令和初出勤日の昨日はそれが理由で仕事をお休みしました。とほほほほ
ゴールデンウィークの後半、お休みに飽きた息子たちの喧嘩は勃発するし、息子の吃音は謎に悪化するし、めったにおねしょもしない長男が、10日のうち3日もおねしょをしたという有様で、
もう外に連れてかないとこっちがイライラするよねなんて義姉と市内にある小さな遊園地に遊びにいき、そこで左右合計8箇所もブヨ(ブユ)に刺された私。
義姉も3箇所さされてました。
下肢から流れ出る血を見るまで、虫に刺されたなんて気付かなかった私たち。
親は「あんたね、ブヨに刺されたらめっちゃ痛いんだよ、気付かないことなんかあるかい」とかまるでなつぞらに出てくる人みたいなコテコテの北海道弁で言ってきたので、「そんなこと言ったって気付かんもんは気付かんよ、ぜんっぜん気付かなかったんだからしかたないべさ」などとこちらもコテコテの北海道弁で返しました。
龍馬伝見てるときはまっこと土佐弁はかっこいいぜよ〜!などと土佐弁が流行り、
せごどん見てる時はほんのこて薩摩弁は難しいでごわすななどと薩摩弁が流行し、
そしていまはなつぞらですのでコテコテの北海道弁を流暢に使いまわす流行りに弱いわたし。
北海道弁は骨の髄までしみついてますからね、音尾琢真さんと同じくらい上手にしゃべれますよ、まるで西郷どんでの井戸田さんのごとく。
まぁそんな北海道弁のことはいいとして、こちとら一応医療者ですので、夜間の救急を受診する、ということはどうしてもハードルが高い。
「ちょっと辛いから夜間救急行こう」とか「これは明日仕事いけないから救急いっとこう」なんてのは言語両断、だめ絶対、「明日まで待てそうなら日中に専門医院を受診しろ」という教育うけて10年くらい生きてるので、
痛みとそれに伴うしびれが増強してとうとう歩けなくなり、ハイハイで移動、高いものをとるときは一瞬でまたしゃがむ、と行ったまるで戦場の兵士のような様子で移動してる私を見ていた夫は、
怪訝な顔で「あんたそんなに痛いなら救急いったほうがいいんじゃないの」と実に迷惑そうにいうのだった。
「いや、ステロイドの軟膏はある、しかもリンデロンVG、あとは痒みが強いから手持ちの抗ヒスタミン剤でも飲んで冷やして寝てれば問題ない明日仕事にいく」と寝ていたんだけど、ふと出産の時に周囲の友達(医療者が多い)から
「あんたは痛みに強いから、何か痛いことあったら病院行ったほうがいいよ」と言われたことを思い出した。
そうだ私は盲腸も「そこまで痛くない」とかいってひどい腹膜炎にまでこじらせたし、骨折したときも「そこまで痛くない」とかいって気付かなかったし、
出産の時も「そこまで痛くない」とかいってるうちに子宮口が全開になって助産師さんを驚かせたし、
失恋のときも「まだそこまで傷ついてない」とか行って友人にやめろと言われてもやめなかった経緯があったのだ。
その我慢強い私が戦場の兵士のような有様になっているということは、もしかしたら虫刺され、感染、蜂窩織炎、敗血症ショック、左下肢切断・・・・・・ということもあるんじゃないか、こわい・・・い、いや、痛みが強いだけで動きは悪くない、色も大丈夫だ、全身状態もそこまで悪化してない、などと考え、一応救急に電話したら「歩くの困難なくらい痛いんだったらきてください」とのこと。そうか、そうだよね。
そしてステロイド軟膏、抗生剤と痛み止めを処方してもらって帰宅しました。そうそう
、私はコレが欲しかったんですよ。
このときばかりはつくづく医療の知識があってよかったと感じました。
夫は獣医でありながら「刺されたあと吸って毒吸い出したらよかったんじゃないの」と。
「はぁ?足のさきっちょ刺されてんだからどうやって吸い出すのさ!?あんたやってや!」というと「やだ、気持ち悪い」と言っていた。
そういうときには蛇や虫の毒が口腔内から感染することもあるんでだめなんですよ。大昔にはやっていたみたいですけど器具がない場合にはだめです。
そんなわけで昨日は歩けなかったのでお仕事もお休みして、同じくお休みだったH氏とふたりで朝からウォーキングデッドを見てました。朝子どもを見送った9時から14時まで。一応私的にはここまで見届けるぞ、というところまではきたからあとはもういい。追悼。
そして今日は久しぶりのお仕事。仕事の机の上には山のようにみなさんからのおみやげのおやつが置かれていました。両手で抱えてUFOキャッチャーみたいに引き出しに落とした。ありがとうございます。
やっぱり久しぶりでもそうじゃなくても仕事は楽しかった。役立つのが実感できて嬉しい。
ツイッターで「やりたいことがない、わからない」という場合に「やりたいことを見つける」ということよりも、
何かひとつのことに対して、面白いと思って、やりがいを見つけられる情熱の方が大事だというのを読んで、それはほんとうにそうかもなぁと思った。
前の仕事も好きだったけど(しかし異様に疲れる)、いまの仕事もそれはそれで本当に楽しいです。
息子たちにもぜひ「これはほんとおもしろいな」ということを見つけて欲しい。
そして「今まで興味なかったけどやってみたらこれはこれでほんと面白いな」という人にもなってくれるといい。
庭で朝から泥遊びする息子たち。
このおもちゃはボーネルンドのアクアプレイです。次男一歳の誕生日プレゼント(ばーばから)
このかたわらでわたしはブヨに刺された。
道立の大きな公園も行きました。
ポケモンストップがあってモンスターボールをゲットしまくる私たち。