Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

明けましておめでとうございます2019

ずっと大人になって知ったことなんだけど、北海道は大晦日の夜に家族で宴会というか豪華なご飯を食べるんですよ。

「それって北海道だけだよ」と誰かに言われてえっ?と知る。

 

おせちも大晦日に食べまくります。

オードブルもおせちもお寿司も豪華にテーブルにずらっと並べて大晦日に紅白見ながらがぶがぶ食べる。しゃぶしゃぶやすき焼きやお鍋するところもあるし、様々な様子です。

 

ついでに言うと私は長年「年越しそば」というものは年越ししながら12時前のカウントダウンのときに食べるものだと思い込んでいてそうしてました。

 

「やばいやばい、もう12時になっちゃうよ、お蕎麦お蕎麦、お蕎麦食べなくちゃ」みたいな感じで。違うんですね。

 

 

昨日の大晦日はそのような感じで3本立て。

夫は今日も昨日も仕事なので不在でしたが、

昼過ぎに夫祖父母の家に、うちの子どもたち2人と義姉の子どもたち2人を連れてランチをご馳走になり、

そのまま夫実家に直行、しゃぶしゃぶとご飯を食べまくり、

20時すぎにまたうちの実家でうちの母と兄と一緒に紅白で盛り上がりながら食べまくり、23時すぎにやっと帰宅して子どもたちと寝落ちした、すごーく私たちらしい生活の大晦日でした。さっき体重はかったら二日で1.5キロくらい増えてたよ。

(私は夫が不在でも夫実家、夫の祖父母宅にも平気でズンズンお邪魔しまくっているので、夫側の家族には大変かわいがってもらっている、と自分では思っている)

 

私紅白大好きで毎年熱唱しながらめちゃめちゃ盛り上がって見てます。

酒も飲んでないのにヒュウヒュウ!などと合いの手を入れて、兄のアイフォンでネットフリックスのどらえもん見てた長男に「お母さん、静かにして」などとたしなめられたりして、毎日大晦日だったらいいのにねぇ、という感じくらい満喫しました。

 

 

今年も一年たのしいことがたくさんあるように努力したいと思います。

ほんと小さい頃は神さまがいて毎日たのしいこと届けてくれてたんだけど、大人になるとそうはいかないもんね。

 

怒るより許すことにエネルギーを注ぐ、ということを引き続き強く念頭に置き、毎日を過ごしていきたいです。

 

夫に「ちょっと目標に戸をしっかりしめることと電気をその都度消すことも目標にしてよ」と言われたので、

「そんならあんただって使ったものを元に戻す、その辺に適当に置かないってことを目標にしてよ」と言うと「わかった、そうしよう」との返答でしたので、すぐさま協定を結び握手しました(ナルコスの影響)

 

みなさんも目標について設定しましたでしょうか。

 

意外とみんな目標立ててないのね。くっだらないやつでも立てると年末に楽しいのでおすすめです。

 

ママ友たちは「買いたいと思っていたジャンバーをゲットする」とか「財布欲しい」とかいって欲しいものをただ言い合う会に。でもみんな「キャンプいっぱい行きたいね」と。いいね、行きたいです。ほんといっぱい行きたい。

 

義母は「股関節を今より柔らかくするっていうのと、寝室がよく汚れるからこれが理想ってところまで片付けたい」と言っていた。

 

H氏は「ソファで寝落ちしない」と。守る気ないっぽい目標。

 

 

皆様も楽しいことがたくさんある一年になりますように。

今年もぼちぼち更新していきますので、よろしくお願いいたします。

 

 

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久しぶりに雪積もったのではしゃぐ兄弟。

 

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わたしが幼少の頃よく遊んだお絵かきグッズ。実家にて。

 

 

 

 

 

 

おねつ

遊び尽くしてこれで年越しかぁ!なんてワクワクしてたら次男のお熱。そうだよねえ。

 

せっかく風邪が治癒したと思ったら、次のやつくるよねぇ!

