Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

怒りの取り扱い方法

H氏との喧嘩。

 

まぁ家庭ないの、よくありそうな、ほかから見たらささいなことなんだけど。

 

本日早朝5時に息子に起こされ、しぶしぶ少し遊んでからまた寝かしつけ、起きて洗濯機を3回まわし、干して、その間に離乳食をあげて、掃除、片付け、買い物、授乳、息子をあやしながら夕飯を作っていた私の1日。

 

ハイハイフィーバー中の息子は、ふんがふんがと鼻息荒くしながら家中どこでも這って回って楽しそうではあるんだけど、玄関に二日放置されている彼の釣竿も容赦なく倒そうとする。

 

「お父さんの釣竿、(はりがついてる)ナイナイしようね」と玄関フードに避難させておいた。

 

 

仕事から帰宅した夫は、

「今日は風が強いのに釣竿をあんなところにおいておくなんてどういうこと?砂がはいって使えなくなったらどうするの、かんべんしてよ、まじで」と言う。

「だってちーが倒そうとするんだもん」というと、「え、倒したの!?それこそまじで勘弁してよ」と迷惑そうに顔をしかめている。

 

「あなたが片付けておかないからでしょう」とぼそっとつぶやくと、いかにも嫌な顔をして自分の部屋に釣竿を持って行った。

 

昨日の夜、犬がカーペットの一面にうんこをしていて、カーペットを洗濯して新しく敷き直したすぐあとに、また一面にうんこをしていたので朝洗濯した。

 

H氏が帰ってくるからと急いでそのカーペットを敷いたら「敷き方が雑でどうしようもない」と、そんなことを言われて、私はもう何も言えなくなる。

 

「じゃあなたがやってよ」と私は何度も同じことをいうんだけど、「ふたりでできないと意味がない」と彼も何度も同じことを言って、

 

そんな会話をしているうちに、私は暗闇の穴の淵に立たされてるような気分になるのだ。

 

むすっと絶望的といった感情に近い気分でちーを抱っこしていると、彼は私と夫の顔を交互に見て、きょとんとした顔をしている。

 

 

カーペットの敷き方とか、彼の趣味の片付けとか、「かんべんしてよ」「ちゃんとしてよ」などと言われるたびに、

 

じゃあなたはできるの?どうやってやるの?自分の食事もできないくらいの日常で、どうやってやればいいのか、実際にやってみて教えてよ!

 

自分でできもしないくせに言うな!言うならやってみてから言えよ!!!

 

 

言いたいことを飲み込んで、私はだんまりを決め込む。

 

やったことない人にはわからないなんて、絶対言いたくないけど、それでも今回ばかりは思う。

仕事も大変だ。毎日命削って働いてるわけだし、そのほかにやらなくちゃいけない勉強関連もあるし、ついでに妻子を養ってるプレッシャーもあって、そりゃ大変だろう。

 

だけど、ちょっと、ほんと、そりゃないわ

 

 

出て行きたい…

一緒にいたくない…

顔みたくない…

しばらく離れて暮らしたい…

やだやだやだやだやだやだやだやだ、まじでやだ…

 

 

しかめっ面と暗い気持ちで子どもを寝かしつけて、くぅくぅと寝息をたてて寝ているかわいい寝顔を眺めていたら、少し落ち着いた。

 

赤ちゃんがいる母親は、赤ちゃんが眠ると少し落ち着く

ついまた、負のエネルギーを過剰に浪費してしまったことにふと気づく。

 

あぁ…私いまけっこうギリギリなんだなぁ

 

こういうときに私を追い詰めてるのは夫の気がするんだけど、だけどそうじゃないんだ、それは妄想で、自分を追い詰めてるのは自分しかないってことに何度も気づいてるんだけど、だけどやっぱりダメだ…

 

 

怒るより許す方にエネルギーを使うというのが私の課題。

 

夫の配慮のない言葉をひとつひとつネチネチと思い出し、それに対しての正論を心の中で掲げ、そして自分を納得させる。

 

U子、誰にだってそういう気分のとき、あるよ、H氏も仕事で疲れてたんでしょ、許してあげよ…

 

うん…そうだね…

私だってH氏にとつぜん八つ当たり爆弾投げつけることけっこうあるし、許してもらってるからお互いさまだね…

 

よし、整った。

 

そう思いながら、風呂上りに裸で寝落ちしている夫に、毛布をかけてあげないという反撃をしつつ、おやすみなさい。

 

ヨガして寝ます。