Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

無知の知

ソクラテスは若者に言った

たえず鏡に自分を映し美しければそれにふさわしいものになるように

醜ければ

教養によってその醜い姿をかくす様に と

 

 

私はすでに「若者」と呼べるような年齢にはもしかしたら相当しない可能性もあるとは思いますが、

ソクラテスの言葉はわりと深く受け止めました、こんばんは、私です。

 

 

最近Age35(言いたいだけ)を迎えまして、今まで目指すってゆうか意識していたファッションと自分とのギャップがある気がして、

というのは、なんか今までかわいいとか思って好んでいた服がどうもあんまり似合わない、どうして、なぜなんだ、なぜなのかしら、と考えてもどうもあんまりピンとこない。

 

髪の毛をショートにしてからちょっと軽くなった感じはするけど、どうももさっと感が出てしまう、そう迷走していたところに

 

美容師さんが「まぁ一概には言えないけど、若作りってのはどうもダメだよね、だいたいオシャレな人は、自分より上の年齢めざして髪の毛切ってくださいって言うよね」という一言がズゴンと腑に落ちた。

 

そうか!

人は年齢を重ねていくと、「老い」が表面を網羅して、ファッションにも老と同じ分量の知性みたいのを感じさせないとアホ感でちゃうのね!?

あたい、分かった!!

 

というのが先日のこと。

 

なので最近立ち読む雑誌を私より年上のミセス向けのものにも範囲拡大し、

ついでにネットフリックスでヴォーグのドキュメンタリー見たことをきっかけに海外系のファッション誌までにも手を伸ばした。

ヴォーグやSPURやELLEなんて大学のときSATCにどハマりしたとき以来ですけれども、年齢を経てからのハイブランド誌もらなかなかいいもんですね。

 

 

そうして私はど近眼なんで、

コンタクトとったら目は数字の3で(3.3)このような顔面で、息子が夜中に咳き込んでゲロ吐いても、えっ?何吐いた!?からメガネ探すまでは処理もできない、ティッシュどこどこ!?なとほほな視力なもので、

メガネは日常的に必要不可欠なものであり、私の身体の市場であり、実用品なものだから、オシャレなアイテムとして使用してる人の気持ちが全く分からなかったんですが、

 

最近Age35はメガネ似合ってきた感じする、オシャレメガネにチャレンジしていいかも!という気持ちになって伊達眼鏡を購入してみたところ、それが大変重宝している、  

 

というだけの話です。

 

なんか急にこの話めんどくさくなってきた。

 

さっきまでパソコンでダラダラ書いてたけど、熱出してる息子に寝室呼ばれたおかげでスマホ更新になったのでフリップ入力に時間がかかるのです。

 

まあ最近年齢が顔に出るようになってきたので、ファッションのアップデートをしていきたいという話です。

 

 

ところで私はわりと昔から年老いた男や疲れた感じの男性が好きなんですが、どうですか。

 

昔一緒に働いていたドクターが、当直明けはボーっとして看護師さんの胸やら尻やら足やら白衣のふくらみを見てることがある、と言っていたけど、

こっちとしては当直明けの疲れた男の様子は大分好物といっていい。

H氏もだいぶん白髪がでてきて、そこはかとない色気を感じている今日この頃。(しかしH氏にいたっては、当直明けで疲れてパズドラしながらウトウトしている姿には色気ではなくイラつきを感じている)

 

男性の毛やシミやシワや白髪はわたしにとっての旨み成分なんですけど、H氏にとっても私のシワや白髪がそうであれば嬉しいな、と思いながら髪の毛の分け目からチョロっとでてきた白髪をピンセットでつまんで捨てた。

 

ソクラテスが言うように、外見の若さという美しさが失われつつある今の私ができることは、

常に鏡に自らの姿を映し、昔はできなかったことに取り組んでいくのが大事だよな、と思う。

 

倫理の漫画読んでます。面白い。

倫理の授業は学生の時はすっかりちんぷんかんぷんだったけど、人の生死を身近に経験したいまなら、より理解できることが多い気がする。

 

ソクラテスアリストテレスブッダ孔子が私の生活をヒョイとのぞいてくる…

 

 

さて、明日は子どもたちお熱ですが仕事なので実家で少し見てもらう予定。

小児科連れて行かなきゃだけど、先生素敵だから苦じゃない。

リップ塗って伊達メガネしていきます、それくらいいいでしょ、おやすみなさい。