明日は高校の友だち達と集まる予定だったけどキャンセルに。とほほのほ。

 

ゲエホゲエホと激しい咳に熱い顔。早く治りますように。

 

子どもが熱出すのは何回経験しても不安になるよ。乾燥もひどいので、加湿足してユーカリティーツリーのアロマオイル炊きました。ベポラップも必須。くっついてくるから私にも塗りました。

 

病気を治すのには環境をしっかり整えるのも大事です、というナイチンゲール先輩のことを思いながら、そういうのって愛だよなと思う。

 

 

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ところで、かわいいTシャツ爆買いしたのでたまには買ったものの写真などのせてみる。

わたしのモーニングと夫のコーヒー(ラテ色)もあります。ここにあるのは息子たち用。サイズは120と100サイズ!

逗子にあるMERCHというお店で通販購入。

来年夏の運動会でおそろいで着る計画。たのしみ〜〜!!

お買い物って楽しい。

貯金は憂鬱で別に楽しくはないが、使うのは楽しい。金にもの言わせてTシャツを買ってやろうじゃないのよ!どほほほほ!!(わたし的にお金持ちの笑い方イメージ)

 

 

 

次男がそばで寝てないと眠りが浅くて起きてしまうので色々と検索してたら欲しくなってきた。

来年はコンバースオールスターの赤買おうと決めました。今後もアクティブな中年目指してお金使っていく方針です。

 

 

 

2018年まとめ

パーティーざんまいでした。

疲れて寝落ち⇨腰痛のサイクルで生活の底辺でしたが、ひさしぶりに復活してブログ更新。

 

寝落ちしない・・寝落ちしない・・・って思いながらなんとか起き出していくと、

漫画BASARAで更紗が蒼の王のところで生贄にされるときに薬盛られて「何度も落ちかけて痛みで起きた・・・」みたいなシーンを毎回思い出すんですけど、同じような人いないですかね、いないですか、そうですか。

 

ところで、ざんまいってひらがなで書くとなんかいいですね、別に、そうですか。

 

パーティーざんまいといっても、ヘソ出したギャルやベロベロによっぱらった半裸の若い男や草でキマってご機嫌な人や店のはじっこでディープキスしてる人などがいない、普通の健全なクリスマスパーティーです。

 

私が20代前半のときに見かけたそういうギラギラなパーティーは、私の知らないところでいまもこの日本で開催されてるんでしょうかね?なんだかイスラエルの内戦よりも遠い光景だわ・・・

 

とにかくタコス巻いたりクレープ巻いたりチーズをフォンデュしたりケーキ切ったりシャンメリー開けたりと色々まとめて楽しかったです。

来年もこのくらいのレベルで楽しいことや嬉しいことが訪れてくれれば言うことないでしょう。

 

いつものママ友たちとのクリスマスパーティーでは、「いや〜よく食べたねぇ」なんてみんな丸くなった(食べ物で)腹をさすりながら、「この前ほかのママ友たちとのメンバーでランチ行ったんだけど、みんなちょっと残してたよ・・・」という話題が出る。

「なにそれ普通に勿体無い!」とか言ってて微笑ましかったです。

 

もう年末仕事と遊びの予定がびっしりでしたので、

スーパーやドラッグストアに行くこともひどく苦痛になり、オムツや化粧品などはアマゾンを利用してみたら、ものすごく楽!!オムツと他の荷物をガサガサもって自分で運んで片付けなくていいの、ものすごく楽!!だったので、これから毎回そうしようと思いました。プライム会員だもの!!!

 

今年は本当に、長男次男の幼稚園・保育園の入園、新しい仕事に伴う新しい勉強、たくさんの新しい人間関係、その他イベントもろもろ、あとは横浜の友人たちが来てくれたり、楽しいこと、嬉しいが盛りだくさんの一年でした。

 

忙しく楽しくしているうちにあっっというまに一年たって、平成が終わる。

 

振り返ってみると、仕事をやめてこっちに引っ越してきて5年、新しい人間関係や生活の基盤がやっとしっくり馴染みきった、という感じ。

結婚というものもやっと私自身の人格に馴染んできて、新しい苗字にも違和感がなくなった。

 

長男を産んでから育児で過ぎ去った去年までの年月は、本当に子どもの生活密度が濃くて閉塞感いっぱいだったけど、

今年からはやりたいこともたくさんできて、みたい映画もできるだけ見れたし、自分のしたかったことにやっと取り組めて、ほんとに楽しかったです。あと途中からブログをわりと更新できてよかった。やればできる。意志さえあれば。

 

今年1月のブログによれば、2018年の目標は、

復職、ライジングサン、ダイエット−2キロでしたが、復職だけは到達!いえーー!!!ぱふぱふ!!

