レイモンドチャンドラー、「The Long Good bye」を読み始めました。村上春樹訳です。
夫の本棚に入ってたやつなので、本人に感想を聞くと「一応読んだけど、長すぎて内容忘れちゃった、いろんな人出てきてわけわかんない」と愚回答。
これから読もうと思ってるのに…つまらん感想聞かせやがって・・・とかいう適当な感じで読み始めたけど、すごーく面白い!
春樹は小説は不得手ですが、それでもエッセイや質問は大好きなので、読んでて気分がいい。重ねて同じものを見てるような気分になっていいですね。
来週から旅行に行くので、ぜひ持って行こうと思う。
名作、と呼ばれるものに手を伸ばすのは、いつも少しどきどきする。
美術館に入る前みたいな、好きな絵画を見に行く前と同じような。素敵な感覚。
北海道に住んでて残念だなぁと思うこと3つのうちの一つは、美術館があんまりないこと。
ちなみに、
ふたつめはロンハーマンがないことと、3つ目は IKEAがないことです。えへん
美術館はポツポツと小さなやつが一応あるんだけど、なんせ遠くてねぇ、、
関東の感覚だと、シャガール展が名古屋でやってるから見に行こ〜☆とか、伊勢神宮でモネ展やってるらしいよ〜☆みたいな距離感ですかね。
遠いわ〜
それだけが目的じゃ行けないわ〜
たまに人が作った、絶対的にまちがってない、すごく綺麗なものを見たくなるんだよな。そういことないですか、ないです、そうですか、私はあります
モネとか、ルノワールとか、ドガとか、印象派の絵とかが私にとってのそれです。
ところで今日は小学校からの友人が、わざわざ長野と、そして北海道の遠く(関東にとっての三重県あたり)から遊びに来てくれてとても楽しい1日でした。
会うのはすごく久しぶりなのに、会うとまったくそんなことないみたいに普通で、結婚しても家を建てても子どもを産んでても、みんなぜーんぜん変わってないことが嬉しかったです。
三つ子の魂100までっていうけど、だったらあたしたちは100年後もこういう感じでいられるんだったら、
それはそれでありがたいし、元気だから目指してがんばろうと思う。
でも100歳までこんなしょーもない下ネタを言えるんでしょうか…神様
結婚すると必然的に刺激というネタがなくなるからキレもなくなったりして…。キレのない下ネタほど最悪なものないし、不安だわ。
あとは周囲にならい、我が家も家の建設について検討中。
安定すると家欲しいのなんで!?
なんでか家欲しくなる!!生活の質を上げたくなる!!憧れる!!!という感じ。
あたしも出世したもんですわ、ほんと。家建てよう!とか言ってくれる夫がいるんだもんね、ははは、へぇへぇ(ごますり)
こっちの土地にするとなんちゃらで、あっちの土地だとこんどはどーのこーので、
床はあれにすると金額が跳ね上がるし、なんだかんだといいところと悪いところとあるから、うーんうーんこれじゃ決められないぃぃ、なんてタイミングで
「失敗なく物事を選択したい人は、結局何も選択できない人生を送る」みたいな特に好きでも嫌いでもない為末大さんのツイートが流れてきて、
ほんとそれそれ、それだよね、と思った
そういうのって、いろんな場面であるよな。
人生の中で大事な局面だからこそ、失敗しないように何かを決めたいんだけど、どっちをとっても失敗するようで決められない、
結局そうしてもしなくても、大して生活自体は変わらないってこは、自分でもほんとうはよく知ってるはずなのにね
それでも少しでも1ミリでも損(つーか失敗)はしたくないっていう貧乏根性でるってゆうか。
そんなこと考えながら「置かれた場所で咲きなさい」ってタイトルの本を思い出した。
置かれた場所ねぇ。。。
さて、寝よ。
まぁでも、幸せになるための貧乏根性なら、やっぱりとことんギリギリまで考えて決めた方がいいのか。
ようは自分が納得できるところまで考えぬくことは大事ってことね。
おやすみなさい