Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

ランジェリーとの分離

先日夫の車で片道1時間半くらいの距離にある、北海道がやってるでっかい公園に遊びにいった。

 

別に特別な思いがあったわけではないが、「せっかく天気もいいし、ドライブだし」といい気になっていつもと違うナイロンのレースがついたかわいいパンツをはいていった。

 

もう道中、尻がかゆくて地獄でした。

 

室内公園?的なところもあるんだけど、人目につかないところでボリボリと尻をかいても、またすぐに痒い。

 

「うぅ、かゆい、つらい、もうどうせならパンツをゴミ箱に捨てて何もはかずに帰りたい…」と思ったほどです。

 

 

 

出産して変わったこと、いろいろたくさんあるんだけど、「コレ!」という一位!

 

それはパンツのこだわり!!

 

ここでいうパンツは、もちろんズボンのほうのパンツじゃなくて、パンティーのパンツです。パンツ。おぱんつのこと。

 

妊娠中はだいたいの妊婦が右からも左からも上からも下からも腹を冷やさないように言われて、お腹の上まですっぽり隠れる綿のパンツを着用していると思うんだけど、一度履いたらやめられない、綿のパンツの心地よさ。

通称デカパン。(夫はデカパンが干してあるのを見て、「こんばんわ〜」と飲み屋ののれんをくぐる真似を何回もしていた。)

 

もともと着用感を重視して、ユニクロやギャップの綿のパンツにシフトしていたところにこれだもの。もう絶対ダメ。

 

 

 

先日ファイターズセール(買っても負けてもセールする)でワコールが20%オフになっていて、

あらま、そんじゃぱんつでも買おうかしら…と綿のなんにもついてない地味すぎるぱんつ(一枚700円〜2000円)を手にとりながら、思った。

 

 

なんか、昔は「いい女」は「いい下着」つけてるイメージがあって、漠然とそう思ってて、「下着は上下そろえるのが基本」とか「色は派手すぎないほうがいい」とか「女のたしなみ」とか「大人への階段」とかとか、

ついでに「下着に気をつかってないのはダメ」的な感じで思ってたけど、

 

そういうのって全部、アンアンとか、雑誌やCMで植えつけてた勝手な下着へのイメージなのかも。

 

私にとっての「いい女」って別にいい下着つけてるわけでもないし、いい下着を着用しているから気分が上昇するわけでもないんだったら、

尻がかゆくならない着心地のいいおぱんつをはいていたほうが、誰の迷惑にもならないしそのほうがずっといい。

 

 

こういうことはいろんな場面である気がする。

 

「こうしたほうがいい」「こうしないとダメ」みたいなことが先行していて、大多数で「あ、そっかそうなんだ」みたいに思うこと。

 

 

まぁだから何って、

うちの夫は下着に興味もなく、私もたいして興味もないので、このさきは一生綿のぱんつをはいて生きていくんだろうなぁとぱんつ売り場で思ったという話です。

 

よし、次のゴミの日にあの大量のビクトリアシークレットのチャラついたぱんつを断捨離しよう。

 

 

おやすみなさい

 

 

風邪ひいて調子でない。早く治って欲しいです。