 

ライジングサン20周年は抽選落ちしていけず!!ブーブー!!ぱふぱふ!!

 

そしてダイエットはなんとプラス2キロ!!ぎょえーーーー!!!!

これには理由があって、仕事してない時は毎日子どもたちと朝から夕方まで動きまくって1日あたり13000歩も平均運動してましたが、それが半分になったのが大きな理由です

!!!!!!2キロ太るの当たり前!!!!!理由は明らか!!あたし今過去最大に太ってる!!!!

 

そして2019年の目標は、

1 ガニ股をなおす

2 ダイエットー3キロ です。

あとは家族の目標として、3 キャンプに最低5回行くこと

 

具体的な計画についてはこちらでたてますので、どうかまた1年よろしくお願いします。

 

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いつものパソコンのスペース。

ここすぐ乱雑になるの悩みなんだけど、悩みは悩みでいいとして、乱雑でもいけるインテリアが目標っちゃ目標です。

 

 

Love is walking hand in hand

連日の体調不良に気分的にも疲れてきたイブの夜。ごほゴホゴホ、私です。

 

なおらない!!風邪が!!!

めちゃくちゃしつこい、まるで私自身のような風邪に辟易してます、とほほ。

まぁしつこい風邪が治らなくて体調がいつまでも不良のままなので、子どもたちとベッドにインした瞬間私が一番先に寝て(8時)、そして一番最後に起きる(7時)という生活を続けているのに快方に向かわない、という話はいいとして、クリスマスイブですね。

 

先ほどサンタを楽しみに待つ子どもたちと寝落ちしてましたが、夫にセッティングのことで起こされたためブログ更新。夜が久しぶり。夜最高。

 

今日はわたしの職場の方々とのクリスマスパーティーに声をかけていただき参加していました。ほんとありがたい。

 

5年前の仕事やめてから、結婚、妊娠、出産、育児、妊娠、出産、育児、を繰り返し、育児中の閉塞感を十分に味わい尽くした身としては、「職場の人とのつきあい」という場が、なんだか解放的で、社会的な気がして、とても嬉しいのです。

 

今日はタコスパティーでしたのでサルサソース持参しました。

 

私大学生のときタコス屋でバイトしてたことあるんですけど、そのとき覚えたサルサソースはのちの人生で意外と役にたっている。

サスサソースの作り方は実に簡単で、昔はハラペーニョ自体を購入する機会が少なかったけど、いまはプライム会員なんて話が早い。ポチッと解決。

 

みなさん喜んでくれてほんとよかったです。女4人もいると準備から後片付けまでささ〜〜〜〜っと終了して迅速明快ですわ。

 

 

土曜日は息子の幼稚園のクリスマス劇(生誕劇)で、

幼児たちがハンドベルでキラキラ星(死ぬほど名曲、名曲中の名曲)を演奏したり、

ちっちゃな年少さんたちが子羊になってイエス様の誕生をお祝いする姿に感涙し、

「うううう、ボヘミアンラプソディーと同じくらい感動した・・・ぐずぐず(鼻水をすする音)」と思った。

 

夫に「ボヘミアンラプソディーくらい感激したね」と言うと、「まぁそうだね」と。

夫はボヘミアンラプソディーにそんなに感激してないことを知っていたので「こいつ」と思いました。 

 

H氏の評価はともかく、年末にボヘミアンラプソディーと息子の生誕劇を見ることできてほんとよかったです。

一気に年末感が高まったけど、今年は仕事も楽しかったし、言うことなし!!!近年で一番充実してた!!!!!最高!!!!サンキューエビバディ!と叫びたい!!!

