少しだけ前に保育園の騒音についてニュースで頻繁にやってたけど、
うちが一時保育で利用している保育園が、建て替えになって夫の実家の斜め向かいに引っ越しになった。
もともと近い位置だったのに、道路はさんですぐという距離になってより近くなったし、
平屋から２階建になって面積も広くなったみたいだし、明るくて温もりもあり、中身もオシャレでとてもかわいい。
そんでそんなタイミングであのニュースを見て、
「子どもの声を騒音とかいってけしからん」とぼんやりと思ってたんだけど、ふと窓の外をみて、もし自分の家があの場所に建っていて、ギリギリに塀とかつくって保育園がたつっていったら、やっぱりちょっと嫌だよなぁ、と思った。
それは「子どもの声がうるさい」とかそういう問題じゃなくて、
実際横浜に５年以上住んでいたときのアパートは、道路はさんで徒歩１分の場所に幼稚園があったけど、夜勤のときも一度もうるさいなんて感じたことはなかったし、
むしろ昼頃へろへろになって帰宅するときは元気な笑い声や叫び声に元気をもらったりしていた。
「保育園たつのちょっとやだ」の理由は、朝から晩まで送り迎えの親がうようよ出入りしていて、ゴミを捨てにいくときも、ちょっと玄関先を掃除するときも、やっぱり交通量増えるし、いつもみたいに寝巻きにメガネでぼさぼさの頭で玄関のドアをあけて空気を入れ替えたりしにくくなるし、
窓の位置によっては日が入らなくなるし、丸見えだったらカーテン閉めておかないとジロジロ見られたらやだし、やっぱりどうしても必要とはいえ、公共施設がたつのは嬉しいもんじゃない。
さらに言えば卒園式とか入園式とかは家の前ごちゃごちゃするだろうし、うーん、騒音のことじゃなくて、そういうのはやっぱりどうしても、
はっきり言えば嫌です。
誰だってよくよく想像すれば嫌でしょう。嫌じゃないっていう人はほんとうに気にしない人じゃないか。
でもだからといって「保育園反対運動」に署名するかといえばそういう話でもない。
地域として必要なんだし、もう建つと決まったんだったら「嫌だけどしょうがない」「運が悪かった」と思うしかないし、「環境がいいからそういうの建つよなぁ」と納得するしかない問題だと思う。
橋下さんがテレビでこの問題について「子どもの騒音うるさいって言ってる人に対して話し合いは無駄、行政はこういう意見に対して絶対屈したらダメだ、ほんとうに何もできなくなる」みたいなこと言ってたけど、
私もこの問題については「住民にとっては嫌だろうけど無理矢理たてちゃえばよかったのにね」という意見です。
そうして話は全然違うけど、バイトでお世話人になった独身の50代の先生が、まだ息子が小さいという話をしてたら「その子たちには私の年金やらの老後を面倒みてもらわないと困るから教育がんばってね」と言われて、ほんとにそんなこと思ってる人いるんだと思って驚いたことがあった。
そして先日、うちの親もまだ働いてローンもない上、うちの夫よりいいお給料もらっているくせに「年金はちゃんともらう」みたいなこと言っていたので、
「あんた、これから我が国はどんどん貧乏になるのにある程度暮らせる資産もってる子金持ちの老人は年金放棄しなさいよ、あんたたちの生活費はこのかわいい孫たちが払うことになってるんだよ、そんな苦労させていいの」というと、
「それはそれ、年金は年金」とはっきり言っていた。
「いままで給料の中から大変な時もせっせと払ってきたのに、小金もってるからって大金ドブに捨てるなんて横暴すぎる、それなら年金は年金としてもらって、そのまま貧乏な子どもたちにちゃんと教育費として渡る基金に寄付したい、もらわなかったら何に使われるかわからんし、あほらしい」みたいなこと言っているのを聞いて、
なるほど、それってけっこういい意見かも、と思った。
生活に困らない小金持ってる老人たちが、イオンのレシート寄付みたいな感じで自分で選んだ事業や活動に、そのまま簡単に年金を寄付できるとしたら、けっこう利用する人いるんじゃないだろうか。
後期高齢者がどんどこ増えて、医療費も介護費もうなぎ上りのこの国では、どんどん高齢者に有利な政治になっていくのかな？
保育園が足りない、保育園つくれって騒いでたとしても、若者の投票率はあんまり上がらないみたいだし、そういうニュース聞くと切ない気分になるから、できたらほんと、選挙行って欲しいです
という話しでした。
今日は久しぶりにフェースブックを更新してみた。
１年以上何もしてなかったけど、また出産で環境の変化がありそうなのでしおり的な感じで。
過去の自分の投稿を見て、「楽しい」ってことと、「しあわせ」ってことは別のジャンルなんだよなって思った。
