Many and Very

いつ死んでもいいように、なるべくがんばって生きたいだけ。

裸足なので足元が寒い、寒いです

ぼけっとしている間に、なんとなく夏はとっくの間に過ぎ去り、気づけば最低気温は1桁の秋っつーか冬っつーか秋に突入してるし、秋と言うことで、秋といえば10月、10月といえば私、そうです、34歳になりました。10月11日誕生日。ハッピーバースデー。

 

誕生日の話は置いといて、最近の気温は夜5度くらい。秋っつーか冬じゃん。これが北海道の秋かよ、冬だろ、寒い。寒いよ。寒いです、シクシク。

 今年は冬具使わないと凍傷になって手術する危険性ある。そのくらい道東の冬は厳しいのだ。どうしよう。なんの靴を買おう。検索しなくっちゃ。

 

相変わらずほしいものを検索して生きている私ですが、 ブログを書き始めたのはどうやら2008年の11月なので、来年で10周年か。結構すごいじゃないの。

あ、いや?今年で丸10年かぁ!そうだよね?そういうことだよね?パチパチ!10年続けてることって自分にはなかなかなかったんだけど、できてよかった。サボってるけどまぁ一応続けてるってことにして。全ブログからこのくっっっっっっっだらないブログと衰退していく私を見てくださって遊びに来てくれてる皆様、ありがとうございます。

 

皆様も同じように10年私と一緒に年を重ねてるんですね。色々あったでしょう、そうですよね。

 

話を誕生日に戻しますと、まぁ戻してもどうということもなく、子供達は幼稚園と一時保育に預けて午前中は来月から始まるバイトのオリエンテーションに出席し、その後夫とお昼ご飯を食べに行き、夜は夫の実家でご飯をご馳走してくれるというので遊びに行き、

そうすると夫は風邪ひいたなんか具合が悪いやばい熱あるかも、といういつものやつが始まり、それを聞いてまたかよなんてなんとなくイライラしながら、そんじゃあ家に帰って早く風呂入れて寝ようよ、何ダラダラしてるんだよって感じで、まぁイライラして家に帰ったら、

 

玄関で夫が花束を抱えて登場し、「U子お誕生日おめでとう」と言ってくれました。

 

私は子供たちを早く風呂に入れて寝かせないととイライラしていたので、花束をもらって「えっ」という感じでちょっと気まずくなり、でもまぁそんなことはしょっちゅうなので純粋に嬉しいままに「ありがとう」と笑顔で答えた、そんな誕生日でした。まぁつまり幸せそうで何より、って話ですわ。

 

可愛い子どもたち、私が専業主婦でも困らない家庭内経済、それなりに裕福で育児に協力的な両実家、浮気しないギャンブルしない酒も飲まない(アレルギー)夫、過去最高に性生活の相性も最高で、誕生日に花もくれるし、もうなんも言うことなし!!!!そう、言うことなし!!!

 

それでも子どもを風呂入れるのを携帯触ってモタモタしてたり歯磨きするのをめんどくさがったりするところを見るとイライラするのはもうどうしようもないです。にんげんだもの

 

 

そいういえば例のバイトのために久しぶりに大学に行ったら、20歳の大学生たちは当たり前だけど暴力的とも言える若いエネルギーを発散しまくっていていて、

あぁ、こう言う人たちと日々接してたらあんまり年取っていかないよなぁと思った。高齢者とばっかり触れ合う人はなんとなくそっちよりに行くんじゃないかなぁと言うことをペンを回しながらオリエンテーションを受けました。

 

 私にもあったあのような無敵のエネルギー。内側からとめどなく湧いてくる謎の自信。それによっていろんなことから守られてる。

 

34歳かぁ。結構大人になったなぁ。

あの無敵ベールもいい感じに亡くなって何にもなれない、実はぜんぜん大したことなかったむき出しの自分になった今、

今年は何にチャレンジしようかな、なんて思いながら、ずっとやってみようと思ってた株始めてみようと思います。

 

何にもなれなかったけど、普通の大人になったわけだから楽しみは増えていかないと!子どもも小さいし、なかなか外に楽しみを見つけるのは環境的に難しいので、今年はインテリアを充実させるのとあとはお金を少しずつ増やしていきたい。

 

この数年間、ぷらぷら散財していたおかげであぶく銭はすっかり使ってしまった。

 

 

