Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

暇と退屈

暇で退屈なので、前々から読んでみたかった暇と退屈の倫理学を読み始めました。

 

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そのために本屋まで散歩にでかけて、ついでに夕飯のお惣菜も購入して帰宅。

 

掃除も洗濯も朝のうちに終わってるし、

別にすることもないので、4時に風呂に入り、ストレンジャーシングス を吹き替えで観ながら6時前には夕飯を食べ終えて、8時になったら家族とテレビ電話で夫が息子たちにオオカミと7匹のこやぎを読み聞かせているのを聞いて、また明日ねと言って通信を切った。

夫と息子たちに会いたすぎて震えはしないけど、涙はでる。ホロリと、ふいに。

 

大きくなった腹に手を当てて、まあひとりじゃないけどさ、まだ君はお話ししたりしないから、などとテレパシーを送ってみたりして。

 

明日は早朝からやってるカフェにでも行ってみようかな。行っても家にいるのと変わらずに、ただお茶飲んで、本読んだりするだけなんだけどさ。

 

 

さて、それではおやすみなさい。妊娠のせいか、それとも生活の変化のせいか、眠りも浅いんですわ。

 

 

 

さよならカレー

出産まで一人暮らしで、仕事もなく家族もおらず、やることもないのでブログを夜な夜な更新します。

 

こちらの友だちもみーんな働いてるしね、当然のことながら…土日はなにかと忙しく過ごしていることでしょう。くすん。

 

今日はこちらに送ってくれた夫が自宅に戻ってしまった。寂しくて涙が出たがしかたない。

夫は心配だけど、とにかく1人で頑張りなさいね、また手術のとき来るからね、的なことを言って片道4時間かけて家に帰っていきました。

彼と離れて涙したのは人生で3度目。

 

1回目は18歳の頃、彼が浪人していた下宿に数日遊びに行って帰りのバスに乗る時、

 

2回目は長男出産の時、面会に来た彼が家に帰るため待っていた病棟のエレベーター前で、

 

3度目は本日、ランチに札幌円山の人気カレー店円山教授。でカレーを食べて、滞在先のマンションの前に送って別れる時…

 

いつもすこし困ったような顔で、同じような反応の彼…。

 

 

夫が自宅に戻る道中、

ツルハで買ってもらった掃除用品でせっせと滞在先マンションの水回りをきれいにしたら疲れて2時間昼寝をした。

いつも長男が学校から帰宅する足音に耳をそばだてて眠る短い昼寝とは違って、時間の制限はないのにつまらない。

 

夕方のそのそ起きて、近所の散策をするために散歩に出た。

最寄駅の場所チェック、スーパーのチェック、テイクアウトのお店のチェック、コーヒーショップの場所チェック、

1人の時間てこんなんだっけ。

 

1人ってこんなに自由だっけ。

 

こんなに何にもすることないんだっけ…

 

ぼんやり散歩しながら、1人の時には考えなかったような1人の時間について思った。

 

わたしはこの時間を、また20代のときのように謳歌する日が来るんだろうか…

 

 

 

夜も特にすることはないし、妊娠後期の身体で1人で遠出もできないし、ワクチンは2回打ったけど、人混みに行くのも嫌なので、近くのオーガニックハーブや石鹸を扱うお店でバスソルトを2つ買った。

 

夜はこれを入れた風呂にはいって、あしたの朝は最寄りのカフェまで歩いてコーヒーでもテイクアウトして公園にでも行くか。

 

気持ちが落ち込まないように、気分転換しながら過ごそう。

 

 

 

これは札幌円山 円山教授。のシーフードの煮込みカレー。

いままで食べたシーフードカレーで1番美味しかった…

奥は夫の野菜とパークのカレー1500円くらい。こちらも美味でした。また行きたい。

 

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久しぶり更新

ものすごく久しぶりにブログ書いてます。みなさん、こんばんは、お元気でしたか。私です。

 

実はブログ書いてない期間、ちょっとあんまり元気ではありませんでした。

しかしながら今は元気です。元気になったのでブログを書いているというか。もう元気。

 

