Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

寝る子は育つ!

昔はお正月、特に元旦っていったらお店は全然開いてないし、テレビも面白くないし、暇で暇で、

年賀状以外は楽しみもないし、漫画読んだり人生ゲームしたりして過ごしてましたけど、、、

 

いつのまにやらこんな世の中に?

 

今日夕方にユニクロいったら、閉店前のスーパーの魚屋みたいに棚がボロボロになってた…。特にヒートテックの棚が…食い散らかりみたいに…。

 

別に元旦くらいどこもやってなくてもいーのにね。便利なんだか不便なんだか。

 

 

本日は中学の先輩たちが東京やら千葉やらから規制しているので集まりがありました。

 

別にとくになーんにもない集まりだけど、お茶飲んだりおやつ食べたり、普通の話をして解散。すごく楽でこういう地元の集まりっていいよなぁと帰り道に思った。

 

今日も夫の実家で夕飯をご馳走になり、眠くて眠くて眠くてどうしようもない様子のちーくん(息子)を連れて帰宅。

 

 

息子はよく寝るので、どこに行っても「楽でいいね」や「楽だ」や「ほんとに楽でうらやましい」「静かでいい」などとよく言われる。

 

たしかに、夜はギャンギャン泣きわめいて寝なかったり、中途覚醒してから寝付けなかったりしないので、その点では楽です。夜も眠れるし、睡眠不足でもないし。

 

そしてその分は私の余裕となり、子育てや夫婦関係(夫婦生活ではない)の勉強に励み、私はわりと元気な状態で子育てをしていると思う。

 

 

だけどそう言われるたびに私は思う。

「でも、別に何もしないで眠れるようになったわけではないんだけどなぁ…」

 

息子は早産で生まれて、その後1ヶ月実家に帰り、生後1ヶ月の息子と夫と私の生活が開始されたとき、すでに息子はめちゃくちゃ夜泣きしていた。

 

それまで赤ちゃんはどういうものかってことがよくわからなかったし、生活リズムってことが何を示すのかも知らなかったから、泣いては抱いて、1時間も泣き止まず、やっと寝かせた思ったらまた泣き出すという生活がはじまって、私は心底げっそりしてしまった。

 

これっていつまで続くの…

 

なんで泣いてるの…

 

どうしたら寝てくれるの…

 

これがみんなが言う子育て、新生児ってことなんだろうか…

 

息子の1ヶ月検診のときにはすでに精神的にすごくしんどくて、寝不足だし、夫に対しても負の感情しか芽生えず、

 

「生後1ヶ月 夜泣き いつまで」などと検索する日々が続いてた。

 

 

何か問題や困難にぶちあたったとき、私ごときの悩みなんて、誰かが私の前にもすでに困っていて解決されていることが多いっていうのが私の生きるヒントだから、とりあえず手当たり次第にインターネットで夜泣きや寝かしつけの方法を検索して、

 

Amazonのレビューを読み漁り、片っぱしから図書館で本を借りて読みまくった。

 

 

初めて手にする育児書には、「え。そうだったの」というような赤ちゃんの生態生理について書かれていて、私が独自に行っていることはだいたい的が外れていて、だから夜泣きするんだ…と思うようなことがたくさんあった。

(リビングにベビーベッドを置くとか、寝るときに抱っこするとか)

 

生後2ヶ月を前に息子の生活リズムを整えるべく、同じ時間に起こし、同じ時間、同じ方法で寝かせ、同じ行動パターンを繰り返しおこなっていくにつれて、息子は本当に寝るのが上手になって、

 

ねんねのトレーニングをはじめてから1ヶ月半、寝かしつけには2時間かかり、夜も1時間おきに泣いて、夫婦で呆然としてたあのころからは信じられないくらいすんなりと眠る息子。

 

抱き続けなきゃ眠ってくれないと思っていたのは私の幻想で、いまは夜の授乳が終わってベビーベッドにのせると、すやすや寝息をたてながら速やかに眠ってくれている。

 

今でもたまに眠れなかったり、変な時間に起きたり、2時間おきに泣くこともあるけど、けど2ヶ月前に比べたら同じ子だとは思えない。

 

そう言うと、妊婦のときに「これからつわりが来るんじゃないの」とか「体重増えるのはこれからだよ〜」などと言われたのと同様に、

「4ヶ月過ぎたあたりから夜泣きしだしたよ〜」とか、「夜泣きするのはこれからなんじゃないの」などと言われることも多いけど、

 

だけどそのつど、そうかもしれないけど、やっぱり自分のやってる方向は間違ってないとうっすら思うのだ。

 

 

子育てを経験してみて思うのは、母は孤独ということ。

 

夜中に泣き止まない子を抱いて、暗い部屋で「だいじょうぶよ〜」「ねんねよ〜」と子に話しかけ続ける自分。

どこにも遊びに行けない。夫は自由にしている。眠い。つらい。子どもはかわいい。だけど、私の気持ちは誰にもわかってもらえない。

 

今まで知らなかったけど、世の中の母という人は、みんなそうやって同じような夜を越えて、同じような思いを抱えて、同じような愛情で、いろんなものを犠牲にして、いろんな気持ちを整理して、子育てをしているんだなぁということを知った。

 

 

だったらやっぱり、できるだけ適当で、できるだけ気楽に、できるだけ元気でいられるように、何か方法を考えたほうがいい。

そんな感じで取り組んできて、あっと言う間に100日たって、そして新年を迎えています。

 

 

そういう私の100日間が長いのか短いのかはよくわからないけど、だけどとりあえず、息子は最高にかわいいし、夫のことも大好きだし、この先しばらく専業主婦でもいいなぁってくらい精神的に安定してるから、結果的には今のとこはうまくいっていて良かった。

 

 

子育てしてて、楽な子なんているのか?と思いつつ、息子には「母を楽させてくれてありがとう」と毎日感謝して今日もおやすみなさい。