長男は9月の誕生日から幼稚園に通い始めて、生まれて初めて幼稚園というものに関わりを持つ。お迎えの車や毎朝のお弁当、配られてくる行事や説明、いろいろなことに目を通しながら、世の中の母さんってこんなことをしてたんだなって思う。

 

 日々成長しています。多分。

足の指の先の方

紅葉がはじまった北海道ですが、夏がもどってきたような夏日の今日。

 

実家で昼寝をしていて、3時過ぎに目覚めた長男と近くのダイソーまで散歩に出かけた(次男は実家の母とお留守番)。

 

家の前の車通りも少ない住宅街の細い道を、息子は歩道、私は車道を歩いていたときのこと。

 

息子は立ち止まって、

「おかあしゃん、く、くるまくるよ、ドンしちゃうよ」とたどたどしく私に言う。

 

私は自分の足元を見て、あ、車道だからか、と一度考えて理解し、

「ほんとだ、お母さんダメだね、こっち歩かないとダメだ」と言って息子と同じ歩道に一段上がった。

彼はまた歩き始めて、そして真剣な顔で私の顔を見て、

「おかあしゃん、ブーブとドンしちゃったら、いたーいってなっちゃって、おかあさんがいないってなっちゃったら、あっくん(息子)悲しいだったら〜〜」と言うのであった。

 

そんなこと思ってるんだなぁ。

小さいのに、いろんなこと考えてるんだなぁ。

お話ししてくれて嬉しい。

いろんなことを、私に伝えてくれて、わたしとても嬉しい。

 

「うん、そうだね。」と私は笑って、いま人生の宝物もらったな、とビルケンの先から出ている自分のネイルがはげた足の指を見て思った。

 

 

 

 

ちなみに今日はついに始めたトイトレの初日で、すでに持っているパンツを2枚、短パンを1枚濡らした彼は、パンツを履かずに出かけたんだけど、

 

さっそくダイソーでウンチもらして肝冷やしました。

 

ブリッって音が鳴った時、「うわっ!!」とかいって自分でも予想以上の大声で叫んでしまった。

 

息子は「ウンチでたよ」と。

うんうん、わかってる、大丈夫だから、とかコソコソ会話してトイレに駆け込んだ。

 

まさかの事態になんの装備もしてなかったんだけど、たまたま立ち寄った子供服のお店でセールになっていた来年用の短パンを購入したため、息子の下半身丸出しにして帰宅する自体は免れた。まじセーフ、という感じ。

 

ついでにそこのお店はかなりリーズナブルな値段で、わりと洋服はかわいいし、

しかもショッパーがビニール袋だったため汚染されたズボンを入れることもできたし大変ラッキー!!!

 

ノーパンだったため床に少しウンチが転がりましたが、きちんと処理してきました。ふぅ。

 

 

独身で子どもなんて未知の生物だったとき、

子持ちの友人に「ゲロとか素手で受け止められるなんてまじすごいね」と言うと、

友人は「嫌だけどそんなこと言ってらんないんだって!!」とか言ってて、

「私はむり!たぶん!!」なんて言ってた自分に「大丈夫だよ、いずれウンチも受け止められるようになるよ」と教えてあげたいです。

 

 

というわけで今日も平凡で平和で元気な素敵な1日でした。

 

 

糖質ダイエットについて

産後の3キロの体重が戻らない。

 

いや、その3キロの体重だって自分が思っている本来の自分からしたら2キロオーバーだ。

 

つまりは5キロオーバーの自分を1年以上も許容してることになっていて、

写真にうつっている自分のまん丸な顔やら丸くなった顎やらズドンとした腹やらを見ては目をうっすらそらしていた。

 

いつかやりたいのいつかは、今やらないとやってこない・・・・

 

やるっていつよ??

 

今でしょ!!!!!!!!!と思って取り組んでます、糖質オフダイエット。

 

 

糖質オフってのは炭水化物をカットするだけではなく、野菜や果物に含まれている糖分をカットする。

 

野菜なら根菜類に加えてトマトやトウモロコシもダメだし、はっきり言って色々困るしめんどくさいのであるが、2週間ほどそのような食生活を続けているとだんだん体が糖を摂取しない状態に慣れてきて、脂肪を燃焼に使えるようになるらしい、というダイエットです。

 

私でいえばだいたい1回食事量に含まれる糖質を、20−30gくらいに制限できるようになんとなく計算してなんとかやってます。

 

はじめの2−3日は禁煙したときみたいに常に食事のことが頭から離れないし、食べても食べてもお腹がすいた感じが抜けないし、

 

ついでに体はだるくて眠くて、午前中は子どもたちにDVDをエンドレスリピートしながらソファでうとうとする始末、

 

これって大丈夫なの!?って感じでしたが、だんだん慣れてきました、本日で6日終了。

 

そしてやる気をみせるために本気のアイテム、FitBitも購入!!!