振り返ることなんて大してないんだけど、振り返ってみるなら2月に3子目の妊娠が分かり、それが仕事の超絶忙しい時期と重なって、

妊娠初期の残業に次ぐ残業、ついでの休日出勤、つわり、体調不良、人事異動、活動報告、新規事業立ち上げ準備、残業、休日、体調不良、最悪、仕事やめたい、こんなの無理、妊婦で身体がめちゃくちゃしんどい、みたいな日常を過ごしている中、

妊娠中期に入ってすぐ受けた胎児スクリーニング検査で、お腹の子の大きなレアめの心奇形が発見されて、

下ろすおろさないの葛藤、障害児、医療ケア児、難病児が生まれてくることへの不安や悲しみなどなどで涙することも多くて、

たくさん悩んだのちに産むことを決断したらしたで片道4時間の距離を超えて大学病院や子どもセンター病院の受診、地元での受診など、大変多忙な日々を過ごしてました。かなりお金が出て行った…。

 

そんな中、急にわたしが未だかつてないほど激しく体調を崩して心身ともに限界ってところまで落ち込んだりもして、

なんとかいまは普通に生活できるほどまで回復し、出産まであと3週間の予定ってところにやっと来てます。

そして出産は生まれてくる子どものために地元ってか家族の元を離れて臨むことになり、そのための事前準備で今日から一人暮らしです。とほほ。

 

 

人生何があるかほんとーーーに分からない。

思わぬことが自分にも起きる。びっくりすることが起きるまで、心から普通にボケっとのほほんとしてるだけで、誰にも分からないですね。

 

今回、家族と離れて生活することや、息子2人と離れ離れで生まれてくる赤ちゃんの付き添いを長い期間することになること、この先も生まれてくる赤ちゃんの命と常に向き合う生活が続くことなどについて、

思いがけず夫とよく話し合った。彼も不安そうだ。そりゃそうだよね。誰だって不安よね。

今まで私たちが大切にしてきたものを、この先も同じ容量で大切にし続けられるのか、そりゃ不安だろう。不安だけども仕方ない。不安です、と声に出しながらやっていくしかないんだし。

 

あともうすこししたら、我が家の病弱なニューフェイスが産まれてくる。

 

まだ想像もつかないけど、いつだって先のことは予想つかないわけだし、自分があとで後悔しないように、不安だけども悲しくない、辛いけれども不幸ではないほうに、なんとか嗅ぎ分けて歩いていけるといい。

 

 

こおり日和

本日は気温が久しぶりにプラスを超えてきて、めちゃくちゃいいお天気でした。

 

コロナ禍で外出もなかなかできぬ中、久しぶりのお出かけ。

 

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毎年恒例のスワンへの給餌(イベント化)

ポップコーンは1人1つ限定で売店で200円です。

 

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砂湯は湖の砂掘ると温泉湧いてる走るなので氷が溶けているのです。

 

奥の方に行くと温泉湧いてないのでガチンガチンに凍ってる。

勝手に浅瀬を横断する息子たち。

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わたしの写真がショボすぎて情けないんだけど、とにかく美しかったです。

 

昔々からアイヌの人々はこの氷の割れ目を、大きなカムイの通り道として大切にしてきたそうで。

 

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冬もいいけど春よ来い。

帰宅して疲れたし、なんか新しい服欲しいと検索してました。

 

 

ところで遅ればせながら麒麟がくるを見始めた。

めちゃくちゃ面白いし、大河ドラマ見ると日常にメリハリ出ていいですね。

 

にわか幕末ファンの端くれとして、一万円札のひとのやつも頑張って見ます。

 

 

 

近いともだち

ヒストリエの中で、小さなアレクサンドロス に母オリンピュアが、

「ほら素敵な友達を紹介するわ」とかいって、蛇のあざを消して「ヘファイスティオンよ」なんつって彼を鏡にうつすシーン。

実際のところはどうか知らないけど、ヒストリエの中のアレクサンドロスはヘファイスティオンと入れ替わったりして、人生の困難や問題を乗り越える。それがいいか悪いかはちょっと置いといて。

