本日は8ヶ月目の妊婦検診。
5−6ヶ月までは月に1回の検診なんだけど、7ヶ月から2週間に1度になるみたい。
前回の妊婦検診で、サイダーを飲む糖分負荷検査ってのがあって、250mlくらいのあま〜い砂糖水でできた炭酸をごくごくと飲み干して、60分後の血糖値を測定するってやつなんですが、
それにひっかかって(上限が140mg/dlのうち148mg/dlだった)先週は再検査。
んで今日はその結果発表。
「妊娠糖尿病の可能性があるので、詳しい検査をします」と言われたときは、まさかの通告!!!とショックでショックでショックでショックで、
しかも参加した市の母親学級では栄養士から「妊娠中の自分というのは、40歳すぎてからの将来の自分と思ってください」とか言われて、
「あたしって…将来糖尿病か…」とガックリ肩を落とし、おやつも見るだけで涙でそうになるし、アイスはもう2度と食べないと誓ったし、あんなに情熱的だったケーキ類に対する熱意も冷め、昨日の夜は緊張で眠れない…とか思ってなのにちゃっかり12時前に寝落ちした。
本日も診察前まで内臓が口から出そうなくらい憂鬱で、
この結果発表の前の感覚って覚えがあるな…あ、中学の塾のテストでクラス落ちるか受かるかってときこのくらい憂鬱だったな…と走馬灯のように中学生の自分を思い出して、
参加の待合室でも『この中で妊娠糖尿病の可能性がある人〜… は〜〜〜い…』なんて「妊すぐ」のペラリペラリとめくりながら一人でやってるうちに時は来た。
結果としては糖尿病ではありませんでした〜。
なんだよ!じゃなかったのかよ!!!!
そう!!ふふふ!!!セーフ!!!!
HbA1cも4.4だったし、前日の9時以降に禁飲食に耐えてのぞんだ60分後と120分後血糖も100程度!!!
セーーーーフ!!!よかった、よかった、よかったぁぁああぁぁぁぁぁぁ!!
病気じゃないと分かったとたん世界が明るい!!食べ物がおいしい!!健康って万歳!!!!!
H氏に今すぐ電話して朗報を伝えたかったけど(相当落ち込んでいたから)、あのひと今日にかぎって携帯忘れて仕事行ってる!!ちぇ!!
でも妊娠の影響で血糖値が下がりにくくなっているのは確かだから、太りやすかったり食事と体重の管理に気をつけたほうが良さそうですね、とアドバイスをいただいた。
はい!!糖尿病の食事管理に比べたら、ずっと気楽ですので喜んで取り組みます!!!
ちなみに妊娠の経過については、幸いにも良好で、現在29週ですがなんとか体重も+6.5キロ程度でおさまっている。
12キロくらいまで増えても大丈夫ですからね〜 体重管理はすっごく優秀ですよ〜と褒めてもらってしたり顔です。
でも別に特別なことはしてない。非妊娠時と同じ。
毎日体重を測定して、毎日なるべくバランスよく食べる。
お菓子はなるべく食べないようにして、ジュースも飲まない。太らないようになるべく気をつける、というくらい。あと毎日ストレッチすること。それはたまにサボるけど。
もっと後期になったら水飲んだだけで太るとか言うし、1週間で1キロくらい簡単に増えるから!とか脅かされているので、まぁ8ヶ月すぎて6-7キロくらいだったらセーフティーゾーンかしらん
つわりもほとんどなかったし、胎児スクリーニングでは今のところ気になる所見もないそうで、ほんと幸運に感謝しつつ、今後もよろしくお願いします、と願うような気持ち。
色んな人の数だけ色んな生活や人生があるように、色んな妊婦に色んな妊娠生活があって、色んな症状がある。
「7ヶ月くらいで足がつるようになった」とか「妊娠線が出て来た」とか「寝返りするのが苦しくて夜何度も目が覚める」とか、色んなことをきくけど、今のところどれも見られないし、夜は夫よりもぐっすり眠っている。
私足つってもあんまり起きないんだよなぁ、昔から。鈍感でよかったな〜なんて日々思う。
息子氏の経過としては標準よりもやや大きなサイズで、そのサイズから見ても大腿骨が長いらしい。
今回の検診で「赤ちゃん、足ながいですね」と言われたのは3回目。
私に似てもH氏に似ても足は長くなるはずだから、よかった、短足じゃなくて。
母は私が腹にいるときからそう言われていて、産まれたときも「大腿骨が長い!」と驚かれたと得意げに言っていた。
いつもより時間をかけて詳しいエコーをみてもらって、手や、耳や、肺や心臓が動いているのを見て、これはちょっと、けっこう楽しみかもしれない…とうっすら笑いがこみ上げて来た。
どんな顔してるの、どんな声してるの、どんなこと考えてるの
早く会いたいなぁ
早く会いたいねぇ
私のこと、大好きなんでしょ、私のお腹にはいってるってどんな感じ?居心地いいわけ?
でもお願い、脇腹こしょこしょされるの超苦手だから、内側から蹴らないで。
診察が終わって産婦人科からの帰り道、立派に突き出てきた腹を撫でながら、もうちょっとかかるけど、順調にいきますように、そしたらがんばって産むぞ〜と明るく思った。
私にもとうとう母性が目覚めて来たかもしれません。こんな気持ち、あったのか、私の底に。知らんかった。
H氏と私のこども。赤ちゃん。人。人間。
あんなに幼かった私たちが、セックスして、子どもを一人つくことになるとは、なんともほんとに、不思議なことだなぁ、なんて今日もソファで寝落ちしている彼の顔を見て思う。
明日も変わらない私。
けど妊婦だから、私と、もう一人が、ふたりで一緒に生きてるって、考えてみたらすごいことだよな。
さて、おやすみなさい。