 

19000円!!!!まじ本気の値段!!!!!!

 

これは万歩計や心拍数の計算の他、食事のカロリー計算や1日の消費量、睡眠パターンなどなども解析してくれる優れもの!モチベーション上げるにはまずは形から!!!

 

ランニングは靴から!ヨガはウェアから!そしてダイエットはFitBitから!!!!!!

 

 

夫に「これかった」と報告すると、

「なに?それ」と当然の反応。

 

「これはこうであーでこうやって使う私の本気、1万9000円だよ!!!」と言うと

「そんなもんに馬鹿高い値段はらってバカじゃないの、たっか!たっかー!!」と驚いている。

 

「うるさいっ、あんたねぇっ、私はいま趣味ないんだっ、無趣味なんだよっ!趣味といえばゾゾタウンをジロジロと夜中にスマホで見るくらいでねぇっ!何か新しいことに取り組んだり考えたりすることはないんだよっ!あんたは釣りだのなんだのに金かけてるけどねぇ!こっちはこれが精一杯なのっ!なのにどうして応援してくれないのかね!?なにさ、バカって!人がせっかく本気になってるっていうのにねぇっ、どうしてがんばれとかね!?いいじゃないそれとかね?言えないのかね、信じられない!!!!!」

 

という内容のことを早口でまくしたてていると、H氏はゲゲゲという顔をして「わかったわかった、わかった、よかったね、がんばってね」とだけいって話を終わらせていた。

 

私はとりあえず「がんばってね」という単語を引き出したことに満足して、今はダイエットに励んでいるところです。

 

ふぅ。

 

何気に驚いたのは今の専業主婦の生活での運動量は不明だったんだけど、意外と1万歩くらい歩いているという事実!

けっこう活動してんじゃん、わたし!!!

 

みなさまも興味あればぜひ。けっきょう面白いしハマります。

 

 

 

男児の母になること

先日息子たちを連れて外で遊んでいるときに、

「次はうちも女の子が欲しいんで、タイミング法で子作りがんばる」とママ友が意気込んでいて、

 

横で聞いていると「次も男だったらまじ落ち込む」とか「男できたらどうしよう〜〜!!女の子産んだらもうほんと安心ですよね〜〜」なんて言うので、

 

「ちょいちょい!男の子ふたりでもけっこういいよ?」と横槍をいれると、

「えーーーっ!!負け惜しみに聞こえるーー!!」とか「うそ〜、全然説得力ないんですけどーーー!!!」と言っていた。

 

「ちょちょちょ、いやいや、ほんとだってば!ちょっとはいいところあるって!!」と私が言い、

その横でもうひとり上も下もうちと同級生の男児を連れているママ友も

「いやいや、ほんとにね、上の子にとっては男の子の兄弟でたくさん遊べると思うし、子どもたちが小さいうちは楽しいだろうなって思うよー!」と言ってる横で、

 

「まぁねぇ」「でも絶対女の子いたほうが楽しいよねぇ!」みたいな話は続いた。

 

長男を妊娠して性別が発覚するまで私も女の子が欲しかったし、次男を妊娠したときも今度こそ女児でありますように、と願った。

 

実際性別が発覚してから落胆するのが怖くて出産するまで性別を聞くことはしなかったし、次男が誕生したときも女の子でなかったことに落ち込んだ。

 

次男を産んでこの一年、周囲からもたくさん言われた。

実母からは「男二人産んだってどうするんだ」とか「体力がありあまって乱暴すぎて将来が怖い」とか「これからの生活はめちゃくちゃ」とか「バーバの体はこわれる」とか、出産おめでとうの言葉よりも「男だったのがーん」だったし、

 

その母は自分の友人たちにも落胆して次男が誕生したことを報告し、

その都度「男の子ふ、た、り、お、め、で、と!」などと嫌味を言われたり、「あーぁ、うちの孫はかわいい女の子ひとりで良かったぁ」なんて言われたという報告を聞かされ、その他にも男兄弟がいかに大変かという情報を散々聞かされた。

 

 