 

 

夫から私へのクリスマスプレゼントはアマゾンアレクサ。ありがとね。アレクサは従順で親切でもらって嬉しい。

 

 

はぁ、毎日こんなに楽しくて幸せでいいんでしょうか、神さま。

大どんでん返しで辛いことがあるんじゃないでしょうか、それだけはやめてください、神さま。

その分家族や周囲に恩返ししないとなぁ、所得の再分配的な感じで、できるだけ機嫌よくして腹の立つことも水に流して生活しよう。

 

さて、明日も仕事なので、今日はクイーン聴いて、夫にプレゼント渡して寝よっかな。

 

おやすみなさい。みなさまも素敵なクリスマスを。

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キューネ ハラペーニョ370ml

キューネ ハラペーニョ370ml

 

 

 

 

We pray

本日は息子の幼稚園のクリスマス礼拝と、職場の忘年会でした。

 

10時からのお礼拝と18時からの忘年会の間に、お友達親子がうちに遊びに来てくれたのと次男の耳鼻科受診しました。早い話が充実してました。

充実しすぎてて久しぶりに疲れて前髪がぺったりなっちゃった・・・

 

母校の高校のすぐ近くで行われたクリスマス礼拝では、キャンドルサービスなどもある。

子どもたちのかわいい姿とかわいい声で歌う讃美歌に心がスッと浄化されていくの感じ、歌声だけでホロリと涙ぐみました。

声もかわいい、姿もかわいい、かわいい!!すべてかわいい!!!どのこもめちゃめちゃかわいい!!!!

讃美歌+幼稚園児=天使!!!!!

 

天使たちはあらののはてに と もろびとこぞりて を歌っていました。

 

ところでもろびとこぞりて、は

しゅはきませり〜 しゅはきませり〜 しゅは〜あ〜しゅは〜あ〜〜きませ〜り〜 のシュワシュワ〜〜ってところがサイダー連想してめっちゃ好き(どうでもいい)

 

世界中でいまの時期に讃美歌うたう天使たちが大発生してること想像しただけでしあわせな気分になれる。今日は安眠のためそのこと思いだして寝よう。

 

 

 

あとは職場の忘年会で韓国料理屋さんに行きました。

それはどれもこれも「うんまぁ〜〜〜!!!チョンマルマシッソヨォォォォォォォ!!」って叫びたいのをおさえて「おいしいぃぃぃ!」って感じで食べました。毎日来てもいい、ほんと。毎日食べてもいいですよ、まじで。

かぜが治らないので、参鶏湯を3回おかわりして食べた。鍋にはいってる4割は私が食べた気がする。高麗人参は苦かった。

 

 

明日は長男のクリスマス生誕劇。

無宗教家庭で育った私は、キリスト教についてはほぼ初めてで学習している最中ですけども、何かを信仰する気持ちっていうのはとてもいいよね。

とくに幼稚園とかの小さいときにひとつの指針としてあるのはとってもいいと思う。極端じゃなければ。

 

夫は「俺は盆や命日にはお参りしないととかお墓やお寺いかないとって気分になるけど、飼い葉桶でうまれたイエス様のことはよくわからん」と言っていた。盆にお寺やお墓いってお参りするのもちゃんと信仰あるって言うんじゃないの、と言った。

 

人の生き死にを間近でみる仕事をしていたときに、信仰がある人たちの死への捉え方について学ばせてもらったと思う。

苦しくなるとお守りを握りしめたり、祈ったり、苦痛や恐怖の他に、自分を支えてくれる何かがあるのは、とても強い。信仰は強く支えてくれる。

 

 

さて、幼稚園も今日が最後の登園日で1ヶ月の長い冬休みに突入!

今回も半分は仕事だけど、冬休みを堪能しつくしたい。

 

それではおやすみなさい。みなさまも素敵な週末を。

 

 

ニースへ

もう考えてみれば10年前のことだから、どうやって私がイタリアからニース、そしてマルセイユまで行ったのが覚えてないけど、

とにかく私はイタリアから、南仏をめざしたことがある。

 

目指したことがある、なんて書くと大げさな響きなんですが、ただ隣の国なんで普通にイタリアから電車に乗ってガタゴト向かっただけです。

しかも新幹線的なやつなんでガタゴトすらもしないという快適なやつです。

 

2ヶ月間のヨーロッパ周遊をしていた26歳のとき、わたしはフィレンツェでひどいかぜをひいてしまった。

唾液を飲み込むのも困難なくらい咽頭が腫れ上がり、声を出すのもしんどい、身体がしんどいと全体的なオーラというか元気がなくなるので、旅の道連れを探そうとか、片言の英語で誰かと関わろうとか、そんな気分にまったくなれなかったことを覚えている。

 

