息子が1歳になったとたん、絵本に興味を持ち出した。
「あうっ、あうっ、あうーーーっっ!」と真剣な顔で主張しながらお気に入りの絵本を持ってくる。かわええ
っていうんじゃなくて、朝から寝るまで何十回も続いてすごいって話です。
しつこさは私ゆずりか…。
昔何かの雑誌の「こんなママ特集」みたいなやつに
誰か忘れた女子アナが、「子どもに『絵本読んで』って言われたときは、できるだけ手を止めて読むようにしてます」キラキラ、みたいなことを言ってたのを読んで「あら素敵ね」などと思ったので、
いざその時が来たら私もそうしよう…などとじっとり覚えててたんだけど、
ご飯を準備してるときも「あうっ、あうっ、あううううぅぅ!!」
掃除をしようとしてるときも「あうーー!!あううううーーーー!!!!」
ちょっと一休み「あうあうあうあうあうあう」
トイレ行ってこようかな「あうあうっ、あうぅぅぅぅあうっ」
読むまでやめません。
めっちゃしつこい!!
読んでも5回は同じやつを読まされる。
私「あのさ、君さ、実はすごーーーーくしつこいんだね…」
息子「あうーーーー!!!」
息子の傾向を知った私です。
でも穏やかな息子が必死で、あうあう大きな声を出して、そこまでして読んでほしいんだから、息子にとってはめちゃくちゃ大事なんだろうなと思って何回でも読む。
息子が好きなのは「わんわんわん」とか「ぶーぶー」とか「いないいないばぁ」「かんかんかん」とか、同じ音がなんども出てくる絵本なので、
読み手としてはもう全部覚えてるくらい読みすぎてて、「うーうー」とか「がたんごとん」とか「じゃーじゃー」とか「とんでいけ〜とんでいけ〜〜」とか言いながら、途中頭がぼんやりしてくるけど、
心が入ってないのは敏感に察知するようで、そういうときは途中で絵本を取り上げられて、違うやつを置かれる始末。
息子「あうーーっ!!」
はい、すいません、つまらなかったんですね、と反省するのを繰り返し。
子どもってこんなに早くから絵本に興味見せるんだなぁ。すごいねぇ。
息子がハイハイしながら片手に絵本をもって、ずりずり必死でもってくる絵本には、
色んな色や、色んな音、色んな形や、色んな生き物がたくさん出てきて、
それをジッと見つめる彼は、いったいなにを感じてるんだろう。
私がチャンドラーや遠藤周作を読んで、知らなかった価値観や知識を身につけ、自分とはまったく関係のなかった知らない世界に感動するみたいに、
彼もまた、私が読む音に耳を傾けながら、知らない世界をみて感動したりするんだろうか。
前回の検診のときに市の図書館で図書カードを作った記念で、子ども図書館認定書をもらった。
リスの絵がついたカードには「本はあなたの心が健康に育つための栄養がたくさんつまっています」と書かれていて、それは本当に、その通りだと思う。
私と兄は小さい頃から母に絵本をたくさん読んでもらっていて、その習慣は小学校から今現在もずっと続いている。
絵本を読んでもらったおかげで好きになったものは、きっと数数えきれないだけたくさんあると思うし、大人になっても色んな出会いに感動できるように、
めちゃくちゃしつこい彼に、できるだけ心を込めて読んであげようと思ったのでした。
ちなみにH氏も仕事から帰宅するなり「あうー!!あうあうあう!!」と言われて読んであげてます。同じ絵本でも読み手が違うとぜんぜん違って面白いのね。
彼のわたしとは違う「だるまさんが・・・」とか「じゃーじゃー」とか「ぱかぱか」とかは、私にとってはちょっとした癒しです
それはそうと、2年前くらいに買ってから一度しかはいてなかったピッピのサンダルをゾゾに売りました。
なんと買取は4000円!いえーい!!
でも元値は3万超えてますんでね!!それでも街のリサイクルショップに売れば数百円だったものを、良かった〜〜
ついでにハワイで買ったトリーバーチのパンプスも売った。気に入ってたけど。
「もしかしたらこれは幼稚園の入学式ではくかもしれないし・・」と悩んでいたら、「絶対に履かないから送りなさい」と母に言われて売りました。
そうだよね〜もう履かないよねぇ。
ちょっと気持ちがざわついてたので、ものが増えたせいじゃないかとおもって、本日はプチ断捨離を。
去年のユニクロや去年のザラやめっちゃ昔のギャップや痩せてサイズが合わなくなったジーンズなどなどを捨てました。タンスがすっきり。
ありがとうね〜
やっぱり安いものは寿命も短いね!その分ワンシーズンにガンガン着ないとダメだなぁ
さて、小説読んで寝よう。おやすみなさい。