自分でもそう思っていた。

男は成長したらちっとも実家に寄り付かなくなるし、遠くにいってしまって連絡もよこさない。孫ができても嫁の育て方に口は出せないけど娘の子供は気兼ねなく面倒がみれる。

 

女の子は何かと気をつかってくれるから、万が一自分が病気になったときには女の子はお世話してくれて頼りになるし、男なんていたってなんの役にも立たない。

自分たちの老後は寂しいだけだ、やっぱり息子の孫と娘の孫ではかわいさは同じでも気軽さは違う、などと、母が普段から言っているように自分でもそう思っていた。

 

そんな内容のことについて人を変え場所を変え時間を変えて四方から言われて、

はぁ〜・・・とため息をつきながら、ふと私の従来の憂鬱を乗り越える方法を思い出した。

 

そうそう、そうだった、こんな私の悩みごときは、とっくの前に誰かの前に立ちはだかってすでに解決されてるはずだ、こんなときこそヤフー知恵袋と小町で悩み相談チェックしなくっちゃ!

 

私はいつも夫がスマホのゲームばっかりしてて子どもが泣いていても抱っこしてくれない悩みや、夫が風呂も入らず電気もつけっぱなしで寝落ちしてしまうのはどうしたらいいかという悩みや、夫が夜の生活を誘ってくれない悩みなどを先人たちの知恵袋で解決してきたんじゃないか!!!

 

 

そうして夜な夜な検索したら出てくる出てくる男児の母のお悩み相談!!

「二人目も男の子で落胆しています、どうやって乗り越えたか教えてください」「3人目も男の子でどうしたらいいかわかりません、助けてください」「男の子を連れてるとたいへんねぇ〜!たいへんよおぉ〜!かわいそ〜〜!と言われます」という内容の投稿!

「今は男の子産んだら負け組、女の子産んだら勝ち組なんですよ」「たしかに女の子のお母さんのあの私たち勝ち組ですって雰囲気はなんなんでしょうね?」

 

日本の片隅のインターネットの底辺で、私と同じようにこっそりと傷つき、ひっそりと落胆して、何かが手に入らなかった気になっている人たちが固まってごっそり隠れていた。

 

女の子ブーム?

勝ち組?

服がかわいい?

遊びがかわいい?

親の面倒を見る?

 

いろんな同じような悩みを読んでるうちに、心からばかばかしくなってきた。

 

どうして男の子を産んだだけでそんなふうに言われたり感じたりしなくちゃいけないんだ。なんだそりゃ。

男だって女だって自分のために産むんじゃないんだこんちくしょう!

私は女だけど、母のために生まれてきたんじゃ全然ないし、息子たちは私たちのために生まれてきたんじゃないのに!

 

 

男産んだって女産んだって、うちの母親みたいに何も考えないで娘を傷つけたりしたら最低だ。

 

それなのに、生まれてきた次男を見て「女の子が欲しかったのに」なんてこと、

自分の子どもに、そんな自己中心的な気持ちや感情を押し付けていいわけないのに、なんで今まで分からなかったんだろう。最低なのは、私もまったく同じだったのに。

 

私が母に馬鹿げたエゴにまみれた気持ちをぶつけられて傷ついてる分、そう言われて生まれてきた次男に対しても私と同じ気持ちにさせる可能性があるってこと、なんでそういうの分からなかったんだろう。

 

私ってバカだなぁ、ほんと悲しい。こんな風におもってごめん、ごめんなさい。

こんなこともわかってない私でごめん、長男、次男。

 

そして今まで「次は女の子絶対ほしい」とか公言してた自分を恥じた。

誰かに嫌な思いをさせていたらごめんなさい、わたし、全然、わかってなかった。

 

 

 

今の日本で「産み分け」を検索したらほとんどが「女の子希望」がトップに出てきて、婦人科での産み分け指導も9割女の子希望らしい。気持ちはわかる。

 

女の子希望です、将来はご飯行ったりお話したり色々と楽しいし、だいたい親によりそってくれるから、男なんて産んだら嫁に取られてつまらないもん、

なんて言って希望される女の子はそんなこと望んでるかどうか分からないと今はわかる。

 そういう親の何気無く持つ小さな期待が、その子の人生の可能性を潰してしまうことだってあるかもしれないのに。

 

 

とにかく男とか女とか、そんなことは問題なんかじゃないのだ。子どもは親のためにうまれてくるんじゃないのだ。

いかにこどもを肯定してあげられるか、あなたの人生は楽しくて今いる場所が正解なんだよって無条件にしあわせを支えてあげられることが大切なんだ、うんうん、ほんとそう、ほんとそうなんだ。