たまたまフィレンツェのユースで知り合った大学生の男の子と別れた寂しさもあり、毎日体がだるいのでもっさりとしているのももったいないし、元気にならないと行き先も決まらないとか思って、海外旅行保険会社に連絡して、医者を用意してもらった。

 

ココ(咽頭部)がはれている、お薬をだします、とイタリア語と日本がまざったような説明をされたあとお薬を何錠かもらい、それを飲んでなんとかフランスに向かっていた。

 

どんな電車にのったとか、そのときどんなものを食べたとか、そういうことは覚えてないのに受診したときの診療所だとか、医師の顔だとか、銀のシートに入っている薬のことだとか、そんなことばかりうっすら覚えていて、人の記憶に残る出来事というのは、どんなことで選別されているんだろうと、自分のことなのにまるでわからない。

 

とにかくそんな様子で南仏に向かい、なんとかたどりついたニースのホテルで、私は旅の疲れと風邪を癒すために一日中眠っていた。

 

 

ニースは良かった。気候もいいし、街並みもいい。雑貨も素敵だし、のんびり明るくて、暖かくて、雑誌でみるような、本に出てくるようなイメージそのものだった。

 

私は薬でなんとか咽頭の腫れが引いたのを確認して、とぼとぼと散歩にでかけた。

 

たしかシャガールマティスの美術館が近くにあったはず、もうボロボロになった地球の歩き方ヨーロッパで場所を確認して、坂道をせっせと登り、途中庭仕事をしているおじいさんに「ボンジュー」なんて声をかけてもらいながら、美術館に着いた。

 

シャガール美術館に行ったのか、それともマティスの美術館にそれがあったのかもう忘れてしまったけど、とにかくニースで見たものの中で一番心がふるえたのは、あのシャガールのステンドグラス。

 

キラキラと海にいるような深い青で、しんとした音のない教会、治りかけのひどい風邪、徐々に戻ってくる私の元気、友だちも誰もいないで、ただリュックサックとスニーカーとボロボロのTシャツで見た、あの奇跡みたいに綺麗で暖かなステンドグラス。

 

ニースに来て良かったと思った。モナコで遊ぶ服もお金も持ってないけど、これ一人で見に来れただけ、来て良かった。眠り続けたホテルの1室のことはおぼろげだけど、きっと一生忘れないだろうなって思い出が、あの時できてよかった。

 

 

って突然なにって、先ほどまで角田光代さんの「ひそやかな花園」を読んでいて、そのラストシーンの結婚式で、登場人物が自分のヨーロッパ旅行のことを思い出して演説するんだけど、

家にいたら何も始まらない、動きださないと楽しいものには何も出会えない、楽しいこと嬉しいことに出あうためには、自分が行動してみないとわかんない、みたいなところを読んで、私も唐突にこの旅行のことを思い出したのです。鮮やかに。

 

20代の最高の青春時代に、あれ行っておいて良かった。

 

あとから考えて「しておいてよかった」「やってよかった」と言えるかどうかというのは、私の人生のなかで大事な指針な気がする。

仕事や会議や日々の活動でも「してよかった」と思えるように行動したいと日々わりと心がけてます。

 

 

そういえばそれとは全然関係ないんだけども、先ほど激しい腹痛に襲われてトイレに1時間弱こもってました。

 

陣痛と出産を思い出させてくれるような腹痛だったんだけど、自分のダルついた腹をさすりながら「これで緊満あったら救急レベル・・・・」などと置かれた状況を散らしていた。

 

色々と終了してぐったりしてリビングに戻ると、ピーナッツ菓子(H氏の好物)をポリついてたH氏に「だいじょぶぅ?」なんて心配されて、

 

クッションに横になりながらしばし放心したあと、「1回セックスしたくらい体力消耗したわ」と告げた。

 

H氏は5秒くらいポリついたままNetflixの「ナルコス」をみていたけど、半分口をゆるませて「なに、そんなに消耗してんの」と言った。

 

私は「うん、めちゃめちゃしんどかったもん、お腹いたすぎて超疲れた・・・」と言うと、H氏は「いや、そっちじゃなくてさ」と言うのだった。

 

私はH氏にそういうことを言うと「ばかじゃないの」とか叱咤されると思っていたが、意外な反応であった。夫婦で性的なジョーク言うのあんまりないなぁ。というか最近は下ネタあんまりしませんね。若いときは中年の下ネタは生々しくてキモいとか感じてましたが、そういうことなんでしょうか。

