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Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

うまくいかないふたり

温泉から帰ってきました。

祖母たちと夫の温泉旅行。

 

80歳の大叔母と、89歳の祖母に二日間もつき合ってくれた上、送り迎えありがとうございました、と夫に言いたい

 

そして祖母には温泉に私たち夫婦を連れて行ってくれてありがとうございました、と言いたい。

 

つまりは私は別になーんもしてないということです。

 

ただ風呂にはいってゴロゴロして叔母と祖母とお話してだだけ…

 

大叔母と祖母はH氏を絶賛していた。

お酒も飲まない、タバコもすわない、ギャンブルはしない、真面目な仕事についていて、優しくて穏やかで、

あんたあんないい人つかまえて、しっかりちゃんと良い妻になりなさい、仲良くしなさい、離婚されたら絶対にあんたが悪い、よく高校の同級生にあんな当たりくじ隠れてた、あんたはラッキーなどなど、色々と言われた。

 

はい、日々精進します。毎日夫に感謝します。

 

H氏はうちの家族にめっぽう評判もいいし印象もいい。

 

そして今回の温泉旅行も、大叔母が機関銃のようにしゃべくり倒してたけど、ずっとニコニコ聞いてくれて、ふたりに優しくしてくれた。

 

私に優しくしてくれるのはもちろん嬉しいけど、祖母や家族に優しくしてくれるときはもっと嬉しい。

 

きっと二日もつき合ってくれて疲れただろうなぁ、もう一緒に行くの嫌だろうなぁ、と申し訳ない気持ちでいたんだけど、

H氏は「ぜんぜんいいよ、大丈夫だよ、疲れてないよ」と言ってくれて、なんと…この人と結婚してよかった…、とまた思ったのでした。

 

おつかれさまでした。

 

私が一緒に温泉行く程度でばーちゃん孝行になるかはしらんが(旅費はばーちゃん持ちだし)、生きてるうちにたくさんばーちゃん孝行したい。

そのためにもH氏と腹の子のことをたくさん大事にしてすごそう。キリリ

 

 

祖母を温泉街から1時間半ほど離れた大叔母の家まで送り届けて、義理の姉のうちに寄って夕方帰宅したんだけど、

 

帰りの車の中で、共通の知り合いの恋人同士が最近あんまりうまくいってない様子なんだよね〜、みたいな内容の話になった。

 

仕事が忙しくてストレスがたまった彼が、彼女に理不尽に思えることでついあたってしまうらしい。

例えば極端な例で言うと、メールの返信がすぐなかったことで怒るとか、キレるとか、そんな話で。

 

彼が怒る理由について、何がきっかけで怒るのかも想像できずどうしたらいいか分からない彼女は、

今仕事が忙しくて大変なんだなと無理に察して「ごめんね。」ととりあえず謝罪し、

「気をつけるよ」と述べ、出来る限りメールの返信を早くする努力していて、

その結果関係性が停滞してるという。

 

私はその話を聞いて、「そういう場合ってどーすりゃいいのかねぇ、めんどくさいよねぇ」程度の認識だったんだけど、

H氏は「てゆーかさ、彼は俺らにはすげーいい人なんだからさ、彼女との関係性だけがそうなってるってゆうのは、彼女にも問題あるんじゃないの、そりゃもちろん相手にあたったりするのは良くないよ、けど、けどそうさせてる自分もいるってこと、彼女は自覚したほうがいいんじゃないの」と言う。

 

そう言われて少しハッとした。

 

あれ…それどっかに書いてあった…

そうそう、そういや私のバイブル(良妻賢母のすすめ)にも、H氏が言ったことと同じことが書いてあった。

 

男が何かに追いつめられて自分に負けて、アルコールやギャンブル、女、それだけじゃなくて、妻に暴言を吐いたり、わざと傷つけるようなことを言ったりする時があるとする

 

そういうとき、女性はただ傷ついて弱々しく泣いたり、縮こまったり、癇癪をおこして騒いだり、もしくは自分に嘘をついて納得しようとしたりするけど、

男は逆にそういう姿を見て、またさらに女に対して幻滅してしまう、

自分でやったことだけど、自分の明らかに間違った行動に対して容認はされたくない、いつでも相手には正しく清く、プライドを持った姿勢でいてほしい、と願っている、みたいな内容が記されていたことを思い出した。

 

そうか、それか。

 

だって考えてみたら、「いついかなるときもメールを5分以内に返信せよ」という欲求はほとんど不可能に近く、言ってる本人も本気でそれを望んでいるのかと考えたときにきっとそうではないし、

 

たぶん本音ではお互い自由にのびのびと自律した関係を望んでいるはずなのに、

 

それを「ごめんね、分かったよ、気をつけるね」と相手が許容することで、ますます相手に対しての価値や信頼は下がって、関係性は停滞してしまう。

 

何かあるたび当たり散らして、それを許容し、その繰り返し。なんの発展もなく。

 

 

それ考えたら、相手のことを好きだからって言って、自分の疑問も意見も押しのけて、欲求を飲むことが、そもそも依存の始まりなのかも。

 

相手のことを大切にしたかったら、自分の気持ちを大切にしなくちゃいけないってそういうことなのね。

 

清く正しく美しく。

 

H氏はその後も、「相手に変わってほしいって思ったり、いつか分かってくれるって思うことは簡単だけど、どうしてそうなっちゃうのかな?って今いちど考えた方がうまく行くんじゃないの、そういうのって結局は女の人のコントロール次第って気がするけど」と分かったようなことを言っていた。

 

そうね。確かに。

 

えっっ??

そしたら逆もそうってこと?

あんたが私のすばらしい夫でいてくれるってことは、私が日々あんたのことを大事にしてて、優しいすばらしい妻でいるから、あんたは誰から見てもうらやましくなるほど素敵な夫でいられるってこと??

 

…いや、それは少し違うかも。

 

えっっっ??

そしたら私が良い妻でいたいって思うのは、あんたの日々の行いがすばらしく良くて、素敵なことばっかりしてくれるから、私も釣り合えるように日々精進するってなってるってことじゃなくて?

 

うん、それはそうかもね。

 

即答でした。なにそれ。

 

 

まぁ相手は鏡ってことで、変なときは変だし、うまくいってるときは自分が良い行いをしてるってことなのかもね。

 

勉強になるなぁ、という帰り道でした。

 

 

さて、明日からまた通常の日常か。おやすみなさい。

 

 

新・良妻賢母のすすめ―愛としあわせを約束する26章

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