あれと似たことは、自分も日々意識しないだけでやってきてたんじゃないか。

 

いきなり何かって、昨日たまたま次男が体調を崩して仕事を早退したもので、帰宅途中に図書館に寄って、超久しぶりに益田ミリさんのすーちゃんシリーズ読んだんです。

↓これ

わたしを支えるもの すーちゃんの人生

わたしを支えるもの すーちゃんの人生

  • 作者:益田 ミリ
  • 発売日: 2019/08/29
  • メディア: 単行本
 

 36歳でカフェの店長退職したところまでしか読んでなかったので、ほんと久しぶりに新しいやつ読んだんだけど、ふつーのところでめちゃ涙でた。自分でもえっここで?ってところでしくしくポロリ

 

(病気で体調を崩した上司に、辰巳芳子さんのいのちのスープを作って届けるところや、「これからもたくさんおいしいもの食べてね」ってお誕生日にもらった箸のことについて伝えるところや、生まれてから自分とはずっと一緒にいて、ずっと何かしゃべってるって思うところ、など。)

 

そして泣いたあとは実にスッキリした気分になっており、「最近ずっと仕事で超おつかれへろへろモードだったから、こういう自分とは違う思考回路を欲してたんだな」ということを実感した。

 

自分は自分の味方である。というか、自分には自分しかない。それは誰だって、いつだって、死ぬまでずっと変わらない。

もうちょい私は、自分が自分の一番近くにいてぶつぶつと考えたり相談してるってことを意識して、自分が信用できるような自分でいることも大事だよな、などと思ったりした。

 

いや、自分が信用できない話でなく。自分のことを他の同僚と同じくらい信用してるからこそ、どうするべきなのかなどをちゃんと自分と相談して決める自覚を持って過ごす、という意味です。

 

いまは友人たちに気軽にあってくっだらん相談や愚痴なんかをグダグダ話したりできないしさ。早く楽しい宴会が心置きなく開催される世の中の復活を望む。

 

 

さて、先日公私共々大変お世話になっている方が転職のため退職した。

息子たちもとっても仲良しのお友達だったらからさみしい気持ちでいっぱいですが、人生の転機については大いに応援したい。という気持ちでめっちゃんこ素敵な印鑑ケースをプレゼントに購入した。

 

この先もそれぞれの人生の転機で、ハンコ使うことあるだろうから、いちいちそのタイミングを応援してるって意味を込めてます、と暑苦しく渡すつもり。よろこんでくれるといいな。

 

さて、おやすみなさい。他人の思考回路に触れるって意味で、谷川俊太郎さんの詩集を読んでる。(長編はいま体力なくて読めない)感動するたびに「あぁわたしにたりなかったのはこれだったのね」と感じる。

 

あの頃のぼく

今日は職場でランチしているときに、少し年下の同僚が今年2年目で24歳の後輩に対して、

「いいなぁ、20代、戻りたいなぁ、楽しいよね、20代!」と声をかけていた。

 

24歳の後輩は「そうですか?楽しかったですか?」と質問して、「そりゃ楽しいことばっかりだったよ!30代はほんと終わってた、辛いことたくさんあったしひどいことばかりだった、あたしの人生・・・」なんていきなりのダークモードになったのを「えぇ〜?」なんて適当な相槌で流してたんだけど、

 

U子さんは戻りたいですか?20代、と聞かれたので、

「私は別に戻りたくない、楽しいこともたくさんあったけど、同じだけ辛いこともあった」と返答すると、「えぇ〜〜???」と後輩と同僚は苦笑いしていた。

 

20代は振り返るとほんと楽しかった。

高校生に次ぐ第二の青春といった感じで、とにかく仕事ががむしゃらだったし、同期とよく遊んだし、まさしやチョコと遊びまくるのにも(遠くて)必死だったし、横浜で出会った友人たちはほんと面白い人たちばっかだったし、人生で一番ってくらいのきつい恋もしてたし。

