Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

祝1歳

息子、一歳になりました。

おめでとう、心から。

 

 

誰かの誕生日を、こんなに心からおめでたいと思ったのは初めだ。感無量。

 

「生まれてきてくれてありがとう」なんて、よく聞くけどさ、

ほんとにまじで思うんだわ、ちーちゃいかわい子ちゃんが生まれてくると。

 

運命から授けてもらった大事な宝物を、これからも大切に大切に責任を持って、慈しんで行こうと思います、アーメン

 

別にぜんぜんキリスト教じゃないくせに、そんなこと思いながら仏壇の前で手をあわせるほどには気分は高揚していた私です。

 

 

去年の9月、予定日の1ヶ月も前にいきなりチョロリと破水してから、

いろいろと初めてのことばっかりで、まるで社会人1年目のようだったけど、それでもなんとか明日はきて、そうこう言ってる間に一年間たってしまった。

 

眠れない人も、イライラする日も、泣きたくなる日も、もちろん数え切れないほどあった。いまもある。

だけど小さなえくぼのついた手や、私を見るまっすぐなまなざし、抱きついてくる甘い匂いを、私が人生の中でうけとった最高のプレゼントだと思って絶対に忘れないようにしたい。

 

 

ついでにH氏にも、腹が立ちすぎて震えたり、殺意に近い衝動的なイライラがみぞおちのあたりからムクムクと盛り上がってきたり、目の前がまっくらいになるくらい結婚した相手のことを後悔する瞬間があっても、

それでも私を母にしてくれた彼に、感謝の気持ちを死ぬまで忘れずにいたいです。

 

 

ということで、息子の誕生日の一週間まえは、そのようなことをいちち考え感動し、うっすらと目に涙さえ浮かべて、どっぷり自己陶酔の世界に浸かり幸せでした。

 

そんで誕生日が終わってホッとして、自分の秋服が欲しくなって毎晩ゾゾ見て寝不足だという。

北海道は夏から秋と冬がくるのがめっちゃ早いんでね!モタモタしてると万年鳥肌女です!

 

 

そうそう、息子の誕生日の少しまえ、夫と夕飯を食べながらちーの話になったので、

 

「私さ、ほんと、横浜で働いてるときとか、まじでこのまま一生結婚できないと思ってたし、子どもは産みたいから最終的には精子バンクとか馬の骨の子でも孕んでシングルマザーでもいいとか本気で考えたし、だから今こんなに安定していて、ちーもいて、ほんとにあんたと結婚できてよかったよ。」と言ってみた。

 

H氏は半分野球を見ながら私の話を聞いていたが、思いがけない話だったようで、途中からまじめに私の顔をまじまじと見ていた。

 

そして噛んでいた口の中のものをゴクンと飲み込み、箸でわたしをビシリと指して勝ち誇ったように言った。

 

 

「うん・・・U子、あのね、いまのことばさ・・

 

 

一生忘れないように!!

 

 

お前もな!

 

 

 

周りの人からうけとったいろんなものを、自分のしあわせに還元できるように生活しよう。

 

 

 

 

あ〜あ、モヘアのカーディガンが欲しいよぉ〜シャーロットオリンピアのフラットシューズがほしいよぉ〜ジョンストンズのカシミヤストールが欲しいよぉ〜パタゴニアのレトロジャケットとダウンが欲しいよぉ〜むにゃむにゃ

 

 

生活が満たされていることと物欲はまったく別みたいにゃん、おやすみなさい