 

自分が立ってる場所からしか見えない景色は確かにある。

嬉しいことも、悲しいことも、そのほかにも色々たくさん。

 

今までの自分を恥じて、今わたしたちがいる景色から見えるものをしっかりと捕まえようと思った最近の出来事。

 

もう気持ちの終着地点に到達しました。よかった。ほんと。

 

 

 

そういえば糖質オフダイエットはじめました。

 

今年の目標のダイエット、大晦日までになんとか目標到達したいです。

 

 

 

 

 

ビーサンのあと

猛暑だ

 

えっここは熊谷?ってくらい暑い。

 

週間天気予報は月曜日から金曜日まで35度近くある。

今日の気温は36度で、隣町では37度を超えたらしい。ここ、北海道で。

 

冬の気温はマイナス20度を超えることもあるこの場所で、夏の気温が35度とくれば、55度以上の差が起きているわけで、

 

夏から冬へいくらハイテク機械や衣服でカバーするっつたって限界があるじゃないのよ、なんて思いながら毎日ビーサンに短パンで過ごしている。

 

 

暑い。暑いと夏を思い出す。

夏なんだから当たり前なんだけど、夏といったら思い出で、夏といったら失恋で、夏といったらマライアキャリーだ。

 

うだるような暑さの中、朝10時くらいから子どもを噴水がでる公園や、幼稚園のプレクラスに連れていったり、とにかく少しでも早く寝てくれるように思いっきり遊ばせることに死力を尽くし、

昼ごはんを食べさせて一旦昼寝をしたあと、夕方4時前にのそのそと起きる。

 

息子たちはぼけっとした顔でおやつとお茶を食べて、ぼけっとテレビを見ているので、その間にささっと夕飯の下準備をする。

例えば野菜を切って茹でたり、トマトを切って冷やしたり、味噌汁のだしをとって具を煮たり、米をといだりする。

洗濯物をたたんでしまって、ぼけっとしてた子どもたちがしっかり元気になってから、寝汗でベタベタの子どもたちと近所の噴水がでる水場に出かけ、さらっと遊ばせる。

この夏の数日はそんな風に過ごしていた。

 

 

夏がはじまってから、明らかに日焼けした自分の足には、くっきりとビーチサンダルの跡がついている。

 

 

「お前、いいか、ビーサンの跡がくっきりついてるってのが健全な夏の証なんやぞ」

 

 

足首までぬるい水につかりながらその跡をじっと見てるとふと浮かぶ、過去に好きだった人の顔。

 

「それなのにここ数年の俺はなんも日焼けしとらん足元で悔しいことこの上ない」・・・・

 

夏の証かぁ、健全だよねぇ、ほんとくっきりだもん

 

彼がそれを言ってたのはどこだったっけ、あんなにしつこく思い出しては反芻してたのに、もう思い出せなくなってる。

 

 

結婚して4年、長男はもうすぐ3歳になる。

 

まだふとしたときに彼のことを思い出すことがあると言ったときの友人たちの呆れた顔を思い浮かべては、だって勝手に出てくんだからしょーがないじゃん、などと勝手につぶやいてみる。

 

もう好きとか、そういうんじゃ全然ないのにたまに出てくるあの人。

 

海と溶け合う太陽を見るとランボーを思い出すみたいに、

日に焼けた足についたビーサンの跡を見ると彼を思い出す。

 

あんなに毎日誰かのことを考えてたのは人生で色濃い経験だったから、考えてみれば当然といえば当然か。

 

あんなに毎日考えて考えて考えて、考えてもしょーがないことを考え続けて、

 

ってことはもちろんあの頃の私の延長線上にいるのが今のあたしなわけだから、

 

それってもはやその頃の私の一部は勝手に彼ってゆうか、もちろん悲しいくらいに一方通行なんだけれども、でもそういう部分もなきにしもあらずで、

それって男だからなんか既婚の今の私が大声で言うと眉をひそめられそうだけども、でも親の影響をうけたとか、友人の影響をうけたとか、もともと付き合ってた人の影響をうけての今なわけで

 

それって誰もが、もちろん当然そうなわけで、

 

つまりいいたいのは

つまり強調したいのは、だからもしかしたら私がふとしたときに彼のことを思い出したりすることは、たいして特別なことじゃないのかもしれない。

 

