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Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

専業主婦と子育て支援ってやつ

佐々木俊尚さんのTwitterで、子育て支援っつーか将来の女性像?について議論されてました。

 

私ほんとニュースについては無知なもので、この長谷川みちこさんって言う方にも初めて知りました。フェミニズムを批判している人って書かれて、wikiでもなんとなく批判的に書かれているような印象なんだけど…。

 

 

先日、高校の友人たちが集合する機会があって、中学校の教諭が二人もいたものだから、まあ自然な流れで「最近の親とか子どもってどーなの」とか「いじめとかってほんとにあるわけ」なんて話になったんです

 

その中学校教諭が二人もとも口を揃えて言ってた話の中で、印象的だったのは、「俺は嫁さんもらうなら、専業主婦がいい。せめて中学を卒業するまでは」ってこと。

 

その場に専業主婦は一人もいなくて、むしろ大学を卒業してわりとバリバリと働いている女子6名だったから、

その発言は私たち世の中の20代後半から30代の女性の流れからしたら逆行してた(私はそのとき無職で失業保険受給中)。

 

ちなみにその場の内訳は、結婚してたのは6人のうち2人で、1人は育休中、1人は子どもはつくらないと言っており、あと4人は独身。

 

はぁ?え、なんで?(専業主婦なんでまじ勘弁)と当然でる疑問に対して、

「働いてて思うのは、お母さんが専業主婦の家庭のほうが、子どもが絶対的に落ち着いてるから」と言いながら、「教師の職場ではけっこうこの話題でるよ」とうなずく二人。

 

それってどういうこと?

 

「例えばよく保健室とか行く生徒がいて、母さん家にいるか?って聞いて、うん、いる、ってすぐ答えて帰宅するような家庭は心配ないってゆうか、子どもの精神状態もけっこう安定してる。見てて、こいつはけっこう心配だな、大丈夫かなって思う生徒の親の100%は共働きだね。それはほんと絶対。お母さんが働いてても、もちろん子どもが元気でなんの不安もなさそうな家庭はたくさんあるよ。だけど心配だなって思う子の100%は共働きだから、俺は将来子どももったら、奥さんは家にいてほしいって思う。」

 

 

この話、すっごく衝撃的だった。

高校の同級生の2人の話だから、その話自体に信憑性があるかないかはよく分からないけど、

それってがん患者さんを見てきた私たちが、「化学療法したくない」って思う気持ちと同じようなものだったとしたら、すっごくそれって、専門職としての大事な印象だと思った。

 

その話をしてた男二人に対して「いまどき専業主婦希望なんて頭おかしいんじゃないの、それくらいの給料もらってから言えっつーの」とか、

「そんなんだからずっと彼女もいないんだわ」とか、

「つーか家にずっといて家庭を守るって、子育ても家事も押し付けようとして、自分は外でのびのび働いてさ、そんな風に鼻から妻のQOLについて考えない男とは絶対結婚したくない」とか、

「妻がめっちゃ仕事のやりがい持ってたらどーすんのよ、女の仕事だからって真剣に働けばあんたたちより給料もらえるんだって」なんてやんややんや言って、

 

「女に専業主婦押し付けないでよ最低!男尊女卑野郎、最低!!」みたいな激しいブーイングで話は終了した。

 

今回の、佐々木俊尚さんのTwitterみたいに。

 

 

だけど実際に結婚してみてまだ2ヶ月くらいの新婚ほやほやだけど、

2ヶ月くらいで思うのは、やっぱり上記のような働き盛りの、仕事にプライドを持っている、男並みに自立した女性の傾向だと、家庭はうまくいかないのだと察した。

 

実際に妻と夫の役割上、「夫をたてて、褒めて、ねぎらう」ことが、どれだけ家庭内で必要か。

 

それはきっと、女が男と同じように外で働いてる場合にはよっぽど深く感謝しないと不可能であり、そもそもその女の環境だと「夫をたてて、褒めて、ねぎらう」発想なんてなかなか出てこない。

 

だとすると私はかつての職場で、どのくらいの「女らしさ」という考え方を失ったのか。

 

男性に食わせてもらえなくても自分で行きていけるし、と言いながら私たち兄妹を私立の大学まで出してくれたシングルマザーの母から学んだのは、果たして「女らしさ」や「家庭の調律」だったのか。

