Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

へその緒の話

最近ちーの身長の伸びが半端なくて、新生児のときに買ってもらったモコモコのつなぎアウターが小さい様子。

 

あんよが出てます

 

H氏のおばあちゃんが作ってくれた毛糸の靴下をはかしてるんだけど、なんせ外は零下なもので、息子に会いに来てくれた(わたしサイドの)叔母たちが、「あんたこれは寒いわ〜、そろそろ靴はかせたほうがいいんじゃないの」などという。

 

うーむ。

 

そうかなぁとか思ってベビーショップに靴を見に行ったんだけど、

お?赤ちゃんシューズってけっこう高いんだ!!

 

かわいいのはだいたい5千円くらいの値段。

 

すぐ履けなくなるのに・・でも、安いのは明らかに安い雰囲気。

 

母に(買ってもらうのを意識して)「ねぇ、ベビーシューズって、初めての靴とかいって大切にしまっておくとか言うよね」というと、

 

「あんたなんてへその緒すらもいらないとか言ってる女なんだから、そんな小さな靴残しておくわけないでしょ、安いのかいなさい」と助言が的確すぎてわらえた。

 

ちーが生まれたとき、当然へそと私がつながっていたわけで、出産したときにボロンとした臍帯がついてて、1週間くらいしたら乾燥してポロリするんだけど、

 

私は入院中、ちーのオムツを交換したときに「あれ?へそなくなってる?」と気づいたけどたいして気にも留めてなかった。

 

そしたらそのあとお風呂に入れてくれた看護師が、「⚪︎⚪︎さん、おへそ!!服についてました!!!!」と少し慌て気味に報告してくれて、

 

私は間の抜けた様子で「はぁ、さっきなんかオムツ変えた時とれたのかなぁって思ったんですよね」と答えると、

 

「ダメです!!ちゃんと探してください!!!」と怒られた。

 

「はぁ、すみません」とか反射的にあやまったんだけど、だってあたし、へその緒いらないし…

 

へその緒なんかよりも、しっかりと記入した母子手帳のほうが大事でしょう!?

 

 

そう思いながらも、ポロリとおちたへその緒をもらった木の箱にちょこんとしまったのでした。

 

「へその緒もらったんですけど、いったいどうしたらいいいんですかね?いらないって言う人いますか?と違う看護師に聞いてみると

 

「外国の方とかいらないって言う方いますねぇ」と。

やっぱりか。

 

わたしだって⚪︎⚪︎国でははじめての赤ちゃんのウンチを乾燥させてとっておくんだけど、どうしますか?とかきかれたら、「捨ててください」と答えると思うもの。

 

私のへその緒も実家の金庫にしまってあるんだけど、あれどうやって捨てればいいのか不明だし、私は捨ててもいいけど母のものか私のものか不明だからむやみに扱えない。

 

だけどへその緒を今更30過ぎて捨てたところで母との関係性が変わるとも思えないし、うーんうーん

 

 

結局は成人したときにちーに渡して、「あんたこれ、どこでもいいからパワースポットに埋めに行きなさい」と言っておこうと思う。

 

 

今日から吉本隆明さんの本を読み始めました。

 

真贋 (講談社文庫)

真贋 (講談社文庫)

 

 やっぱり家にこもって子ども育てるのって、ただただ自分を消耗していく側面があると思うから、情報を入れないと自分が育たないよねぇと思う今日このごろ。

 

おもしろいです。また数ページだけど。吉本ばななさんのお父様です。