 

私を構成するもの、

私を作っているものの中には、

もちろん物質的なものの他に、影響を受けた人々がぎゅうぎゅうと詰まっていて、

 

私のなかにいるいろんな人、

いろんな人の中にいる私、

 

そうやって人は構成されてる。

 

最愛の夫のH氏にも、過去に長い間おつきあいしていた彼女がいて、

もしかしたら長い間付き合っていたわけだから、もちろんふとしたときに思い出すことがあるのかもしれないよねぇ、なんてぬるい風に吹かれながら考えていた夏の夕方。

 

次男は最近よちよちと歩き出し、周囲にあるものなんでも興味があるらしくて活発になってきてさらにかわいらしい

 

長男は毎日体力が爆発していて、飛んだり跳ねたり忙しそうだ。

 

 

私がこうしてめまいするほどの家族の匂いにどっぷり浸ってる日常の中で、香りの違う思い出を思い出すことに小さな罪悪感みたいなものが混ざっていたけど、

もしかしたらそんなこと感じなくてもいいのかもしれない。

 

いろんなことを思っての、私。それも大切な自分だよな、と思った。

 

 

 

 

夏が終わらないうちにいろんなことをやり切らないと、

 毎年毎年そう思うのに、やりきれないままあっという間に過ぎていく夏。

 

 今年はビーサンのあとがますます濃くなる、健全な夏みたいです。

 

 さて、おやすみなさい。

 

かぞく

あれっ、もう7月も中旬じゃないですかぁ!

 

早いですね〜〜〜〜あっという間ですねぇ〜〜〜〜〜〜なんて言っているまにまじでもう7月ってまじか、という感じなくらい早いですね

 

私です、こんばんわ。

 

 

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ほんとかどうか知らないけど、いずれといってもそう遠い未来ではないくらいの未来の東京の気温は、今の屋久島くらいになるって話を聞いて、

 

ええ〜〜???そしたらスーツのサラリーマン絶滅するんじゃないのぉなんて思ってましたが、ほんとかもしれません

 

だって北海道の東の果てに住んでる私たちは最近35度前後の暑さにひぃひぃ言ってるんですもの。

 

あつい、あつすぎる。

息子たちがくっついてくるからさらに暑い。

 

暑いので海にいったり水浴びしたりしてます。

毎日午前中とお昼寝あとの2本立てコース・・・・

ほんとしんどいけど、北海道の夏はお盆過ぎたら大体終了のお知らせがくるので、必死。

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今年は海も行きました。

スイカ割りなどをして楽しんだ。オホーツク海はめっちゃ冷たくてこんなに暑くても泳いでる人ほとんどいません。

 

 

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ついでに建設途中の家。

いまはこれより進んで屋根も壁も窓もついてるところ。

 

 

息子も夫もどっちの両親も元気。

さらに言うと友人たち、さらにその家族も元気だし、みんな笑顔で会うことができる。

 

今が一番幸福な瞬間なのかもなぁってことをなんとなくしみじみ感じた今日の夕方。

 

 

何者でもない自分のことを、最近ちょっと受け入れたくない日がちょろちょろとあったけど、そんなアホなこと考えてないで幸せを噛み締めようと思った。

 

ちいさな子どもの汗の匂い、しめった肌、高い体温、甘えた声、寝息、そう言うの全部ぜんぶ、わたしたち家族の青春なんだよな、たぶん。

 

 

 

ただの近況報告

最近いろんなことがあって疲れてます。ボナセーラ、私です。

 

犬が死んだり、近い人が離婚することになってバタバタしていたりとなんとなく心が落ち着かなくてそわそわしてますが、まあ救いといえば夫婦の仲がいいってことと、息子二人が超絶可愛いってことくらいかなぁ。

 

それで十分なんすけどね。

 

できれば犬ももうちょっと元気でいてほしかったし、近しい人も早めに決着ついてまた平穏な日常を取り戻したいです。

 

 

北海道もやっと、やっと、やっっと、やっっっっっとのことで気温もあがり、短すぎる夏が少しずつやってきた感ある

 

 

家の着工もはじまって、夫は最近木こり化してめっちゃワイルドに日焼けして、暇さえあれば実家の庭で薪割りしてるし、そんな最近です

 

 

げっ長男寝ぼけて泣いてる。

 

やっとブログ書き始めたのになんでかなぁ、はぁ。

 

それではおやすみなさい。また今度。