バイト先のオーナーとその友人が、
「ローズの匂いって最低、女からにおってくるやつが最も悪い、どんなに素敵な女でもローズって分かった瞬間ちょっと冷める」的なことを話していて、
「えっ!!!ローズは女子間で言うと恋愛の香りで、私はすべてに近い男性がローズの匂いを好きだと思ってました!!!」とびっくりした。
オーナーとその友人は、「いや、そういう男、けっこう多いと思うけど…」みたいな割と冷静な反応だった。
帰宅してひさしに
「ねぇねぇ、今日ね、バイトでね、オーナーさんがね、かくかくしっかじかって話してたんだけど、あんたどぉ?」ときいてみると、
「うーん… 俺はローズの匂いってどんなの??ぜんぜん分からない」
というので心の中でずっこけました。
そのあとも「あっそ」と話を切った私に、
「みーんななんにもつけないでいいのにねぇ」と付け加えていた。
心広いってゆうか、おおらかってゆうか、素朴な人なのです。
ちなみに私はシャネルのヌワールとかいうちょっと変わったスパイシーな匂いの香水を
つけていて、
その男性たちからは「ゆうこの匂いはマジいいと思う」と好評をいただいていますが、
ひさしはそれについても「あんた香水なんてつけてるの?あれはゆうこの匂いなんじゃないの?」なんておおらかな様子でとぼけた質問をしていた。
まぁ、たしかに、なーんにもつけないでいられるのが、一番いいのかなぁ
なんて、今日も服の下の下にシャネルを仕込みながら、思ったりして。