わたしは昔から、
気になる男がいれば「男は3語であやつれる」「あの人を振り向かせる方法」などというタイトルの本を読み、
女子力を上げたいと思えば「2度見される女になる方法」などというタイトルの本を読み、
料理に興味をもてば「基本の料理」だの「今日の料理基本編」「基本の和食」「基本のイタリアン」「基本の洋食」「だしの取り方」などの本、
ヨガに興味もてば「ヨガの真髄」「ヨギーニ」「はじめてのヨガ」、
妊娠すれば「大丈夫やで」や「こんにちは赤ちゃん」「キラキラ妊娠生活」、
インテリアを変えたいときは「カーサブルータス」「北欧インテリアブック」「みんなの台所」「キッチンの作り方」、
結婚すれば「良妻賢母のすすめ」「ベストパートナーになるために」「サレンダードワイフ」
つまり何を言いたいのかというと、わたしはそういうタイプです、ということです。
そういうタイプというのは、興味を持ったことについて調べたり、本を読んだりする傾向にあるということです。なんのひねりもないけど。
ついでにその都度、本のうけうりみたいな内容を人にお知らせする傾向もある。
「やっぱデートではゆれるピアスが効果的って神崎さんが言ってたよ」
「赤ちゃんは生まれたくなったら自分からサインだすって坂本先生が言ってたよ」
「家のお金のやりくりは男性がやったほうが家庭がうまくいくって良妻賢母の本に書いてあったよ」
「男は家で仕事の愚痴いう代わりに野球見たりゲームしたりしてるんだってさ」など、いろいろと。
友人たちはたいして興味もないのに「ふーん」「へぇ〜」と優しく聞いてくれる。
物事はアウトプットしないと自分のものにならないそうで。わたしのくだらん受け売りを聞いてくれて、いつもありがとうね。
そんで今はちーが生まれてかわいすぎるゆえに、子育てに興味がむいているので、子育てについての本を読んでます。
たまに雑誌やブログで、「育児書ばっかり読んで頭でっかちになってしまった」や「自分の子育てなのに人の子育て論に従うのなんて、ちょっと違うなと思う」などと言ってる意見を聞いたりするが、わたしからしたら「んっ?」という感じ。
なんの本でもそうだけど、参考にするときのポイントは、自分にできないこと、できそうもない意見はすべて無視するということ。良いって言われたって、できないものはできん!
そういや今になって考えると、彼氏もいなくて必死でモテたかったときは、ピンク系のモテ本もわりと読んだりしたと思うけど、あれらに書いてあったことはあんまりというか、全然まったく参考になってなかった可能性があるなぁ
いや、でも結果、同級生の元彼とヨリを戻すという愚行により、わたしはいまこんなに幸せなわけだし、モテ本の内容がまったく関係ないとは言い難いか…
まぁ何を言いたいかというと、いろいろと子育てに関する本読んでるけど、それもモテ本に書かれてる内容程度に捉えておいたらいいかもしれないですね、ということです。
そして先日アマゾンのおすすめ図書で「男の子の育て方」みたいなタイトルの本を推薦され、図書館で借りてきてみたんだけど、「へぇ〜、そうなんだ〜」といろいろ興味深かった。
その中でちょっとグッときたことがあって、
「子どもは日常生活のなかで、大人に比べるといかにちょっとした希望も満たされてないことがわかります。大人は本屋に寄りたいなと思ったら5分でも30分でも寄ることができるし、喉がかわいたのでジュースが飲みたいと思ったら飲める。けど子どもは「本屋さんに寄りたい」といえば「ダメ」と言われ、「ジュースが飲みたい」といえば「ご飯前だからダメ」と言われ、ほんのちょっとで満足するような希望でさえも満たされていないことがわかります」
要約するとこんな感じの内容で、わたしは純粋に「子どもって…そうなんだ、たしかに自分もそうだった」とハッとした。
ジュースちょうだいと言われて、「ご飯前だからダメ」と言われるとのと、
「ご飯の前だからちょっとだけね」と言われるのでは、子どもの満足度が全然違う、というお話でした。
夫婦でも「堪忍袋」と「満足袋」というふたつの袋があって、満足袋が満たされてれば、いろんなことが我慢できるけど、その満足がからっぽのときは、少しの我慢も爆発してしまう、ということがよく起きるように、それは子どもでも一緒である、と。
それを読みながらスヤスヤ寝てるちーを見てみると、愛しくってしょうがない!!きゃわいいきゃわいいかわいい天使天使!超天使!!かわいすぎ!
よし、この子の満足袋をめいいっぱい満たしてあげよう、わたしなりに、と心に思った、という出来事が先日ありました、という話。
インテリアもお料理も健康管理も、なんちゃら難しいことは読みたくないし、がんばって読んでもよくわからないけど、
知識がないんだけど興味があること、知りたいことについて、なんとなくでもいいから知識をもつことは、何かを選択することにおいて、わたしにとっては大事なことです。

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一応言いますけど、ハウツー本ばっかりじゃなくて小説も読んでますよ。
「実用書ばっかり読んでるとなんでだかわからないけどうすっぺらい人になる」って村上春樹さんが言ってたし…