 

なにがそういうことなんだっていう。

 

 

さて、今日からはまた司馬遼太郎読む予定。今回は意志を貫き通せるか・・。司馬遼太郎読むのは強い意志が必要なんだよなぁ。

そう思いませんか、思いません。そうですか。

 

 

おやすみなさい。

 

 

余裕

けっこう前になるけど、日本で数年前から行われている子どもの体や環境についての検査のアンケートに回答していたとき、

[1日のうちでお子さんと遊ぶ時間はどのくらいらですか]という質問があった。1時間以上、30分、それより少ない…回答はそんな感じで1つ選ぶようになっていて、

 

わたしは遊ぶ時間…とは…と考えた。

 

 

仕事があるときは朝9時前から家を出て、夕方5時頃に帰宅し、

今は冬でまっくらだからカーテンしめたりストーブに火をいれたり、犬のおしっこシート取り替えたり、

それから2人分の幼稚園道具(お手紙、洗濯もの、オムツ、お弁当箱セットなど)のチェック片付け、

子どもたち腹ペコでおやつ食べたりして、

適当なぱんやらおやつやら食べてるうちに自分の着替え、買い物の荷物片付けなどあり、

そしたら子どもたちがテレビはこれがいいだのあれ観たいだのユーチューブ見てもいいだのスマホに入ってるゲームやりたいだの言ってきて、

はいはいわかったわかったこれでもやってて、よし、お風呂の掃除と準備、ご飯の支度、今日も適当!適当めし!

 

それ全部オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーーーーーーーーー!!!!みたいな感じで、やれ風呂、やれ着替え、あれもう7時!?やれご飯、歯磨き!さて寝るよ!絵本持ってきな!!

 

て感じで、私平日は子どもたちと全然遊んでないんじゃ…ということに気がついた。

 

もちろんカルタや簡単なゲームやお絵かきをして遊ぶこともたまにある。一緒にポケモン見るときだってあるし、レゴを組むことだって。

お母さん、マグフォーマーしてーと頼まれることだってめんどくさいけどどやっている。

しかしそう向き合って遊ぶのはたまのことで、いつものことではない…

 

お風呂やご飯、歯磨きや着替え、そのほかお腹すいたとかウンチ出たとかそういうことでわたしの時間がほとんど消費されていて、子どもたちと遊ぶ時間なんてほんとちょこっと余裕しかないんじゃないか…

 

そもそも常々感じていたことだけど、子どもと大人が遊ぶ、という行為は、もしかしたら一見すごーく簡単なことのようで、難しいことなんじゃないだろうか。

 

子ども時代はすべて子どものものであって、大人になるための準備期間ではない、って本に書いてあったけど、

大人である私たちが正しく楽しく子どもと遊ぶということはもしかしたら看護師が正しい位置に注射したり、正しい方法で浣腸したり身体拭いたり着替えさせたりするようなことなんじゃないか。

それらも専門的知識と訓練ないままやろうとすると、とても大変だし難しい…。

 

保育士さんというのは、もちろんだけど、ただ子どもと遊んでいるわけじゃなくて、専門的な関わりをいつもしていて、だからこそ子どもたちがイキイキと喜んで遊んでくれるように、

子どもたちと遊ぶってことは、わたしが考えているより難しいこと、もちろん料理や片付けの片手間にできるようなことじゃないのかも…ということを考えた。

 

 

なに突然って、オラオラオラの毎日の中で、子ども達と遊ぶ、ということ自体の難易度の高さを意識した、という話です。

いま書き出してみたらもちろんできる余裕全然ないことが明確になったので、余裕あるときは向き合って遊ぶことに集中しようと改心しました。

 

このままではお母さんいつも忙しそうで遊んでもらった記憶ない、という事態になりそう、とほほほ。

 

 

そうして本日は朝早く(4時前)起きたため朝活するぜー!と意気込み、朝からストーブに火をいれて掃除、片付け、風呂、朝食準備をしていたら子どもたちが起床する前にぐったりつかれて、6時半から7時まで朝寝しました。

結局、なにも余裕がない朝に。

 

さて、明日もがんばるぞ。おやすみなさい〜。