エルビスプレスリーのMy wayを聴きながら書いています。
先日バイト先のオーナーさんと、「何かを始めるときにびっくりするほどポジティブなことを言ってくれる人は少ない」って話になった。
オーナーさんが30歳を転機として、東京に行っていちからバリスタの資格をとったり、多額の借金をしてお店をだしたり、自分のお店を持ちたいってことを周囲の人に話したときに、行動に移す前、うつしてからも
心から「ほんと、がんばりなよ、応援してる」と言ってくれた人は、本当に、ほんとうに一握りだったそうで。
「ネガティブなこと言ってくれる人はさ、ほーーーんっとたくさんいるんだよ、いろんな嫌な、考えられることとか、心配とかさ、けど、やっぱり心に残るのって、応援してくれた一言なんだよね」とオーナーさんは話していた。
それは何気ない会話で、私はお店のグラスを拭いてたし、オーナーさんは何かの仕込みをしてて、ちょこっと開いた時間だったんだけど、
私は「わかります、ほんと、そうかも、そうですよね」とか言いながら、その会話が心に残った。
考えてみれば私自身も誰かの人生の転機に、お前が言ってる意味をもっとよく考えろよとつっこみたくなるようなおせっかいな励ましを繰り広げており、
それは相手を心配したり、もっとよく考えてほしいと、考えた上での結果だったら納得すると思うからなんて私の心情はあったにしても、
だけどやっぱり不必要だったと今更ながら思う。
怒るとすぐにカッとするところが不安な彼との結婚を「う〜ん、もっとよく考えたら?」とか、
大病のあとすぐに社会復帰をめざす友人に「う〜ん、もっとゆっくりしたら?」とか、
最近だったら高い車を買おうかと悩んでる友人に「ちょっと手に余すと思うから、やめたようがいいんじゃないの」とか
ちょっと振り返っただけでもこのくらいあるし、もっと深く考えればきっと色々浮かんでくるんだろうなぁ…とほほ。
みんなごめん、愚かでした。
よく考えてみたら、その道を選択しようと本人がある程度決めてる過程で、きっと本人が一番、いろんなことを考えてるに違いないのに、なんでそんな相手のことよく考えないで「やめたほうがいいんじゃないの」とか超簡単で無責任に言っちゃったんだ?
いや、無責任だから言えるんだよな、きっと。
だってリスクがたくさんつまった希望の道を選ばなかったときの相手の人生なんて、想像してないんだもん。
自分に置き換えてみても、不安の残る不安定な道をすすむときに「怖いよ〜」「たぶんダメだよ〜」「もっと考えなよ〜」とか言われるより、
いいね!されたほうがずっとずっと心に残るし励みになる。
考えてみたら簡単なことなのに、忘れがちなポイントなのね…
誰かが何かにチャレンジしたり、今までと違う道を選ぶことがあったとしても、きちんと明るい応援できるようになりたい。
どんなときも、笑顔でいいねー!って言うことは、なかなか簡単じゃないけど、それでも大事な人が何かを選ぶって決めたときは、そうしよう。
行動する前が一番怖いことを知ってるのに、
進む本人が一番怖いってことを忘れないように、忘れないようにしなくっちゃ
この無職の3ヶ月、恋人と母親と、兄と決まった友人たちとしか深く関わってないから、
アルバイトでも働くと自分の世界が広がって、考え方が少し広くもてる。
色んな人と関わるのって、自分の心をほぐすためにも必要なのね〜
さて、おやすみなさい。明日も元気に働くぞ〜