 

 

経済の成長のために「女性はもっと社会進出を」なんて言うけど、私もいまの現状でいくら女性のはたらく環境や教育や子育てを支援したとしても、きっと出生率はもっと低下して、未婚の女性が増えていくだけだと思う。

 

それは長谷川三千子さんが言ってるように。

長谷川さんは、政府は方向転換せよなんて言ってるけど、それはきっと不可能で、ここまで来たらもう戻れない。

 

私の周囲にいる多くの独身の友人たちは、「結婚して出産したら支援がないから結婚もしたくないし、子どもうみたくない」んじゃなくて、

きっと男並みに、それ以上に自立した女に対して、男が結婚したい気持ちにならないのが原因なんじゃないか。

結婚したとしても、外ではたらく女性にとっては妊娠や出産は困難を極めるものだろうし、

だからといって一度外で働く快感を得たらもう専業主婦になんてなれない。

欲しいものは欲しいし、行きたいところへ行きたいし食べたいものを食べたい。

 

 

 

 

女が自立して働き、一生懸命子育てをしても、中学校教諭の友達が言うように子どもは不安定になる可能性が高く(強調するけど、そうじゃない場合もたくさんある)、

女が働けば働くほど夫に対しての感謝の気持ちが薄れていき、女らしさや男らしさに続いて母性や父性が失われる。

 

少なくともきっと私はそうだ。私はそれに当てはまる。

 

そして私だけじゃなく、きっと他の女性もそれに当てはまる場合が多いし、経済的に女性が働くことが必要なのも考えなくちゃいけないのかもしれないけど、

やっぱり女性が働き続けた場合に出る影響についても、絶対に無視はできないんじゃないか。

 

私が見て来た師長さんの子どもたちは、もちろんちゃんと学校に行ったりしてるこもいたけど、登校拒否や体調不良が起きてる子も多かったように思う。全体的な比率はよく分からないけど。

 

 

専業主婦なんてまっぴらごめんよ!毎日家にいてヒマで頭おかしくなっちゃうと思い続けてた私。

看護師の仕事は好きだし、私ってばセンスもあるから、結婚してもずっと働きたいってずっと思ってたけど、

夫が手伝ってくれないんじゃない、私が「仕事と家庭の両立」ってやつができないのだ。

 

 

私の聖書である良妻賢母のすすめにも同じことが書いてる。

初めて読んだとき、「おい、アホか、こんなことできるかー!」というほどそれこそフェミニズムを批判した考え方だった。女性が世の中に出てまくった、フェミニズムを推進した国アメリカで書かれた本。離婚率も高い。

 

だけど、本当に、ほんとにほんとに私と同じようなことが終始書き連ねられており、

周囲の男性とうまくいかない、夫と離婚した、夫が浮気しているなどなど、その他多くの悩みをもつ女性の言い分を聞く度、「あ、これも良妻賢母にかいてあったやつだ、やっぱりこうやってやるとうまく行かないんだ」と学ぶことも多かった。

 

 

周囲には一生懸命働いて、夫とも仲良く、家庭の役割もきっちりこなして、すばらしくハツラツとしてる友人たちもいて、心からすごいなぁ、と思う。本当にすごい。

 

つまり私の考えとしては、子どもをバスにのせたり飛行機に乗せたり、電車に乗せたりしただけで「非常識」とか言うような子ども大事に考えない国で、

もう女性が働くことでしか経済を支えられない、ここまで男性化した女性を修正もできないんだとしたら、

そしたら働く女性を支援する項目の中に、共働きになることでも家庭への影響ってこともちゃんと包み隠さずにいれて、その上での対策を考えていくのが、ほんとの意味での「子育て支援」だと思う。そういうのは厚生労働省で指針をつくれば保健師や市町村での活動が可能だからできるような気がする。

 

それが裏目に出て「あそこのうち、共働きだから…」ってならないように、共働きで子供をもつ家庭にも、企業にも、教育にも、全部知ってお互いカバーし合えるような情報を共有をするところから始まってくれればいいな、と思った。

 

 

 

 

新・良妻賢母のすすめ―愛としあわせを約束する26章

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