Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

織りなす毎日

本日が夫が出張中で不在のため、息子二人がすやすや寝ているベッドをそろりと抜け出して、

ケンタッキー2個食べながらブログ更新。最高。最高すぎる。

 

 

最近めっきり書いてませんでしたが、みなさんいかがお過ごしでしょうかボンジュール。

 

私はといえば大きな変化はありません。夕飯時の炭水化物を抜くようにして2キロくらい落ちた、ということくらいでしょうか。

 

2キロくらい落ちた、というと「まぁ」などとお思いかもしれませんが、もともと3キロ増えていたところの2キロ落ちた、ですので安心あそばせくださいね

 

 

いきなり何って、昨日宮本輝の「錦繍」を読んだんです、私。

 

 

錦繍 (新潮文庫)

錦繍 (新潮文庫)

 

 このレビューの一番新しいレビュー書いてるのが私ですことよ。

 

ブログ書かない代わりにレビューなんぞを書いてました。もう趣味ってゆうか、楽しいです、レビュー書くの。

 

先日高校の国語の先生のご自宅にお邪魔する機会があって、

高校の友人3人とうちの次男の4人で行ったんですけれども、

友人ふたりは高校のアルバムなど懐かしそうに舐めるように見て、あれはあーだのこーだの、誰はあーだのこーだの話し合って楽しそうで、

 

彼女たちは高校を卒業してすぐの大学時代から、何度もなんども楽しかった高校の思い出について反芻して自分の心の宝箱の中にそっとしまって、そして取り出しては懐かしんで楽しんでいるみただけど、

 

私の中で高校生の思い出は「青春」というラベルを貼ったコンテナにぎゅうぎゅうに詰め込んで、隙間から甘酸っぱくて顔から火が出そうなくらい恥ずかしい匂いしてこないように上にのってぐるぐる巻きに梱包して、心の奥底に沈めてあるのにも関わらず、

 

人のリュックサックから私の思い出もボロボロと出てくるから本当に恥ずかしくて耐えられなかったので次の会合は欠席しようと決心したところです。

 

まぁそんなときに、高校の先生に「私ほんと、太宰じゃないけど自分の過去について回想するとき、恥の多い人生でしたって思うよ」みたいなことを言って、

 

「お前太宰すきなの?」と聞かれたので、「好きだよ、太宰ってゆうか、人間失格が」と答えて、「先生、誰が好きなの?一番オススメしたいのは?」という質問をすると「宮本輝けっこう好きだぞ、これは宮本輝本人からもらった本だから貸せないけど、いいよ、読んでみると」と先生の本棚から1冊おすすめしてもらったので、

さっそく読んだのが先ほどの「錦繍」だった。

 

錦繍を読んで、誰かに何かを伝えること、自分のためだけでも書きたいときに書くことは、いろんな面で大切なことかもしれないって思ったので急に更新しているのであります。

 

文章を書くのはおもしろい。一番は自分にとって。

 

しばらく漫画と情報雑誌みたいな本しか読んでなかったので、美しい文章に触れていこうと思った。

 

それはそうと、私はよく過去の愚行がフラッシュバックして「グワッ!!!」って超ダメージ受けるときあるんだけど、それって全員がそうなの?

 

それとも恥の多い人生を送ってきた私だけ???

 

ほんと高校時代を含め、過去の自分の所作振る舞いやら言動やら思考やらすべてに「ほんとすみません」って謝りたい気分だし、

 

別に卑屈になってるとかじゃなくて「お前もアホでブスのくせに何言っとるんじゃ」って感じでマジで突っ込み欲しかったけど誰も突っ込んでくれたかったことにも恥ずかしくて顔から火がでそうだし、

 

なんだか様々な恥ずかしいことや自分のアホさ加減について認識するたび、

「みんなほんと、こんな私と友達でいてくれてマジでありがとうね」ってところに行き着くんだけど。

 

 うわ、長男と次男が同時に泣いてる、最悪だ、

 

 

ということで、さて、寝ます。また明日。