貯金なんて散財しまくっていつも1万円くらいしかなかったし。

 

だけど孤独でちぎれそうになりながら働いてた。強烈なエネルギーを消費しきれないことも多い感じで。

 

そういえば年末の大掃除で本棚のホコリをはらったり、掃除しながら適当に懐かしい本をパラ見してたら、30歳になる年の自分の手帳が出てきて、

 

その時の私はモレスキンの小さな手帳を使ってて、シンプルな中に新年1月の目標や、挑戦したい新しいこととか、まぁ今と変わらん様子でスケジュールを綴ってたんだけど、

1月の予定には「合コン」「街コン」「●●とデート」などと書き込まれ、

同年の12月には「入籍!」という文字でハートのシールが貼られていて、あまりのスピード感に苦笑いした。H氏、あんな爆弾みたいな時代の私とスピードで結婚決めてくれてありがとうね。

 

 そしてH氏が今日仕事から帰宅したとき、私はタンシチューをホットクックで作っていて、

「ねぇ、20代に戻りたいなって思ったことある?」と聞いたら、H氏は「なにそれ」と言ったあとに「別にないな」と答えた。

 

「今日職場の人と、そんな話になったから。私は特に戻りたくはないと言った」というと、

「いや、でも、結婚はもう少し早くしてもよかった、20代のうちに」と言うので、

 

「え。なにそれ、私ともっと早く結婚したかったってこと?」と尋ねると、

 

「まぁ、うん、ちょっと違うけど、そうだな、20代のうちに結婚して今の生活があったとしたら、もっとみんなで楽しく、長くいられるじゃん」とH氏は言うのだった。

 

「なにそれ、私をキュン死させる気?」と言ったけど、

H氏、ほんと20代に戻ったらあの今よりバクダンみたいな私と結婚しようってきっとならんよな、とこれ書いてて思う。

 

40代の私は30代ほんと楽しかったよなって、ほんと充実してた、戻りたいって思うんだろうか。あの頃ほんと楽しかったから、戻りたいなって。

子どもたち小さくて可愛くてほんと尊いもの・・もしかしたら強烈に思うかも・・・

 

あぁ。いきなりのおセンチになったけど、子どもたちが成長しても今が一番いい、あの頃もまぁまぁ大変だったし戻りたくはないと言えるような環境で生きていくのを心がけたいです。

 

昨日も今日もほぼ定時退社した自分を褒めたい。おやすみなさい。

 

 

「あなた」を支える

 

子どもを本好きにする10の秘訣

子どもを本好きにする10の秘訣

 

 これ購入しました。これにのってる本のリストがすごく良くて、何度か図書館で借りては返ししてたんだけど、めんどくさくなり購入。たくさん図書館で借りる本を教えてもらって買ってよかったです。

 

大人になったあなたを支えてくれるのは、子ども時代の「あなた」です、という石井桃子さんの言葉がずしーんとくる。

 

今は子どもの子どもたちに、嫌なことがあったとしても家に帰って机の上で本をひらけば、違う世界とつながれるってことの楽しさを知ってほしい。

 

自分の過去を振り返っても、親からの抑圧の逃げ道はゲームと読書だったよな、と今になって思う。

読書読書の高校時代は、今の自分を支えてるよなぁって今になって。

 

最近仕事で嫌なことが続き、心底気持ちがしずんでいましたが、お友達が家に来てくれてめっちゃんこおいしい牛タン一本さばいて焼いて食べたり、息子たちとソリすべり行ったりして、ちょっと元気になってきた。

 

想いが強ければ強いほど、やるべきことが多ければ多いほど、くそみたいな仕事だって比例して増える。大きな波の中でいいこともあったり、嫌なこともあったり、色々あるけど、明日も元気にがんばるか。

 

北海道は寒くて寒くて何もかも氷点下のもとガチガチに氷ついていて、毎日耐えられない寒さ・・とか思いながら通勤してますが、もう2月なので終わりは近い。

おやすみなさい。なんとか元気です