実は月曜日から夫が不在です。
馬の研修に行っている。
「馬、みたい?」と電話口で聞かれたので「もちろん見たいよ」と返答すると、今日の朝は10頭くらいの馬がごはんを食べている様子の動画が送られてきていた。
息子にみせると「ヒヒィヒィィィン」と馬の鳴き真似をして喜んでいる。
話によれば、裸にベスト、その上につなぎという斬新なスタイルで研修を受けているらしい。
「ものすごく寒い」と。当たり前だ。
北海道の4月上旬は、いくら暖かくなってきたからって言っても10度くらいにしか気温は上がらないのだ。
裸の夫がベスト着て、その上につなぎ一枚の姿を想像すると、なんだか急に会いたくなってきた。その姿で一度ちょっと抱きしめて欲しい。
「へぇ。。で、そんな裸にベストのスタイルであなた毎日何やってるわけ?」と聞くと、
「え、朝から晩まで直腸検査の研修だよ」と。
「どういうこと?直腸検査して何すんの?馬の何を検査するの?」
「だから発情とか。排卵検査とか、人工授精とか。」
「え。人工授精?馬の?どうやって?馬の精子とかってどこにあるの?買ってくるの???」
以下は馬の人工授精に関してのH氏の説明。
えーとね、まずは、囮ってゆうか、別に発情してないけど生贄みたいな雌馬を準備してね、発情している雄馬に合わせるのね。
(え?それってAV女優的な)
ま、まぁそうだね、そんで、別にメスは発情なんかしてないわけだからさ、嫌がってるのをロープで押さえて、そしたら発情してるオスがガバーーーッとくるわけ。
(最低!レイプに近いじゃないの!)
もう雄は発情してて興奮してるからブヒンブヒンしてて、メスに乗っかるから、そしたら人工膣ってゆう人工物をさっと人間が差し入れて、
それで精子がとれるまで、やるってゆう感じ。なかなか最後までいかない場合もあるから、人間がそばで、ほらっがんばれ!とか、ほらっいけっ!とか声かけて、そんでダメな場合は情けねぇなぁとか声かけられるのね。俺はそんな様子を、ちょっと離れたところから見てる、って感じのことをしてます
え・・・衝撃的な話でした。
そしてその説明を受けてる側から息子が謎に号泣しだして電話を切ったんだけど、風呂から上がるとその様子の動画が送られてきていたので、生命の性教育のためにも息子と二人で鑑賞した。
なんてゆうか、youtubeにあがっててもおかしくない様子の動画でした。
ちなみに私は馬=自然交配っていうイメージがあったんだけど、それはサラブレッドだけで、他の乗馬馬やばんば馬の場合は、H氏の説明のような方法で精子を採取し、人工授精させるらしい。
のちの夫からのラインのメッセージには、
この雌馬は台馬っていうんだけど、かわいそうだよね。。
その気になった雄も実は人工物だったってのもかわいそうだけど。。と書かれていて、まぁほかに上手に精子とる方法もないからしかたないのかな、だったら牛とか犬の種(精子)はどうやってとられてるんだろ?とか色々疑問だった。
馬の世界もいろいろあんだな。
とりあえず私は台馬にうまれなくて良かった。
夫はとても馬が好きなので、1週間びっちり楽しんでお勉強できるといいと思う。
そういうわけで毎日夕飯を作らなくていいという少し楽な生活を送ってますが、楽な分寂しい
8時台に息子が就寝したあとは、一人の時間なんだけど、こんなに夜って静かだっけ?という感じ。
早く帰ってきて欲しいなぁ。
やっぱりH氏がいると家が心強いというか、明るくなるというか楽しくなるというか活気あるというか。
寂しいので今日は近所のママ友(彼女の夫も出張のため不在だった)のおうちで一緒に買ってきたお弁当を食べ、息子を遊ばせて帰宅しました。
1歳半くらいになってくると徐々にだけど子供同士の関わりも増えてきて、お互いがお互いと遊ぼうとしたりかわいくておもしろい。
なかなかいい1日でした。