Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

息子、授乳やめたってよ

うっ・・・・

 

もう2月も1週間すぎてる・・・・

 

 

ぼけっとしてたわけじゃない、断乳してました。

 

 

希望としてはちーが自分で卒乳するまで待ってあげたかったんだけど、近頃どうもちょくちょく出血するし、別にもはやほとんど出てない授乳が原因じゃないかもしれないんだけど、

 

やっぱりいい気分はしないので、強制終了することに。

 

 

3日前くらいから「もうバイバイよ〜もうないないよ〜」などと言い聞かせ(長い意味では12月くらいから説明していた)、

当日は朝から「今日は最後のおっぱいだからおっぱいにありがとうしようね」などと言いながら最後の授乳。

 

「ふーん」みたいな感じでおっぱいを吸う息子を見て、

あぁ、この1年と数ヶ月、毎日毎日何度もこの人に授乳してきたけど、もうすることは2度とないんだな、

生まれたときはおっぱい痛くて死ぬ思いで泣きながらマッサージしてもらったこともあったな、あんなに小さかったちーも、こんなに大きくなって、

「お兄ちゃんになるから」おっぱいやめなくちゃいけないって、きっとこういう思いをこの先何度もしなくちゃいけないんだな、

 

昼も夜も、来る日も来る日も授乳がんばってよかったな

 

人生で、すっごくしあわせな時間だったよなぁ

 

これまでがんばったことも、大好きだったおっぱいも、息子はすぐに忘れてしまって、きっと2度と思い出さない、母親の仕事ってこういうのの積み重ねなんだね、

 

などと私のほうがいろんな思いが溢れてしまい、「バイバイね、うぅぅ、うぅっ」などと説明しながら泣き出す始末。

 

 

その後もお昼ねや寝かしつけのときに胸をまさぐり泣きじゃくる息子を抱きしめながら「もうバイバイしたんだよ、ねんねのときはおっぱいないんだよ」などと説明し、

息子はいま、一生懸命、そして健気におっぱいにお別れをしているんだ・・・などと考えて泣いたりして、

 

断乳はお別れする子どももしんどいけど、母親だって寂しいのね、ぐっすん。

 

なんつーか、嫌いじゃないけどもう限界で、別れるきっかけがなくだらだらつきあっていた彼氏と別れたときの感覚とちょっと似てた。

もう2度と会うことはないんだ・・

けっこうがんばったのになぁ・・・

大好きだったときもあったのに、もう終わりなんだ・・・・今までありがとう、的な。

 

 

ちなみに友人たちに聞いてみると「乳首を真っ黒に塗ったらいいよ」などとアドバイスを受けていた(桶谷式ではそうするらしい)ので、

あらかじめ準備していたマッキーで両乳首をグリグリと真っ黒に塗ってスタンバイ。

 

眠いときなんかに、おっぱいの禁断症状を解消しようとブラキャミの胸元にぶらさがって求めてくる息子に「もうおしまいだから真っ黒になったんだよ」と謎の説明をしたんだけど、さすがに不審に思ったのか、それを目の当たりにしてまで吸い付いてくることはなかった。

 

目の当たりにした息子「なにこれ、なんかへん・・・・・・・?」

 

 

 

今日は断乳して6日目。

お昼寝も夜も、そして寂しいときも、おっぱいを求めてくることはなく、母はやっぱり少し寂しい思い。

 

ママ友に「断乳どーだった?」と聞かれて、

「めっちゃ寂しかったよ、でもたぶん完了した」と説明すると、

 

笑いながら「大丈夫だって、またす〜ぐ始まるから!」と言われた。

 

それもそうだよな、と思った。

 

順調にけば、6月からはまた新しい天使と忙しく授乳の日々。

 

 

終わってみれば、毎日毎日なんとなくいろんなことが流れていって、もちろん嫌に思うこともあるけど、自分はほんとに、素晴らしくしあわせな光の中にいるんだってこと、忘れないように生活したいなと改めて思った授乳経験でした。

 

 

この1年半、胸元がベロベロに伸びる(伸びた)服や授乳しやすい服ばっかりで、

つなぎのワンピやら重ね着やらはしてなかったから、つかの間の自由を満喫しようと思う。

 

 

息子よ、授乳はやめちゃったけど、何にもかわらず、心から大好きだよ